今日も佳き日を… 35歳からの肺腺がん(HER2)ステージⅣ ライフ -4ページ目

今日も佳き日を… 35歳からの肺腺がん(HER2)ステージⅣ ライフ

現在42歳 8歳と11歳の男の子のお父さんです。肺腺がんステージⅣの治療や生活をつづります‼

以下、昨日9/12発売の本の中で
私 ハムだぁ!のことも
取り上げていただきました。

「気づき」のがん患者学: サバイバーに学ぶ治療と人生の選び方 (NHK出版新書 684)

著者の古川さんとは

ひょんなことからお声がけいただき
いろんなことをああだこうだと

やりとりしてきた(きている)方で
とても丁寧な取材をし

記事にまとめられるライターさんですッ

この本の中にはゲノム医療に関係する
さまざまな方の視点での情報や経験談等が
まとめられていますので

患者当事者の方だけでなく
がん治療に関係する方々や
がんに関心がある方…
ちょっと気になった方…
よろしければ ご一読ください


以下、本の内容紹介です。


自分ならどうする!? ゲノム医療時代のがんとの新たな向き合い方、付き合い方

オーダーメイド医療が実現しつつある昨今、患者にとってできるだけよい治療と人生の選択肢とは?
20年以上、がん治療の現場と患者を取材し続けてきた著者が数多くの実例から考察。
最新治療の恩恵を取り入れつつ、仕事も人生もあきらめない方法など、100人を超えるがんサバイバー達との対話から得た貴重な知見を伝える。
がんゲノム医療による「プレシジョン・メディシン(精密医療)」が進み、現場も一変した今、患者の本音や選択から、「自分だったらどうするか」という当事者の視点で考え、新たな発見やヒントをつかみとってほしい
がん闘病者から、がん検診受診者まで、がんに無関心ではいられない人たち必読のルポルタージュ。

 

 

 

 

続く…

 

 

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治療経緯は

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みなさん

ご無沙汰しております

ハムだぁ!でございます。

 

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

 

こちら 久しぶりの投稿となりますが

タイトルの通り

56クール目の投与に至るまでに

ちょっとややこしい経緯もあり

今回はそのことについて

詳しく書いて残しておきたいと思いますので

どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m

 

 

時はさかのぼること

一ヶ月ほど前の8月あたまのこと

 

私 ハムだぁ

実はコロナに罹っておりました。

 

朝起きたら副作用とは違う「しんどさ」があり

熱を計ったら39.5度!

 

病院に電話して

発熱外来でPCR検査を受けました。

 

妻に病院まで送迎してもらい

頭フラフラしながら

唾液をペッペ ペッペと出し

「検査結果は明後日に連絡しますね」

ということで…

検査結果を待たずしても

「こりゃ コロナだろうな」ということで

自宅で隔離生活を始めました。

 

ちなみに私の家族のうち

私と6歳の次男が陽性

妻と9歳の長男は陰性

ということで

私は6歳の次男と2人で 

隔離生活を10日ほどしましたヨ

 

次男とこれほど密にずっと同じ部屋で

ほぼ24時間一緒に生活することが

これまでなかったので

とても貴重な時間というか

過ぎ去ってから思うと

私にとっては

子どもとの思い出深い時間となりましたッ

(次男は、忘れていくと思いますが…)

 

お互いに40度近くの高熱が2、3日出たり

ものを飲み込む時に喉に激痛が走る日も

4日程ありましたが(喉の痛みは私だけ)

その期間が被らなかったこともあり

同じ部屋の中で、仲良く過ごしましたヨ

 

で、実は私がコロナを発症した日が

このブログのタイトルでもあるように

臨床試験(治験)の56クール目の

投与の前日だったんです…

 

ということで

発熱外来をして、検査をした後

治験コーディネーターの方にも

状況を伝えました。

 

