春季終了アニメについて
感想など書いていきます(`・ω・´)
『モーレツ宇宙海賊』
2クールを通して、茉莉香の海賊としての成長が丁寧に描かれていた印象。素人同然の状態から学んでいくのは中々に大変なものがあるよね、うん。
序盤~中盤辺り、電子戦と航海シーンでの専門用語が分からなくて、そこは少し退屈だったかな…(苦笑)
みかこしの演技が良かった。チアキちゃんみたいな強気キャラな香菜も見ていて楽しいな。
海賊達が協力してのグランドクロスとの戦いは熱かった…!
弁天丸のクルーが優秀すぎて。そして茉莉香の父親生きてたんですねー。
劇場版、楽しみにしております。
総評…80点
『這いよれ!ニャル子さん』
原作読んでなかったら訳分からなくて切ってたかも、と思うと読んでおいて
よかった気はする(笑)
アニメ化、充分すぎるほど成功したんじゃないですかね~。
原作と比較して、ハス太や頼子は早く登場。入れ替わり回など順番の変更があったり、オリジナル回があったり。
フラッシュのときは見てなかったので分からないけど、このSAN期では
ヌルヌルと動いていたし、絵も綺麗だった。
ニャル子といえばのあのパロネタをアニメでやるのは大変だったろうな…(笑) スタッフさんお疲れ様です。
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!の顔文字は流行りまくりでちょっとした社会現象レベル。主題歌良かったよね。
ニャル子のフルフォースフォームかっこよかった! そしてあすみん声だからか、原作読んでるときより3割増しくらいで可愛かった。ぐぬぬ。
最終回辺りはほぼオリジナル。最後にシリアスを持ってくるパターンは
つまらなくなる、みたいな意見を多数目にしたけど、個人的には全然悪くなかったです。
真尋の元にみんなが駆けつけて戦うシーン(BGM:黒鋼のストライバー)は
不覚にも感動してしまいました。
毎回30分があっという間だったなぁ。原作の売上もグンと伸びたそうで、何よりです。万太先生良かったね☆
総評…95点
『坂道のアポロン』
もう鳥肌なんてレベルじゃない。アニメというジャンル作品において、ここまでものは中々ないと思えた。1話から最終話まで本当に面白かったです…!
70年代~80年代の世界観は趣があって、しかしながら古っぽさを感じさせない。この落ち着くような雰囲気がたまらないです。
主人公の西見薫が横須賀から九州の高校へと転校してくる所から物語は始まる。学校一の不良とも噂されるクラスメイト、千太郎との屋上入口での出会い。千太郎の幼馴染である律子とも知り合い、ジャズというものを通じて、三人はお互いの中を深め合っていく。
恋模様、登場人物達それぞれのすれ違う想いが見ていてものすごくもどかしい。宗教感が描かれるなど設定も凝っていて、丁寧に作られている作品だなあと感じた。
あとは何といっても見所の演奏シーン! よく動いていて本当にかっこいい…!
特に学園祭でのセッションは盛り上がりが半端なかったです。
それにしても良平くんが出ている作品は面白いのばっかだな~(笑)
原作も買って読んでみたくなりました(*´ω`*)
総評…100点
『つり球』
釣り×SFでどんな話になるのか読めなかったけど、こうなったか~。
主人公のユキは緊張したり感情が高ぶるとヤバイ顔になるし、いきなり転校してきたハルは宇宙人と名乗るしで、序盤からめちゃくちゃ(笑)
今の自分を変えたいと思うユキはハルと共に、新しく出会ったクラスメイトの夏樹に釣りを教わりながら、友情を深め、日常を過ごしていく。
前半は平和な高校生のありふれた(?)日常。しかし後半はいい具合にシリアスにもっていったなぁ。
水を通して人を洗脳する力を持った怪物(宇宙人)を、ユキ達が助け合って釣り上げ、世界は救われる。
その事件の半年後、星に帰ったはずのハルがまた転校してくるという展開は、お約束ではあるけども見ていてほっこりしました。実にいいハッピーエンドでございました。
江の島行きたくなっちゃう。これがご当地アニメの力か…!
総評…85点
『さんかれあ』
謳い文句の通り、本当にゾンビに萌えちゃうラブコメディでした。
ゾンビが大好きという一風変わった趣味を持つ主人公、降谷千紘は亡くなった飼い猫のばーぶを蘇らせるため、廃墟にて薬を調合していた。千紘はそこでたまたま出会った女の子、礼弥と打ち解け仲良くなっていくのだが……。
絵も上手いし僕の好みな感じでした。feelさんさすが!
ゾンビがヒロインというのは新鮮だった。今までそういう物語は知らなかったもので。
礼弥は今季のヒロインの中でも上位の可愛さでしたね。真礼ちゃんやるなー。矢作さんの演じた蘭子も活発系幼馴染な感じで、よかったです。べべべ別におっぱいとか全然見てないしっ!(汗)
なんだかまだ続きそうな終わり方だった気が。原作買って読めってことですねわかります。
総評…85点
『夏色キセキ』
夏海は部活に顔を出さない紗季に対して不満を抱き、そのいざこざから喧嘩をしてしまう。そして知ることになる紗季の転校という事実。
優香と凛子は二人を仲直りさせるべく、思い出の場所である『御石様』に呼び出す。幼少期と同じように御石様に願掛けをすると、四人の願いどおり本当に身体が宙に浮き、空を飛んでしまった。その後も御石様は願いを聞き届け、四人に不可思議な奇跡を起こすようになる。
爽やかで見ていて元気の出るアニメでした。青春っていいですね~(*´ω`*)
描かれているのは夏海、紗季、優香、凛子の四人の日常。そこから仲の良さが存分に伝わってきました。この四人のことが純粋に羨ましいなぁと思う。
小さな奇跡から大きな奇跡まで様々ありました。くっついたり、中身が入れ替わったり、姿が消えたり等々。
ラスト二話にかけての話が特に良かったなあ。終わらない夏休みならと遊びも満喫し、それを思い出にするために『御石様』の力と別れを決意する。
四人の友情はたとえ離れ離れになっても消えたりしないんだろうな。なんだか見終えてあったかい気持ちになりました。
メイン四人は安定のスフィアさん。その他のキャストも勿体無いくらいに豪華だった(笑) ただ、作画が不安定だった所が唯一気になったかなあ…
自分にはなかったから、青春モノは眩しく感じるのかしら。何はともあれ夏キセ、面白かったです。
総評…90点