カイロプラクティックchiropracticはネイティビズムnativismの上に成り立っています。
このネイティビズムnativismという考え方が大切なのです。その反対がビヘイビアリズムbehaviorismという考え方があります。
ネイティビズムnativismは固有主義あるいは、生来主義とこの国の言葉で言えるようです。ビヘイビアリズムbehaviorismは行動主義とこの国の言葉で言えるようです。
これらは副島隆彦さんの学問道場から学びました。
お医者さんはビヘイビアリズムbehaviorismですね。病気はお薬や手術で治せるという考え方の上に成り立っていますね。
カイロプラクティックchiropracticはネイティビズムnativismですから、病気は治せない。治る病気は自分の力で治すという考え方です。
ここで病気というものを、どうとらえるかに問題もあると思います。
病気にある日突然なると考えるのか、日々の積み重ねで病気になると考えるかによってまったく違う物になるでしょう。
ここでは外傷ははぶきますね。外傷は、切り傷や火傷など刃物や熱によるものだったり突然の事故によって体に傷害を受ける事ですから、それらは瞬間的なことですよね。中には、外傷が引き金になって、様々な症状が連鎖的に引き起こされる事もあるのですが。
身近な風邪を考えてみましょう。風邪を引いた事が無い人はいないと思いますからね。人によって、症状は様々ですが鼻が出たり、熱が出たり、喉が痛かったり、背中が痛くなったりしますよね。
風邪の症状で多いのがウイルスvirusによるものですね。この症状は大抵はウイルスvirusに感染してから、そのウイルスvirusが体内で増殖してしまってから免疫反応が起こる事で自覚されるのですよね。
自覚症状がわかった時に風邪と考えるのか、ウイルスvirusに感染した時から風邪と考えるのかといった問題に例えられます。
次にあげるのは、また身近なガンですね。亡くなる人も多いのですが、誰でも体内にガン細胞は毎日発生しているのです。正常に免疫機能が働いている人はガン細胞が生まれるとすぐにガン細胞を破壊して、ガン細胞を増殖させませんから問題ないのです。
免疫機能が上手に機能しなくなるとガン細胞が増殖してしまいます。そうなると、問題が起こることもあります。悪性と良性のガンがあるからですね。もちろん悪性が問題を起こします。どうしてガン細胞が発生するかは諸説ありますね。オイラは寄生虫説が気になります。
いつから病気だと考えますか?
カイロプラクティックchiropracticでは、病気をディス イーズdiseaseと言います。普通はディジーズと発音しますよね。カイロプラクティックchiropracticではdis easyのことなのです。やさしいことにあらずと直訳になります。普段はやさしく行えていることが、やさしくできなくなってしまったことを病気と考えているのです。
風邪の場合ですと、風邪の症状を引き起こすウイルスvirusに感染して正常に免疫反応が働くと発熱することでこのウイルスvirusを殺してしまいます。もちろん風邪の症状を引き起こすウイルスvirusに対する抗体も免疫機能が働いて体内で作り出します。この抗体は1年ほど効力を発揮するようです。年中風邪を引く人はもちろん免疫が低下していると言えますが、何年もまったく風邪を引かないという人も免疫が低下していると言えます。
もっとも免疫が高いといえる人は、1年に1度は風邪の症状が出て、しっかり発熱してから症状がなくなる人ですね。
ですから、体にはしっかりと風邪の症状を引き起こすようなウイルスvirusにはしっかりとした免疫が備わっているのです。その免疫がしっかり働くと、風邪の症状は無くなりますね。自分の体が体に取ってやさしいことをして治したのです。