まぁその時は検査結果が

まだ出ていない状況だったんですが

主治医とも相談いただき

高熱で明らかにしんどい状況かつ

コロナに感染している確率が高いということで

まずは今の状況を回復させましょう

そして、治験はいったん延期しましょう

ということになりました。

 

次の治験を再開するにあたって

PCR検査で陰性でないと

CTの検査なども行えない&

治験薬の投与も出来ない ということは

事前に聞いていたのですが

1か月後のPCR検査は問題なく陰性だろう…

そう思っていたんです

 

思っていたんですが…

 

まさか

まさかの

1ヶ月ほど経ったPCR検査の結果で

陽性反応が出てしまったんです…

(一昨日8/30の話です。)

 

私は元気そのもので 無症状なのに

コロナ陽性 の結果

えぇえぇえ~! です

 

で、事前に聞いていた通り

PCR検査が陰性ではないので

治験が再開出来ないこと

また、治験を延ばせる期限がきている為

 

「治験は中止」

との連絡があり…

 

治験の薬によって、私は3年半近く

命を繋いで助けてもらっていた感覚もあり

まさにがんゲノム医療による恩恵を受けていた中

まさか こんなカタチで治験が終わりになるとは…

思ってもいなかったので、モヤモヤ

 

コロナの症状もなく、元気な体で

薬による効果も継続していた状況で

PCR検査で 陰性じゃないから…

「治験中止」です では

患者としては

やはりモヤモヤするところです。

 

 

 

そんなモヤモヤした夜を過ごした

翌朝

 

医師から治験実施企業にお話をいただき

通常診療ではPCR検査を再検査することはなく

治療は再開している現状もふまえ

 

今回の場合

治験を中止とせず いつものように

CT検査や採血、レントゲン、心電図諸々の

検査で問題がなければ

治験を再開するように話をつけていただきました。

(本当に有難いです。)

 

 

そして、諸々の検査を行った結果

検査でコロナによる肺炎の影や腫瘍の増悪など

問題は見つからず、治験は再開されました。

(ほっ)

 

ということで

今、点滴投与しながら

この投稿をしています。

 

 

ちなみにPCR検査は、コロナの遺伝子の

“残骸”にも反応する場合があり

発症して一ヶ月が経ち、無症状で

陽性反応が出た私の場合は

それに該当する可能性が

あるかもしれないとのことです。

※尚、このあたりのことは人にもよるので

主治医にご相談ください。

 

一時は治験中止かと覚悟しましたが

今回、周りの助けもあり

何とか回避することが出来ました。

(ありがとうございます。)

 

一つ思ったこととして

治験の計画書(プロトコール)は

やはり重要だなと改めて思いました。

 

治験は計画と違うことがなかなか出来ない

というところもあるので元々の計画が大切で

被験者の生活やQOL、また

不利益になっていないか等

未来の患者さんの為だけでなく

今の患者さん(被験者)にとってどうなのか?

というように

いろんな視点で考え、計画をしないといけないと

被験者としても感じましたし

計画は状況に合わせて

更新していく必要性を感じました。

 

今回の私のように同じような想いを

これから治験に参加する方々にはして欲しくない

とも思いましたので、引き続き

経験者として当事者の声や想いも

周りに伝えていきたいと思いました。

 

 

あと、治験が中止するということ

(≒治療が変更すること)は

こういうことなんだよなぁ

と改めて実感した次第です。

 

次の治療どうしようかと

いろいろ話し合いも必要になるし

心もざわつくし、何かと大変です。

 

やはり治療が変わるタイミングというのは

患者本人にとってショッキングなことですし

患者本人だけでなく、

家族や周りもそうなんですよね

 

 

3年半近く 治験が続けられ

生き続けられている現状に感謝しつつ

これを読んでいる患者の皆さんにとっても

引き続き治療が効くこと、そして

穏やかな生活が続けられることを願っています。

 

 

 

今回、コロナによって

二転三転したところもありますが…

 

私の治験は

続く…

 

 

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皆さまご無沙汰しております

ハムだぁ!でございます。

 

おかげさまで昨日
臨床試験の51クール目の投与を
行うことが出来ました!

