野菜・米などを「農作物」と言いますが、これらは植物であり生物です。
植物をわれわれ人間と変わらぬ存在、もしくはそれ以上のものと見なし、「人がつくる」のではなく「自ら育つ」もの、人はその手伝いをするのみ・・・これが自然循環農法の基本的考え方です。
この見方に立てば、最小限の労力、ウィークエンド作業で十分農業は可能となるはずです。
W.E.100(ウィークエンド百姓学校)は1999年にはじまり、10年間にわたって2つの実験農場(計3.5ha=35000m2)で野菜・米などの実証栽培と都市住民延べ80名によるシロウト農業の可能性を探ってきました。
農地を隔年で田ー畑ー牧草地と使い回して、連作障害と草の繁殖を抑制しながら、常に微生物の活性化した土づくりを行うことで、野菜・米に好適な生育場がつくられていきます。
その結果、農薬は一切使わず、少量の化成肥料と堆肥もしくはこれらも全く使うことなく、さらに月数回の農作業で十分な収量が得られるという仮説を立証することができました。
「週末自給農」のしくみは、こうした経験に基づいておすすめする「新しい生き方」の提案なのです。
