同志の皆さまこんにちは!
良いママの仮面をかぶっている女たちのリーダー、ふせけいこです。

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不登校シリーズもあとわずかとなりました。今日は、不登校と夫婦仲の関係について。

 

 

今日の内容は、夫婦仲が険悪なわけではないけれど、ワンオペ育児中だったり、ご主人との会話が業務連絡的な感じだったりすることが多い方におすすめです。

 

 

ちなみにわが家も平日はほぼワンオペ育児ですし、夫婦で気持ちレベルのコミュニケーションをする感じではありませんでした。今もそこまで密ではないなぁということをお伝えしておきますね。

 

 

と、ここまで書いても尚、私はどんな風にしたためようかと書いては消しをくり返しています。ドキッとしたりグサグサ刺さったりしたらごめんなさい!最後の方に対処法を書いておきますね。

 

 

 

  夫婦仲はどうですか?

 

 

えっとですね、一般的に言われることなんですが、私たちは夫婦仲が上手くいっていなかったり夫との関りが希薄な場合、子どもとの関りを強めたくなる傾向があります。

 

 

夫がハードワークなどで家庭に意識が向かなかったり、子育てに理解が足りなかったり、浮気中・別居中だったり、単身赴任中だったりすると、妻としては寂しいですし怒りもこみ上げてくることと思います。そのほかにもネガティブな気持ちが頭の中で渦巻くことも多々あるのではないでしょうか。

 

 

それってつらい状況ですよね。日々の暮らしがある中でそのつらさに目を向けるのはしんどいので、私たちは自分の心を守るために無意識に矛先を子どもに向けて意識をそらすということをしたくなります。

 

 

そうすると、ついついわが子に過剰に関わったり、見守っているつもりが監視になったり、子どもの問題を自分の問題のようにとらえてしまいがちになるんですね。これが過干渉や母子癒着に繋がります(場合によっては子どもに夫の役割を担わせてしまうこともあります。そして夫はATMになるという・・・)

 

 

ちなみに過干渉や母子癒着がよろしくないのは、ざっくり言うと子どもが自分らしくいられないからです。過干渉というのは、子どもの代わりに親が考えて意思決定をします。母子癒着は、二人羽織をしているイメージです。不自由ですし窮屈ですし、なんだかストレスたまると思いません?

 

 

もちろん子どもも自分で考えることを放棄してしまえば、意思決定やもろもろのお膳立てをママがしてくれるので楽ではありますが、大人になってから弊害が生じます。

 

 

例えば主体的に仕事に取り組むことができないとか、恋愛や結婚をするときに自分基準ではなく親基準で相手を選んでしまいうまくいかないとか。「親が敷いたレールを歩いてきたので、気づけば自分のやりたいことや、自分の気持ちすら分かりません」とカウンセリングにいらっしゃる方もいらっしゃるんですね。

 

 

今の子どもとの関りが子どもの将来にそんな風に影響するなんて!ちょっとドキっとしてしまいますよね。

 

 

そんなわけで、まずは現在地を知ることが肝要かと思いますので、子どもとの距離が近い場合の特徴をあげてみました。

 

 

・子どもを置いて自分だけで外出するのは気が引ける

 

・子どもがご機嫌だと自分の気分も良いが、子どもが不機嫌だと自分の気持ちも下がる

 

・不機嫌な子どもをなんとかご機嫌に戻したくなる

 

・「こんなママでゴメン」と自分を責めてしまう

 

・ゲームやスマホなど、自分の気に入らないことを子どもがしているとイライラする

 

・子どもが学校に行けないことを、自分の悩みのように感じてしまう

 

・夫のことは諦めており、人肌のATMくらいに思っている

 

 

ひとつでも当てはまった場合は、良い悪いをジャッジする必要はありませんので、あぁ、今の私は子どもとの心理的な距離が近いのかもしれないなぁと現在地を把握しておくと良いかもしれませんね。

 

 

 

  わが子と心理的な距離が近すぎる時の対処法

 

 

じゃぁどうしたらいいの⁉という方向けに対処法をしたためます。

 

 

まずは、自分と子どもとの間に境界線を引いてみることがおすすめです。

 

 

ほとんどの方がわが子とはお腹の中からのお付き合いだったと思います。自らの血肉を分け与え、一心同体だった約10ヶ月。出産後も寝食を共にして密度の濃い時間を過ごしてきたのではないでしょうか。

 

 

「●●ちゃん」と子どもの名前を呼ばれては「はい!」と自らが返事をしたり、ものをもらえば「ありがとうございます。よかったねー、嬉しいねー」と子どもの代わりにお礼を言ったり模範的な感情を代弁したり。

 

 

こんな年月を過ごしてくれば、私と子どもが混ぜこぜになってしまうことも無理のないことだと思います。でもせっかくですから、このタイミングで「私は私、子どもは子ども」とわが子との関係に境界線を引いてみましょう。心理的な母子分離というやつです。

 

 

ちょっと寂しいような心細いような感覚があるかもしれません。やっぱりこっちの方が居心地が良いと感じてまたくっつきたくなるかもしれません。

 

 

でも、ここが心を鬼にするポイントですぞ。

 

 

まずは、主語を明確にすることを意識します。日本語は主語がなくても伝わる言語ですが、あえて「私は」「●●ちゃんは、●●君は」という風に主語をつけます。私と、この子を分けて考えるイメージですね。