かれこれ3年近くもこの薬と
お付き合いをさせていただいております。

こんなに長く、僕とお付き合い出来る薬とは
思っていなかったので、運が良いと言いますか
有難いと言いますか…
今こうやってブログを書いたり…
家族と生活を続けられたり…
この前は次男の卒園式や
先週は小学校の入学式に参加出来ているのも
薬のおかげさまというか
命を助けてもらって、繋いでもらっている
そんな感覚があります。

去年のこの時期は、副作用期間と被り
お花見が出来ませんでしたが
今年は桜の見頃の時期が回復期間だったので
思う存分にお花見を楽しむことが出来ました。

と言っても
有名なお花見スポットや公園とかではなく
家のすぐ近くの桜なんですけどね…

誰もいないような家のすぐ近くの
何気なくそこにある桜の木の下で
家族と一緒にご飯を食べながら

お花見をすることでも

充分に満たされるところがあります。


お薬さんとは長いお付き合いを

させていただいています!

と軽く言ってますが
効果も継続している反面
けっこう副作用も強めに毎回出るので
正直しんどい思いもしてきています。

副作用期間はバタンキュー状態で
ほぼ終日横になっているので
少しの間はメールを打ったり

ネットをしたりは出来ますが
吐き気の気持ち悪さと
強いダルさのダブルパンチを受けているので
しんどいです。


まぁ最近は
がん患者も「治療と仕事の両立」とも

言われていますが
僕は両立があまり出来ていません…

がん治療と 生活と 仕事と 育児と 家事と
40歳 ハムだぁ!家は
なんやかんやバランスをとりながら

この5年近くやってきて
特に自身の治療と子育てが

大変だったなと思っています。
(今もですが…)

長男が4歳、次男が1歳の時に
僕(お父さん)のがん治療が始まり
育児と治療を同時進行で…という
けっこうな負担が我が家には

ふりかかっていましたし
何よりも妻への負担が大きかった状況でした。

なので、両親のサポートもあって
何とかバランスをとっていたというところです。

しかし、この4月から
長男は小学校4年生に
次男は小学校1年生になり

幼稚園のバスの送り迎えは→集団登下校になり
お弁当作りも→給食となり
手が少しかからない段階に

なったかなと思います。

乳児>幼児>小学生>中・高校生>(大学生)
という感じで
手が少しずつかからないようになっていく反面
これから教育費や男の子2人なので

食費とか何かとさらにお金が

かかってくるんだと思います(泣)


命を繋いでもらって生きていられることに

感謝している状況ですが
がん治療を長くしていくと、

治療のことだけでなく
それぞれの状況や生活環境、家族構成など
いろいろと各自で異なるところもありますが
出てくる課題や抱える問題なども
変わってくるんだなぁということを

実感しています。
(患者の皆さんの話を聞いたり、

 相談を受けたりしてても

 思うところがあります。)


ちなみに
その副作用期間と回復期間について

人とコミュニケーションをとったり
日程調整をしている中で
自身の副作用期間と稼働期間を
もっとパッと周りに分かりやすく

伝えれないかなぁと
最近作ってみたのがコレです。





3週間を1クールに治療(治験)を行っていて

水曜日に病院で諸々の検査

木曜日に診察→投与の予定で

赤いベッドで横たわっている日が副作用期間で
(あまり何も出来ない期間)

