『世界から猫が消えたなら』 2016年 | はみぴよさっちゃんのブログ

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映画館で観る予定は無かったんですが

鶴瓶師匠が

「この映画は劇場で観るべき映画や」

と、Aスタジオで言ってらしたので。

中間考査(テスト)が終わった娘と

映画館へGO~✴

永井聡監督。川村元気さんの小説を基にした作品。











なんだか「今年いちばん泣ける映画」とかフレコミがあるけどさー。


簡単に泣いてやるものか。


そう決意しつつ。


公開して間もないのでネタバレ無しで

簡単なあらすじと感想だけにしますね。




自分の余命を知ってしまったら。


さて、あなたならどうする?





このテーマのお話は

今までだっていくつも存在するけれど



「最後にやりたい事を全部書き出して

やってみる」とかさ


「会いたい人に会いに行く」とかさ


「食べたいもの全部食べる」とか⬅小っさw



佐藤健くん演じる主人公は

30歳独身、一人暮らし(猫一匹)の郵便配達員。



例にもれず 考えるわけです。


ゆっくり、考えたいはずです。



なのに、余命宣告されたその夜


意気消沈しつつ帰宅すると…



待っていたのは愛猫のキャベツと

自分の姿形をした“悪魔”だった。



その悪魔は

たった1日寿命を延ばすのと引き換えに、世の中に存在する

『何かひとつを消す』
という

提案をしてくるのだが。。。





と、・・・こんなお話し。





父親(奥田瑛二)はカモメ時計店を営み

母親(原田美枝子)は既に他界。

それ以来、父親とは疎遠に。

学生時代からの友人役に濱田岳


わたしはこの濱田くんとの友情に

かなーりやられましたえーん つたやー!!!(タツヤ君ね)

濱田くんの演技、やっぱり良いねえ~



かけがえのない、親友と呼びあえる友は

そうそう できるものじゃないよね。


たった一人で十分なのかもね。



主人公は

ごくごく普通の家庭に生まれ

大きな夢や野望を抱くわけでなく

かといって 

つまらないとぼやく訳でもなく

真面目に働き 猫を可愛がり

映画好きな友達が選んでくれるDVDを

ひとりで 静かに観賞する。



そんな穏やかな毎日が

明日 消えてしまうとしたら。


自分が 消えてしまうとしたら。



今この世に存在し

生きている人全員が

避ける事の出来ない『死』がテーマ



間違いなく

この作品を観た人全員が

自分の事と置き換え 想像し

知らず知らずのうちに


各々にとって 大切な誰かを

思い浮かべ

涙してしまうんだよな~きっと。




あ。泣いたのバラしてもうた笑い泣き



ツーーーーーっ。とね


自然に涙が溢れて止まりませんでした。


映画館で泣くなんて

聖子ちゃんの『野菊の墓』以来かも。


⬅どんだけ大昔やの( ̄□||||!!、昭和すぎ!

しかも明らかにもらい泣き。聖子ちゃん、可愛いけども演技は大根すぎな記憶が…





鶴瓶師匠がこうも言ってたのよね。


「内容喋れへんけどもな」

「奥田瑛二、ずっるいわぁ~~」って。



その意味が判りました❗


時計職人のパパね。


3つしか台詞無い

のに何その存在感!

ずっるいわぁ~ 美味しいとこ持ってくわぁ~~





あとね。

アルゼンチンの世界自然遺産であり

世界の三大瀑布のひとつ

イグアスの滝


最大落差80メートル以上を誇り、「悪魔の喉笛」

ほほう。鶴瓶師匠が映画館で観るべき!と熱く語っていたのは、これか


あまりの大迫力に、宮崎あおいちゃんの涙する演技が

霞んでしまいました(ファンの方ごめんなさい


国内ロケ地、函館の街並みもとっても素敵でした☆

市電や坂道、ふ頭、映画館。どれも行ってみたくなる風景にも癒されて

音楽はというと、流石の小林武史さん。

心地良い音色


娘の感想は・・・ 「猫が可愛いすぎる」のオンパレード。

帰宅してからも、ずーーーっと、猫飼いたい話・・・無理だよ。鳥居るもん!



作品の評価は賛否両論みたいですけど

淡々としていて 穏やかに展開するヒューマンドラマですから。ねえ。

好き嫌いは別れるやつですね。私は好きだけど(^-^)


鶴瓶師匠の宣伝を聞かなかったら、DVD鑑賞でも、個人的には

満足したかもしれないです(コッソリ)





主題歌好きなので予告編じゃなくてコチラどうぞ

HARUHI 『ひずみ』(Music Video)




              HARUHI Official YouTube Channel様よりお借りしました。




   おやすみなさいませ