「ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス」 感想 | self-complacency
- ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)/アスキーメディアワークス
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- 禁断のデスバトルMMO『ソードアート・オンライン』から現実世界に戻ってきたキリト。彼は攻略パートナーであり、想い人でもあるアスナのもとに向かう。しかし、結城明日奈は、あの悪夢のゲームからまだ帰還していなかった。困惑と絶望に包まれるキリト。唯一の手がかりは、鳥篭の中で佇む“妖精姿”のアスナという謎の画像データのみ。どうやら彼女は、高スペックVRMMO“アルヴヘイム・オンライン”というゲーム内に囚われているらしい。キリトはアスナを救うため、飛翔する妖精プレイヤーたちが交錯する“ALO”に飛び込んでいく…!! WEB上でも屈指の人気を誇った『フェアリィ・ダンス』編、スタート。
キリトの活躍によってSAOはクリアされた。キリトは現実世界へと戻ることが出来たのだが、そこで悲しい事実を知る。それはアスナが未だ意識を取り戻していないということだった。
SAO時代の知り合い、エギルに教えられた情報を頼りに、アスナが捕えられているという新たなMMORPG、アルヴヘイム・オンライン<ALO>の世界へと再びキリトは飛びこんでいく――。
ソードアート・オンライン終わっちゃったじゃん!?な一巻の引きから、間に過去編の二巻を挟み、ようやくの続き。なるほど、こう次のゲームを出して行くことで物語は続いていくのか、と思った。
さすがに『ソードアート・オンライン』の世界だけでは無理がありますよね…(笑)
ALOのシステム、世界観がやはり面白いなと。全プレイヤーには体に翅がついており、制限があるものの空を自由に飛ぶことが出来る。このゲームを実際やれたらさぞ気持ちいいんだろうなあ。
スキル制であり、レベルを上げることで強くなることは出来ない。某狩りのゲームみたいな感じですかね。つまりは真に実力が試される世界だと。
キリトは飲み込み早いし、SAOで磨いたスキルがそのまま受け継がれているため、初めから超強い。もはや反則級。
右も左も分からないまま、たまたま通りかかったキリトがサラマンダーに襲われていたリーファを助ける。リーファはキリトに協力すべく、世界樹への道案内役を申し出る。
直葉は現実世界でもゲームの中でも兄(キリト)を好きになってしまうなんて…! 本人はALOのキリトが兄だと気付いていないだけに、ものすごくもどかしい。直葉の活発で健気ところが可愛い。おっぱいおっぱい。
シルフとケットシーの会合を狙うサラマンダー。ALO最強と噂されるサラマンダーの騎士、ユージーンとキリトとの全力の戦いは滾った! キリトさんマジパネェっす…!
シグルドはサラマンダーへと転生させることを条件に、シルフ達を陥れようとするも失敗、そしてシルフ領を追放という…まあ自業自得だな。
二人の領主に詰め寄られてドギマギするキリトがなんか微笑ましかった(笑)
まだ出てきていない種族のキャラは次で出るんだろう。鳥籠から脱出したアスナは無事助かるのか? アスナはキリトと再開することが出来るのか? わたし、気になります!
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