緑と青の日が稼働期間で動いたり出来て
普通の生活を送れる期間になります。

3週間のうち10日間程度は毎回
副作用が強く出ているので
こう見るとお分かりのように
稼働日がけっこう少ないんですよね

副作用期間もメールとかは何とか打てますが
二日酔いの気持ち悪さというか

ムカムカとした感じと
風邪をひいて熱がある時のダルさというか

しんどさのダブルパンチ

投与一週間後ぐらいには

トイレの住人となるぐらいの

下痢地獄が2~3日程あるので
トリプルパンチを受けているので
正直しんどくて、なかなか身体が
追い付いていかないという感じです (泣)

よくもまぁ
3年近くもこれだけの副作用に

耐えながらやってきたよなぁ

と思うところもありますが
それもこれも子どもがいるから
頑張れているところもありますし
40歳とまだ体力や気力があるから
耐えられているのかなとも思います。

支持療法も進歩し

副作用止めも進歩しているとはいえ
ご高齢の方だと僕のような副作用の出方の場合
なかなか長く治療をし続けるのも
難しい部分があるのではないかとも思います。


まぁこんな状況だけど
臨床試験の51クール目を

迎えられることに感謝して

引き続き過ごしていけたらと思いますぅ

 

 

 

以上

現場からの報告でした!

 

 

 

 


続く…

 

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昨日(2/20)まで開催されていた
第19回 日本臨床腫瘍学会のPAP
(患者・家族向けプログラム)の
ワーキングメンバーとして参加しておりました!

第19回日本臨床腫瘍学会学術集会PAP
https://www.c-linkage.co.jp/jsmo2022/contents/pap.html


全国がん患者団体連合会の一員として
がん患者団体のトップアスリートのような
大先輩の方々と一緒に
運営のお手伝いやプログラムの座長など
僭越ながら務めさせていただきましたッ!


プログラムの内容は
がん治療に関係する基礎的なことから
臨床試験のことやゲノム医療についてなど
とても幅広いプログラム内容が
3日間ぶっ通しで進むので
情報のシャワーを浴びるような感じで
ものすごく頭が疲れました…

また、プログラムの座長を

ワーキングメンバーで

順番に回していったんですが
まるで駅伝を走るような感覚で
ハラハラドキドキしながら
あっという間に
何とか走りきった感がありますぅ


しかし、人前で(オンラインですが…)
お話をさせていただいて
最近よく思いますが

手術の影響で
私は声が出にくいこともあり
息が長く続かないので
喋るスピードが人より遅かったり
時間が少しかかる部分があります…

今回のようにご講演いただいた先生方の発表も含めて
限られた時間の中で進行をすることになるので
それらも含めて
受け入れてくれたメンバーの皆さんには
感謝です!

参加された方には聴き取りづらかった部分も
あるのかなぁとかと思うと
役割として、向いていない部分もありますが
ただ、患者当事者として
がん治療を経験している身として
これまでの経験で得たことを活かして
いろいろと周りに出来ることもあるのかなぁ
ということで
3日間を過ごしておりました。

とにもかくにも
充実した3日間でした!!!


 

京都での開催の予定でしたが

今回、コロナの関係で

急遽オンライン開催となりました


来年は3/16~18に
福岡で開催予定とのことなので
来年こそは現地で
いろんな方と直接お会い出来たら
嬉しいなぁ と思いながら

3日間
久しぶりに頭フル回転させたので(笑)
今日は、ゆっくり
家族と過ごしたいと思います~


ではでは



皆さまも よい休日を…






続く…

 

 

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大変ご無沙汰しております

ハムだぁ!でございます。

 

久しぶり過ぎて自身のブログの書き方とか

どうやって書いてたかを忘れてしまうぐらい

ブログを書くことから遠のいておりましたが…

 

皆さま いかがお過ごしでしょうか?

 

こちらはおかげさまで

腫瘍(=がんぼっち)は落ち着いていて

引き続き治験を継続しています。

 

さて、読者100万人のみなさま w

2月1日 今日は何の日か知っていますか???

 

 

はい 今日は

僕ががん告知を受けて5年が経った日なんですヨ

(そんなこと 知るかいッ ですね)

 

おかげさまで

見る世界が色味を失い、絶望したあの日から

5年が経ちました!!

