同志の皆さまこんにちは!
良いママの仮面をかぶっている女たちのリーダー、ふせけいこです。

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先日のブログで”不登校とは、とてもシンプルに表現すると「疲れたから休む」の状態”“子どもの心の状態が健康であれば←ここ重要そのうち何らかの動きを見せます。”とお伝えしました。最近の「見守りましょう」という不登校の風潮も、そのあたりがベースにあるのかなと個人的には思っています。

 

 

ここで言う見守るとは、子どもの自己治癒を待つというスタンス。私たちの心や体には自己治癒能力がありますので、その力を信頼して子どもの変化を待つということですね。



ただですね、場合によっては「見守る」だけでは解決しない場合があります

 

 

それは、子どもの自己肯定感が著しく下がっている場合。

 

 

自己肯定感とは分かりやすく言うと「自分は大切な存在だ」「自分はそのままで愛されている」「自分は生きているだけで価値がある」と思える気持ちのことです。

 


自己肯定感がある程度高い状態だと、つらい出来事があったとしても傷が浅く済んだり、回復が速まったり、自分の安全圏まで距離をとることができます。

 

 

ドラクエなんかのロープレに例えると、自己肯定感が高いと、守備力・回復力・危機回避力・運がアップするんですね。逆に、自己肯定感が著しく下がっている場合は、毒の呪文を受けたような状態。動くたびにHP(ライフゲージ)が減っていきます。

 

 

自己肯定感が低いときの特徴は、「どうせ私なんか・・・」「生きていてもどうしようもない」「私のせいでごめんなさい」という言葉を口にすることが増えたり、些細なことでキレたり、訳もなく涙を流したり、表情が曇って笑顔がなくなっていったりします。心と体は繫がっていますので頭痛・腹痛、食欲不振、睡眠障害、動悸や体力低下などの身体症状が出ることもあります。言語化が得意な子どもの場合は、不安感や無力感や絶望を訴えてくることもあるかもしれません。

 

 

この場合は自己治癒力での回復が追い付きませんし、そもそも守備力・回復力・危機回避力・運も下がっているので、誰かが回復魔法やアイテムを与えてあげる必要があります。

 

 

いちばん理想的なのは、子どもにとっての影響力が大きい「親」による関りです。ただ、親は神様ではなくひとりの弱さを持ったにんげんですから、万全ではないこともありますよね。

 

 

実のところ、親だって苦しい。

 

 

今日も怒ってしまった、手をあげてしまった。こんな風に傷つけたいわけじゃないのに。分かっているのに・・・。最愛のわが子を上手に愛せない自分を責めて責めて責めて、自己嫌悪。寝顔に向かって何度「ごめんね」を呟いたか分からない。

 

 

だからこそ、親子ともども外部に助けを求めてほしいんですね。

 

 

例えば小児科を受診することもひとつだと思います。病院は心身の不調を診てくれるところですし、学校とはまた別の視点でお子さんを見てくれるかもしれません。参考までに、わが家の場合はかかりつけの小児科に相談しました。そして総合病院の小児科宛に紹介状を書いてもらいました。この行動が、わが家にとっては不登校の悩み解消のターニングポイントとなりました。病院以外でも針やホメオパシーなどでもメンタルの不調をケアしているご家庭もあります。

 

 

で、ここからは、あなたのお話しです。あなたがもしお子さんに対してイライラしたり不機嫌や不安をぶつけてしまったり、思った通りの関わり方ができなかったりして、そんなご自分を好きになれないとしたらこの続きを読んでいただきたいです。

 

 

「私ってダメな親」だって思っていませんか?

 

 

不登校に関わらず、お子さんの問題で心を痛めているお母さんたちは、もれなくご自身を責めています。私の育て方が悪かったのかしら、私の子どもだからこうなってしまったのかしら、妊娠中にイライラしていたことも影響しているのかしら。「私、毒親なんです」と涙を浮かべながら懺悔するようにお話を聞かせてくださったクライアントさんもいらっしゃいました。

 

 

でもね、私は思うんです。私は毒親だダメな親だとご自身を責める方は、毒親でもダメな親でもないと。大切なうちの子に喜んでほしくて、悲しい顔をしてほしくなくて、傷ついてほしくなくて、幸せでいてほしくて自分を二の次にしてでもできる限りの愛情を日々注いている。でもそれが上手く伝わらなくて思い通りにならなくてどうしていいか困っている、愛情深くて不器用でがんばりやさんのお母さんだと思うんです。

 

 

そもそも、妊娠中から今の今まで、自分の血肉や時間や労力をかけて子どもを育んできましたでしょ。おっぱいなんて血液が原料ですから、授乳中は四六時中献血していたようなものですし、ミルク育児だって夜中に何度も眠い目をこすりながらミルクを調合してませんでしたか。自分の楽しみや好きなことがなんだったか忘れちゃうくらいに、子ども優先の日々を過ごしてきたというお母さんの話は枚挙にいとまがありません。

 

 

そりゃ人間ですからブチ切れることも時にはいじわるしちゃうこともあるかも、人の目を気にして打算的に行動したこともあるかもしれません。私もちょくちょくありますよ(笑)。それでも、そんな自分を許せなくて大なり小なり自分責めをすることもあるのではないでしょうか。それって、わが子に最高で最良のものを与えたいと思っているからこそだと思うんです。それを愛情と言わずして何と呼ぶんでしょうね。

 

 

だから、あなたは毒親でもダメな親でもないと私は思っています。

 

 

ただ、愛情の出力量と方向性の微調整はした方が、うまいこと届きやすくなることはあるんですよね。その方が、お子さんはあなたに愛されていることを実感できて自己肯定感が高まりますし、あなた自身も自分責めが減ってお子さんとの関りが楽になっていくと思うのです。

 

 

そのために、カウンセリングなどを利用して、その出力量とか方向性にしたくなっちゃうのはどうしてだろうね、という感じでご自身の気持ちを知って、受け入れていくようなことをしていかれるといいのかなと思う次第です。

 

 

ちょっと勇気を出してみようかなというあなたは、ぜひとも30分の無料個別相談会をご活用ください。聴いてもらうだけで気持ちが楽になる経験と、ご自身の現在地が分かります。ふせけいことマンツーマンで今の状況が少しでも状況が良くなる作戦を立てましょう。

ご希望の方はLINEから【個別相談】とメッセージをお送りください。お待ちしております!

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