7月1日の高知新聞です。
誇らしい小水力発電
宇田英一 79 (香南市赤岡町)
先日、植物調査のため、久しぶりに馬路村に行った。
北川村経由での帰路、多くのダムや発電所のそばを通った。
国指定の重要文化財の橋も、幾つも眺めた。
北川村の豊かな自然と歴史を満喫した。
奈半利までの道のりは案外遠かったが、新しいトンネルもできていて、発展性と活力を感じた。
今、国の電力需要は高まるばかりで、その大部分を化石燃料を使う火力発電や原子力に頼っている。
ソーラー発電も増えている。
しかし、それぞれに地球環境への悪影響や安全性、電力確保の安定性などの問題がある。
そんな中で最近、北川村が豊富な水資源をフルに活用して小水力発電に力を入れていると知った。
さらに安芸市の名村川では稼働113年になる名村川発電所が大規模修繕工事を終えたというニュースも聞いた。
さらに梼原町でも修繕が完了し、室戸市吉良川でも更新に取り組むらしい。
北川村では、新たな発電所も何カ所か建設するようで、最終的には村内で必要な全電力をこれで賄い、さらに余剰も見込めるという。
まさに自然の恵みを生かしたクリーンエネルギーの村となる。
火力にも原子力にも頼る必要がないとは何と誇らしいことだろう。
北川村の豊かな森林資源、またユズ産業の発展と相まって、全国的にも珍しい小水力発電100%のパワーという姿には、清流奈半利川にも負けないすがすがしさを感じる。
山と水の資源を生かすやり方は、全国一の山国高知にとって大事な目の付けどころだと思う。
国や県の一層の後押しを願いたい。
都市環境の優先順位は?
1.空気
2.水
3.食料
4.衣服
5.住居
6.エネルギー・動力
の順でしょうかね?
住みやすい都市には人も集まります…
と、なりますかどうか…