♪パフパフ~ ドンドンドン

っと

 

365日×5年+1日(うるう年があったので…)

=1826日

ということで

タイトルにさせていただきました。

 

あまり数字を気にしないように

「1日1日を大切にして生きていこうっ!」

という想いもあって

年単位の5年という数字ではなく

ややこしいですが

日数で表記させてもらいました…

 

「5年間生きる」というのは、僕にとって

中期的な一つの目標の数値だったので

この日を迎えることが出来て

ほんとに良かったなぁ と思っています。

 

がん患者にとって、5年生存率と言う

1つの数値があり

「肺がん ステージⅣ 5%程度」

という数字は

当時あまりにも酷な数値だったし

「希望を持とう!」とか言われても

持てるような体調や心情ではなかったので

正直辛かったです…

(2017年当時に目にしていた数字なので

 今はその数字も変わってきています。)

 

特に当時は1歳と4歳とまだ

小さい子ども二人の子育て真っ最中だったので

これからどうなるんだ?

子どもは 家族は…

仕事は… 生活は…

治療は… 

いったい どうなるんだぁ???

ほんと この5年間いろんなことに悩みながら

その都度、選択をしているところもあって

一つ一つ乗り越えての

今があるなぁと思っています。

(患者やその家族の皆さんも

 そうなんじゃないかなぁ)

 

治療を中心にした生活が今も続いていますが

こうやって今を迎えらえれているのは

治療が運よく奏功しているからだ

と思っています。

 

おそらく20年前のがん医療だったら

今まで僕が使っていた薬は

なかったものもありますし

ここまで生きられていなかった

可能性は高いと思っています。

 

そういう意味でも

がん医療の発展に力を注いで

いただいている(いただいていた)

研究者や医療従事者の方、その研究や試験に

携わっていた患者さんにも

感謝を伝えたいと思います。

 

そして、この4年間 化学療法を

3週間ほぼ休みなく、ずっと続けて

副作用で苦しい時、しんどい時も

支えてくれている家族にも

「ありがとう」と伝えておきたいと思います。

 

子どもたちも今は6歳と

上の子はもうすぐ9歳になり

少し手がかからないようになったとは言え

まだまだ育児で大変なところもあり

さらにがん患者の治療をサポート

してくれている妻をはじめ

家族に支えられて今の生活があると思っています。

 

そして、知り合いや友人、

また、この5年間で出会ってきた患者仲間や

これまでの患者会やいろんな活動を通して

出会ってきた方たちとの繋がりや出会いが

生きるエネルギーや励みになっています。

 

ほんと「ありがとう」と言う気持ちと

少しでも活動を通して

恩返しが出来たらなぁと思いながら

治療と生活を続けています。

 

化学療法を始めて4年が経ち、そして

今の治験を続けて3年が経ちましたが

薬の副作用がしんどくて

過ごしている日の半分程度は動けない日が

前の治療から続いていることもあり

出来ることが治療を始める前よりは

少ない状況が続いています。

 

でも、その中でも出来ること

楽しめること、やりたいことを

出来る状況が続いていること

ほんと有難いもんだと思っています。

 

 

この5年間で新しい出会いもあれば

残念ながら旅立っていく仲間を見送ること

今もあります。

 

医療従事者でもない僕のような30代、40代で

これほど仲良くしたり出会った方々の

旅立ちを経験することもなかなか

ないことなのかなと思います。

 

この5年間を過ごしてきた中で

これまで、その あちら側へと旅立っていく

仲間との別れを多く経験して

悲しみの底にズドーンッと落ちていって

なかなかそこから

自身を戻せない時もありました。

 

その都度、僕は

「バトンノート」なるものを書いています。

(勝手に自分で名付けたモノです。)

 

