Dグレは今月号も休載ですって★ミ
なんてエイプリルフールがマジになったらどーしよー。
つーか、他の仕事に血道を上げて連載放置だけは勘弁してほしい…。
待ってる人もいるんです商業ベースの連載を…。
FSSなんて初版本全部捨てたよ待ち過ぎて。
ウトウトとユウの布団で眠っていたら、シャッ!と勢いよく襖が開いた。
目をしょぼしょぼとさせ、有無を言わせないという顔で立っているユウを見上げる。
どうしたのだろう。
「モヤシ、食パン切らしてた。朝飯はご飯と味噌汁だ。」
アレンはがばっ!と勢いよく起き上がり、非難の声を上げた。
「ええぇ~っ!ヤダヤダヤダ!僕はトーストがいいって言ってるじゃん!何で食パン切れてるの?ユウのバカバカバカーっ!」
ニャアニャアとひとしきり喚き、恨めしいという顔でユウを見る。
僕はご飯よりトーストがいいのに…。
何が面白いのか分からないけど、ユウは小さくニヤっとしている。
「おめー、すげー言ってくれるなこのやろう…。」
プイッと背中を向けて、ユウはドスドスと居間の方へ行ってしまった。
「食パン切れてて半泣きすんのおめーくらいだぞきっと。」
バターに砂糖を振ってみたり、美味しいジャムを塗ってみたり、トーストは美味しい朝の楽しみなのに。
僕の朝の楽しみが今日は無いのだ。
子供っぽいとは思うけれど、すごくむくれた顔をしているのが自分でも分かる。
「にいにめぇ~…。」
服を着替えてから居間へ彼を追っていくと、卓袱台の上にはいつもの朝食が乗っている。
ユウな何食わぬ顔をして、僕のトーストに半分だけジャムを塗っていた。
「はっ!お前って本当に食い意地張ってるな。」
鼻で笑われて、今日が4月1日だということに気が付いた。
「ユウのうそつき!僕、本当にガッカリしたんだよ…!」
ベタン!と座布団の上に座って、ユウがトーストに砂糖を散らすのを見ていた。
「おお。半泣きでブンむくれていて面白かった。ほい、できたぞ。」
トン!と皿の上に、トーストが置かれた。
ジャムがたっぷりと贅沢に半分に塗られ、もう半分に砂糖が散らされている。
「…おいしそう。」
「贅沢にしてやったぞ。」
二人で顔を見合わせて、アハハと笑う。
ユウの手が伸びてきて、頭を優しく愛しそうに撫でてくれる。
こうして僕が一番嬉しいご褒美が貰えるなら、エイプリルフールも悪くない。
アレンは心行くまでユウに頭を撫でさせた。
つーか新年度初に「4月で退職します。」と嘘をついてきたお…。
フーンとか流されたお…まー流すわな…('Д')