こんにちは。

「未来を変える心理学」心理コンサルタントの佐藤由美子です。

 

アメブロ公式ブロガーになってから、もうすぐで2週間になります。

読んでいただいている皆さま、ありがとうございます!

(インスタでは、アメブロ記事をアナザーストーリーで発信しています。なぜか、オネエキャラになっています笑。記事最後のインスタボタンを押すと飛べます)

 

私は昨年からずっと「原点に還る」ことを意識していました。

以前も記事にしましたが、それは「未来の記憶」を知っていた感覚です。

 

 

 

私にとって「原点に還る」とはどういうことなのか?

それは、14年前、全くのゼロから、ブログを書き始め、1つ1つの記事に想いを込めて書いていたあの日々に還るということです。

 

あの頃は、何もなかったけれども、未来が余白だらけでした。

真っ白なキャンバスに、自由に人生をクリエイトしていく感覚が日々ありました。

 

その一方で、不安ももちろんありました。

新しいことを始めるときは、誰にとっても「未知」であり、不安があるのは当然だと思います。

 

当時の私は、ロースクールを卒業したてで、

法律家に向いていないことをようやく認めきったところでした。

 

そこに至るまでの期間は「1週間」でした。

文字通り、朝から晩まで、パソコンに向かい、自分の人生の振り返りを打ち込んでいましたね~。

 

残念ながら、もうその資料はないのですが(パソコンが壊れてそのままです💦)、

文字数にすると、1日に最低5万字くらいは打ち込んでいました(笑)。

 

もちろん、綺麗な文章を書くのではなく、

頭に浮かんだことを全部そのまま、ジャッジを加えずにワードに打っていたのです。

(暇人かっ!!)

 

 

言葉にすることで過去から卒業する

 

おそらく、そのくらい朝から晩まで没頭しないと、私は「過去を卒業」できなかったのではないかと思います。

 

その作業を開始する直前まで、

私は未来に絶望していました。

もちろん、過去にも。

そして、現在にも。

 

お金はない。

でも、時間だけはある。

パソコンもある。

 

もう、書くしかないっ!!

 

そして、私は朝から晩まで、頭の中、心の中を文字にして打ち続けたのです。

睡眠もほとんどとりませんでした。

寝られなかったのです。

 

1日に平均3時間ほどしか寝ずに、あとはひたすら、本当にひたすらパソコンに向かい続けました。

 

人間は1日に6万回思考すると言われています。

今考えると、それを全部、文字化したようなものだったと思います。

 

そして、今ならわかるのですが、あれは後に私が「10秒スイッチ」と名前をつけたメソッドの真髄に近づくものでした。

 

10秒スイッチの基礎知識は『シンクロちゃん』か『うまくいきそうでいかない理由』に書いてあります。

 

 

1日に思考する全てをずっと言語化し続けたからこそ、掴んだ「ある感覚」。

あれこそが10秒スイッチの真髄でした。

 

書きながら、自分の過去が蘇ってきました。

なぜ、あんなことをしてしまったのだろう?

後悔の気持ちが沸いてきます。

あれをやったけれども、何もならなかったではないか?

自分を責める気持ちが沸いてきます。

 

すべてを言語化していきました。

そして、法律は向いていないんだ、ということも認めきることができました。

 

数日続けていくうちに、不思議な感覚になってきました。

最初は、後悔や責める気持ちしか沸いてこなかったのに、それを言葉にして出し切ると、奥にしまい込まれた扉の鍵が開いた感覚になったのです。

 

闇しかないと思っていた、底なし沼の奥底から、

突然、光が射し込んできた感覚です。

 

 

未来は自由に創れるという感覚が沸いてきた

 

たぶん、ですが。

私はあの時「自分の生きる意味(存在理由)」の扉を開いたのではないかと思います。

 

その扉を開くと、なぜか「未来は創れる」という感覚が沸いてきました。

とはいえ、どう創るかはわかりません。

 

ただ、その瞬間から、私の意識は過去ではなく「未来」に向かい始めました。

そこから、「未来」に何をするのかのヒントを探すために、過去に得意だったことを書き始めました。

 

それらを出し切った後、「で、未来はどうなっていたい?」と、自分に問いかけました。

 

その日は、

朝から晩までパソコンに向かい続けて、ちょうど7日目の日でした。

 

「パソコン一つで日本全国どこでも回れるような状態になりたい」

 

でも、どうやって?