そこには、縁あって仲良くした仲間が

生前にどんなことを言っていたか、とか

どんなメッセージを残していたのかなど

旅立った仲間が遺してくれた印象的なことを

誰にも見せるわけでもなく、個人的に

書いているノートみたいなものがあります。

 

これは、自身が旅立った時に

仲良くしてくれた人や

これを読んでくれている人とかにも

何かメッセージや想いが繋がったら嬉しいなぁ

という

自身が5年近く前に癌性心膜炎を発症して

窮地に追い込まれて、生きていられるかどうかの

境界線近くまで行った経験もあり

そのふちギリギリのところで

思ったことの一つだったこともあり

これまでの経験から

生み出されたものだと思っています。
 

また、それを書くことで故人の想いを繋ぐこと

そして、自身のメンタルを保つ為や

頭や心を整理する為にも書いています。

 

それが「バトンノート」です。

 

このブログもそうだと思いますが

人に向けて書いたり

また、話をしたり

外に出すことで

自分の頭の中が整理されたり

頭の中がグルグルしないで

動けたりするので、良いのかなぁと思っています。

 

この5年間の経験の中で

僕が感じたことでもあるので

同じような悩みを持った方がいたら

そんなこともすると良いのかなぁと…

思ったので書き残しておきますネ

 

他にもいろいろと書くと

長くなりそうなので

(ブログって読むのも大変ですよネェ)

このへんにしておきますネ

 

 

とにもかくにも告知を受けてから

1826日=5年間が経ちましたよぉ

ってことで

生きていられることに感謝したいと思います。

 

あと長期的な目標として

子どもが自立するぐらいの年

=あと、10年ほど まで

なんや かんや しぶとく 生きられたら

うれぴぃなぁと思いつつ

 

引き続き 1日1日を大切にしながら

生きていきたいと思うので

皆さんどうぞよろしくお願いしまぁす

っと

 


 

 

 

続く…

 

 

見返したら3ヵ月ぶりの投稿なので

今年はもう少し投稿するようにしますネ!

 

 

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2022年2月17日(木)~19日(土)に
開催される
第19回日本臨床腫瘍学会学術集会(京都)
患者・家族・一般向けプログラム
「Patient Advocate Program(PAP)」
のご案内です。
今後の感染状況にもよりますが
今年は現地参加とWEB参加両方に対応する
ハイブリッドでの開催予定です。

 

私は今年

PAPのワーキンググループとして

運営のお手伝いをさせていただく予定です。

 
興味や関心のある方、どうぞご参加を!
 
 
 
 

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ホームページ作成しましたので

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臨床試験の情報提供の在り方を考えていくアンケートについて

私もお手伝いさせていただきました。

ご協力お願いします!

 

 

回答期限:2021年11月12日(金)

対象:20歳以上のがん経験者とその家族

 

下記をクリックしてご回答ください。

なお、本アンケートは個人情報の記載欄はなく、個人が特定されない状態で送付されます。

 

 

 

 

 

 

今年もWeb開催のみですが

第62回日本肺癌学会学術集会が

11/26(金)~28(日)に開催されますヨ

 

プログラム内容をご覧いただき

興味のある方は是非、ご参加くださいッ!

 

 

 

 

 

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私のようにHER2遺伝子異常を持つ

がん患者にとって

がんゲノム医療に関係する方々にとって

興味深い情報だと思いましたので

投稿させていただきます。

 

 

クラウドファンディングの情報です。

 

HER2遺伝子異常のがん患者を救う新規薬剤開発のための医師主導治験


詳細は下記からアクセス出来ますので
よければご覧ください



こちらのプロジェクト本文にも

以下のような記載がありますが

私や私たちの患者会

肺がんHER2「HER HER」のメンバーのように

乳がん、胃がん以外のHER2患者には

保険適応したHER2をターゲットにした治療が

現状はありません。

 