 

 

それから、涙がポロリと落ちてしまうかもしれませんが、もしよかったら「私は私、子どもは子ども」と何度も唱えてみてください。

 

 

これは2人の間に境界線を引くためのアファメーション。肯定的な言葉にをくり返し自分が唱えて自分に聞かせてあげることによって、理想の状況を引き寄せてくれます。


私のカウンセリングで多くのママさんに唱えてもらっています。全文はこちら。ぜひ、声に出して唱えてみてください。「子ども」の部分をお子さんのお名前にしてみたり、夫や母などに置き換えてみるのも良いかもしれないですね。
 

 

私は私、子どもは子ども。

 

子どもは、私の思い通りにならなくても幸せになれる。

 

私は、子どもがどうなろうとも幸せになれる。

 

私は子どもの選択を支持するし、その生き方を尊重する。

 

私は私、子どもは子ども。

 


 

ちなみに、この元ネタは師匠根本裕幸の通称親子本『子どもの将来は親の自己肯定感で決まる』実務教育出版の166ページにあります。これね、みんなでわちゃわちゃシェアすると理解が深まるので、今年もどこかのタイミングで読書会を開きたいなぁと思っとります♪


 

 

 

  まずはママ自身が幸せになる

 

 

次の対処法が、意外かもしれませんが、まずはママ自身が幸せになるということです。

 

 

たとえば、毎月口座に2,000万円振り込まれていて経済的にも安泰だし、体も軽いしお肌もツヤツヤで、人間関係も良好だし、何を食べても美味しいし気分もいいし、私ってばめっちゃ幸せ!毎日笑いが止まらないわーという状況だったとしたら。

 

 

お子さんが不登校になったとして、あなたは今と同じ関わり方をすると思いますか?

 

 

ビルの1階から見る景色と20階から見る眺望が異なるように、どんな感情の階層にいるかによって、不登校にたいしての印象や関わり方も変わってくると思います。

 

 

例えば、道でおばあちゃんに「あのー、すみません、えっと、はて?なんていったかな?あー、ほらコーヒーを飲むあのお店、えっと、ス、ス、スターバックス?はどこにありますか?うちの息子と約束したんですけどね、私はじめてなもんでよくわからなくて」みたいな感じでスタバの場所を聞かれたとします。

 

 

あなたが「ランチ♪待ち合わせまで時間があるからどっかでヒマつぶししよっかなー」と思っているときと、「ヤ、ヤバイ!!漏れる、マジでヤバイ!このままだと人としての尊厳が!!!」と可及的速やかにトイレの個室に籠りたいときと、同じ対応ができそうですか?やっぱり態度や声色などからダダ洩れてくる鬼気迫るものは隠しきれないと思うんですよね。

 

 

幸せな状況は心に余裕をつくりますけれども、心に余裕があるのとないのとでは醸し出すものが変わってきます。そして人は、相手が醸し出すものから影響を受けるんですね。

 

 

ということで、心に余裕をつくるべく、まずはママが幸せになれることを探すことがおすすめです。

 

 

小さなことで大丈夫です。

 

 

例えば、気の置けない友達とお茶をするとか、行ってみたかったお店でランチをするとか、好きなチョコレートを食べる、映画を見に行く、ひとりでボーっとする、マッサージを受ける、お風呂にひとりでのんびりと浸かる、好きな音楽を聴くなどなど。

 

 

日常で、ホッとしたり笑顔になれることを自分に許してあげるんですね。これだけで呼吸も深くなりますし、血の巡りも変わってきますので、体もリラックスモードになります。そうすると、表情筋や声帯も緩みますので、笑顔や声のトーンも自然と穏やかなものになっていくという寸法です。相手に与える印象、違いますでしょ?

 

 

え?夫との関係は改善した方がいいかって?

 

 

もし改善したければチャレンジしてみるのも良いかもしれないですね。お子さんの健全な成長にとって夫婦仲が良いに越したことはありませんので、そこにコミットする余裕があればぜひ。

 

 

でも、ちょっと今の状況でいっぱいいっぱいということであれば、まずはご自身に小さな幸せを許すことをされてみてくださいませ。自分がご機嫌になっていくと、醸し出すものが変わって、それが家族に伝染していきます。それだけでも、夫婦関係は穏やかなものに変化していくのではないでしょうか。

 

 

レンジでチン♪のようにすぐにわかる変化ではありませんが、数か月続けることによって状況が変わっていきますし何より自分が楽になっていきます。

 

 

そんな風に、ママが幸せになっていくと、子どもは「ママはもう大丈夫そうだな」と安心して不登校のフェーズから抜け出て行ったりするんですね。

 

 

はい?って思いました?思いますよね。私もスピリチュアルだよねー、と思いますけど、そうなんです。

 

 

このお話は、次のブログにしたためたいと思います。

 

 

ちょっと勇気を出してみようかなというあなたは、ぜひとも30分の無料個別相談会をご活用ください。聴いてもらうだけで気持ちが楽になる経験と、ご自身の現在地が分かります。ふせけいことマンツーマンで今の状況が少しでも状況が良くなる作戦を立てましょう。

ご希望の方はLINEから【個別相談】とメッセージをお送りください。お待ちしております!

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