「書くことで」

 

「書く」という選択肢しかありませんでした。

 

今までバイトでしか、お金を稼いだことがない私。

でも、直近で一番楽しかったバイトは、

ロースクールの予備校で小論文を教えるバイトでした。

 

私はロースクール1期生だったので、過去問があまりない状態でした。

なので、自分で色々なロースクールの問題を集めて、それらを分析して、それを体系化するのが、とても楽しかったのです。

 

時給5000円でしたが、準備時間が途方もなくかかり、実際の時給は100円くらいだったと思います(笑)。

 

また、ロースクール時代は、エッセイを書いて、少額ですがお金をいただいていました。

 

3年間、「書く」ことでお金を稼いでいたので、「書く」しかない。

そう思ったのです。

 

そこから、私は毎日、ブログを書くことになりました。

1週間、人生を振り返り、朝から晩まで書き続けた結論は「書くことで自由を得る」。

 

その「選択」をしたあの時の過去の私に後悔させたくない。

そう、「選択をした過去の私」のために、

そして「書くことで自由を得ている未来の私」のために、

 

私はその日を境に、ブログを書き続けたのです。

そして、毎日毎日、「ブログを書くと決めた私」に、「今日の進捗」や「未来の展望」を伝え続けました。

 

1週間、1日に5万字以上書き続けた時に掴んだ「あの感覚」が、ここで役に立ちました。

「源」に繋がっている不思議な感覚なのです。

絶対的な安心感、と言ってもいいかもしれません。

 

そして、過去からも未来からも応援されている感覚が、次第に「立体的」になっていきました。

 

 

そこから、不思議なシンクロンシティが多発し始め、

約1年後、私は未経験なのに、カウンセラーとしてデビューし、潜在意識のセミナー講師として稼げるようになっていました。

 

あれから13年経ち、今に至ります(はしょりすぎ笑)。

 

ネガティブな言葉を使っても未来は創れる

 

14年前に、1週間向き合って言語化したことが、ずっと実現し続けている。

一時の達成ではなく、長く長く続いている。

 

その秘訣は「自分の存在理由の扉を開いたから」だと思います。

そして、それは書き続けることで辿り着けました。

一心不乱に、余計なことを考えずに、書き続けたからこそ、だと思います。

 

自分の何気ない心の声を全部拾い上げていく作業。

そのプロセスがきっと大事だったのだと思います。

 

「言葉が未来を創る」

 

私の経験から、それは間違いないと思います。

ただ、それは「綺麗な言葉を使う」「ネガティブなことを言ってはいけない」

という表面的なことではなく、

言葉を使って自分自身を掘り下げて掘り下げて、辿りつく境地。

 

「自分と言葉を一致させる」

 

ここを体感してこそ、「言葉が未来を創る」が心底理解できるのではないかと思います。

この領域になると、発する言葉にエネルギーが宿るのですよね。

結果的に、ビジネスがうまくいったり、人間関係がうまくいきます。

 

(その土台を扱うのが、「劇場型ライティング講座」です。

2期の募集は10月頃の予定です)

 

14年前のあの領域にもう一度戻りたい。

それが私の「原点に還る」という意味です。

 

それがアメブロ公式ブロガーのお話しをいただき、実現しました。

ありがたいことです、ほんと。

 

このブログは、そんな気持ちで書いていきたいと思っています。

では、次回の記事でお会いしましょう。

 

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台風 佐藤由美子