政治資金規正法改正を巡る岸田首相の言葉に唖然とします。
「企業・団体献金が政策をゆがめるから禁止を」との提案に、
「多様な収入の確保は政策の中立性やバランスの点で重要」と返しました。
ロッキード事件、リクルート事件、佐川急便事件、ゼネコン汚職事件など
数々の政治と金にまつわる出来事から政党助成金が創設されたのではなかったですか。
その趣旨は政官界と大企業の癒着、政治にお金がかかりすぎる、
だったら政党助成金で国会議員にはクリーンな政治に邁進してもらおうということではなかったですか。
企業から献金をもらって中立でバランスのとれた政治ができますかね。
もらった所にはお礼をしなければならなくなるんじゃないですかね。
時代劇、水戸黄門の悪代官と悪商人、
「越後屋、そちも悪よのう。」
「お代官さまも…。」
「おっほっほ。」の世界になるんじゃないですかね。
水戸黄門では葵の御紋の御威光で悪代官と悪商人は成敗されます。
国会議員は日本国民に政治を負託され、国民のために仕事をする存在です。
必要な経費はきちんと国民に報告してもらったらよろしい。
10万円以下は公開必要なし、いや5万円以下が公開必要なし、領収書は黒塗り、
公開は10年後などと、「何を寝言を」と思います。
パーティ、企業献金などに腐心する暇があったら、
政治の力で世界、日本を良くすることに知恵を絞って欲しいです。
国民の御威光をもって政治に筋を通すことが大切だと思います。
選挙できちんとした代表を選びましょう。