「ゴールデンタイム外伝 二次元くんスペシャル」 感想 | self-complacency

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ライトノベルの感想を書いてました。

ゴールデンタイム外伝―二次元くんスペシャル (電撃文庫 た 20-20)/アスキー・メディアワークス
¥599
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三次元に絶望した男、二次元君の心の彷徨を見よ!
竹宮ゆゆこが贈る青春ラブコメ!
三次元に絶望した男──その名も二次元くん。本名は佐藤。大学一年生。
大学でも三次元の女は完全スルー、脳内嫁(名前はVJ。セーラー服で日本刀を持って戦う14歳。好きな食べ物はチョイス)との対話や自作小説の執筆に明け暮れていた。
そんな彼へ三次元からの刺客が現れる。
中学時代の後輩──魔性の秋。雰囲気のある美少女で、思わせぶりな微妙すぎる距離感をもって接してくる。
大学の同級生──同人戦士・愛可。二次元に生きる者同士の共感を武器に二次元くんに迫りくる。
さらには天然チャラ男の友人・江別までもがハーレム合コンを武器に揺さぶりをかけてくる。
はたして二次元くんは二次元への想いを貫けるのか!? 心の彷徨を鮮やかに描く二次元叙情巨編!
 
二次元くんの気持ちが痛いほど分かる。自分が傷つくのが、今の関係が壊れてしまうのが怖い。誰だって思うことでしょう。
姉の舞、一つ下の後輩である秋、同級生の愛可。彼女達の存在は隆哉にとって大きかったはず。自分の在り方に迷いつつ葛藤する二次元くんは、見ていて思わず応援してあげたくなった。
登場人物達の人間関係、恋愛模様、行動を見ていると、共感したり心の傷が抉られたりする。
隆哉が秋との関係を修復出来て良かったなぁと。あんな可愛い子滅多にいないだろ! でもリアルで自分がその状況だったとしたら、会話もまともに出来ない気がする……(白目 秋のミステリアスな感じ、嫌いじゃないよぺろぺろ。そして頑張れ!二次元くん(`・ω・´)
それにしても「さっ、さっ、すっ、すぽっ」っていう表現が秀逸すぎたw 「下の花的な意味で」に並ぶしょうもなさだけど(笑)
読み終わるの勿体無くて読み進めるの躊躇ったレベル。おかげで読み終えるのに五日以上かかった。
今回も大変面白かったです…! 5巻も早く読みたいな~。