プロジェクト本文の抜粋となります。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

HER2遺伝子の異常が見られるのは、乳癌や胃癌の患者さんにとどまりません。実は、膀胱癌、胆管癌や子宮体癌など、他の癌患者さんの約4%もこのHER2遺伝子が異常になっている*1 のです。年間約100万人の方ががんに罹患されると考えると、年間約4万人の方がHER2遺伝子異常と推測されます。

しかし、現在は乳癌と胃癌以外のHER2遺伝子の異常がある患者さんに対して、HER2遺伝子を標的とした治療薬の奏効が確立しておらず、使用できる状況ではありません。乳癌や胃癌の患者さんでは15〜20%に対し、他のがんでは対象が約4%の患者さんにとどまるため、治療法がないにもかかわらず薬の開発が進まないのです。

そのため、HER2遺伝子の異常がある患者さんは、化学療法なども効かなくなってしまった場合、大部分の方が緩和ケアなどに移行し、余生を安らかに過ごす方法をとるのが現状です。

 

 

 

こちらの臨床試験がストップすることなく

(もちろん試験結果にもよりますが)

一人でも多くのHER2患者にとって

出来るだけ早く治療が届いて欲しいと思っています。

 

治療の選択肢が増えること=命を繋げること、助けること

それぞれの生活が続くことに繋がる可能性がありますので

私も応援したいと思います。

 

皆様もよければご支援

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

続く…

 

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ご無沙汰しています
ハムだぁ!でございます。

臨床試験(治験)も現状維持出来ているので
一昨日44クール目を投与してきましたッ!

そして、今日は私
40歳の誕生日でございます!!
(パフパフ~ ドンドンドンッっと)

“四十不惑”という言葉もありますが
5年近く前にがん治療が始まり
以前より、あれこれ迷うことは
少なくなったようにも思いますが
今後治療をどうしようかと今も迷いながら
いろいろと模索しながら

治療と生活を進めています。

しかし、癌性心膜炎を発症していた

2017年当初は
生死の境界線のようなところにいたので
40歳まで生きていられることに
本当に感謝しかないです。
(もうすぐしたら告知後5年になるので
 一つの目標を叶えられそうなんですよね)

それは、やはりがん治療の発展のおかげだ
と一番に思っています。
おそらく15、20年近く前の

がん治療の内容だったら
ここまで生きていられなかった可能性が
もっと高かったと思っています。

もちろん、この間に患者仲間が

旅立っていったり患者会のメンバーとの

別れを何度も経験しているので
実状は今もなかなか厳しい部分もありますが
がん治療の発展は確実に前に進んでいる

と思いますし、そこに関わるいろんな方々の

おかげだと思っています。

この場をかりて感謝の気持ちを

伝えておきたいと思います。

あと、やはり妻をはじめ、

家族の大きなサポートがあっての
今の私がいるとも思っているので
「ありがとう」の気持ちを

改めて伝えておきたいと思います。

子ども達も当時は1歳と4歳だったのが
今は5歳と8歳になり、この前は

運動会をみたり、成長を見ていられること

有難いなぁ 嬉しいなぁ と
ひっそり実は他の保護者に交じって
マスクと帽子で隠れながら
嬉し涙を流して見ていましたヨ

そして、がん患者仲間や知り合い、友達
元同僚や関係する方々

いろんな関わりのある方のおかげで
今の自分がいるとも思っています。

「ありがとうございます!」

と声を大にして言っておきたいと思います。

いろんな方々の声かけや気遣いが自分自身の

パワーや希望に確実に繋がっているので
今年も「ありがとう」の気持ちと笑顔で
何とか乗り切りながら、40歳という歳を

味わっていけたらと思います~!!

ではでは
これからもどうぞ皆様

引き続きよろしくお願いします~!!!






続く…

 

 

 

 

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簡易的なものですが

ホームページ作成しましたので

入会や問い合わせなどは

コチラから

お願いします

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治療経緯は

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