さーぶーいーッ!('Д'=)
寒いけど何ともしようがないですヒートテック買ってきました。
結局のところ、夏以外は同じ部屋で眠っている。
モヤシは今日も普通に布団を2枚並べていた。
大の成人男子が2人で並んで眠るのだ。
布団の上に座り込んでいるモヤシの傍に行くと彼が顔を上げた。
「にい、今日は夜とっても寒くなるってさ。」
ポンポン、と布団の上に置いてあるパジャマを叩く。
「…今からフリースパジャマかよ…。お前、真冬乗り切れねーぞ。」
意外だが弟は寒がりだ。
じっとパジャマを見つめて考え込んでいる。
ドスッ、と横に座って様子を見守る。
目を丸くして唇を少しだけ尖らせながら、どうしたものかと考えているのだろう。
大きくなってもこんなところは可愛いなあ…。
ちょっとしたことを悩む時、いつも彼はこんな顔をする。
自分の辞書に「可愛い」という言葉など無いと思っていたが、自分の辞書にも存在していたのだ。
栗色の髪の毛が自然に流れている様子に愛しさを感じる。
「んー、やっぱ普通の寝巻きにする。」
我慢することに決めたようだ。
グシャァと栗色の髪の毛を掴み、頭をワシャワシャと撫でて、髪の毛をボサボサにして弄ってみた。
「やめろおぉぉ~…ボサボサじゃんかあー!」
抵抗もせずにボサボサにされて、モヤシはムーッ!とした顔を作る。
抗議しているつもりだろうが、ぜんぜん怖くもないし可愛いくらいだ。
「寒かったら潜り込めばいーだろ。」
モヤシは口をポカーンと開けて、しばらくするとパクッ!と閉じた。
「ウン…そーする。」
大の成人男子が同じ布団で寝るのか…。
寒けりゃ仕方ないからいいか。
ユウは自分が変わったと思うが、これが時の流れだと納得もしていた。
いそいそと綿パジャマに着替える弟を眺めながら、ユウは布団にもぐりこんだ。
マジな話で真冬とかどーしたもんかという…('Д'=)