オバマ米大統領が金融規制強化を訴え「歴史を繰り返してはならない」MSN産経ニュースからです。
歴史は繰り返すようですね。一生懸命規制を強化して問題を深刻化させ長引かせていますね。大統領は変わっても世界皇帝は変わってないので仕方ないのでしょうね。
真の自由競争社会になると、社会が間違った方向に進むのを社会自体がすぐに気付いて修正できる力を発揮できるようになるのです。現在のような見せかけだけの自由競争では問題は次々に発生してしまうのを止める力は無いのです。
まるで人間の身体に効果的な正統カイロプラクティックChiropracticと同じですよね。健全な身体、健全な社会はそれ自体に本来の力が備わっていて、その本来の力が発揮できる状態なのです。その本来の力を発揮できる状態にある場合は健全で、その本来の力を発揮できない状態は不健全なのです。
オイラは健全な身体、健全な社会を求めます。
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オバマ米大統領が金融規制強化を訴え「歴史を繰り返してはならない」 (1/2ページ)
2009.9.15 01:30
このニュースのトピックス:米国
14日、ニューヨークで演説するオバマ米大統領
【ワシントン=渡辺浩生】オバマ米大統領は14日午後(日本時間15日未明)、世界的な金融危機の引き金となった米証券大手リーマン・ブラザーズの破綻(はたん)から1年を迎えるにあたり、ニューヨークで演説した。大統領は「歴史を繰り返すことを許してはならない」と述べ、金融危機の再発を阻止するために金融機関の監督強化が急務だとして、議会に提出した金融規制改革法案を年内に可決するよう呼びかけた。
大統領は、ウォール街のフェデラル・ホールで政権の経済顧問や議員、金融機関首脳らの前で演説。政府が導入した一連の危機対応策によって、低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題が表面化してから「2年間の嵐が収まり始めていると確信できる」と強調。政府介入の結果、金融システムは「正常な状態に戻り始めている」として、金融安定化策の一部を緩める方針を明らかにした。
その一方で、金融界には「リーマンと金融危機の教訓を学ばずに、無視しようとする」傾向があるとし、今回の危機の背景にある、短期の利益や高額な賞与を追求した無謀な行動に金融機関が再び陥る危険性を指摘。再発防止のために金融規制改革を早期に実現するよう訴えた。
金融規制改革法案は、システミックリスク(連鎖破綻の危険)を引き起こす恐れのある全金融持ち株会社の監督をFRB(米連邦準備制度理事会)に一元化。OTC(店頭公開)のデリバティブ(金融派生商品)市場に包括的な規制を導入し、消費者金融保護庁を新設することなどが柱。
しかし、金融界が規制強化に抵抗し、一部当局者もFRBの権限強化に難色を示して法案審議に遅れが出ている。FRB内の一部にも「物価の安定を維持する金融政策運営という本来の任務に支障が生じる」という懸念がある。大統領は演説で「われわれは大規模な金融機関を規制するための責任を明確にする」と述べ、審議の加速を促した。
今月24、25の両日には、米ピッツバーグで主要20カ国・地域(G20)の金融サミット(首脳会議)が開催される。議長を務めるオバマ大統領は、バブルの温床となった世界的な不均衡の是正に向けた国際協調行動の必要性を訴えた。
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