『台北に舞う雪』 2009年 台湾 | はみぴよさっちゃんのブログ

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華流には 全く縁がないはみぴよ。

BSで録画してあったので、

鑑賞してみました(^-^)


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監督:フォ・ジェンチイ

脚本:ス・ウ、 田代親世

出演者:チェン・ボーリン  トン・ヤオ
トニー・ヤン  モー・ズーイー
テレサ・チー  ジャネル・ツァイ


ストーリー

新作発表直前に突然声が出なくなった新人歌手のメイ(トン・ヤオ)は、誰にも告げずに台北から姿を消す。たどり着いた小さな田舎町で、メイは孤児として育った青年モウ(チェン・ボーリン)と出会い、彼と共に過ごすうちに元気を取り戻していく。一方、モウはメイが台北に残してきた気持ちに気づきながら、彼女への思いを静かに募らせるが……。

〈シネマトゥディより〉




オープニングから

この映画

なにやら雰囲気ある~音譜音譜音譜


ノスタルジックな空気が漂っていて…



何の予備知識も無く

俳優さんも誰ひとりとして、知らないのに

すーーーっと、引き込まれました。







台北の冬は、雨ばかりなの?そうなの?


雨。空。川面。木々の緑色。

雨に濡れたベンチと

赤い傘。

カラフルな風車。


洒落たミュージックPVをじっくり

眺めているような、感覚。



なーんにも知らない分だけ

町の人々が暮らす町並みに興味津々♪



なんでも屋のモウ君が

自転車を走らせて


1人暮らしのおじいさんの家や

食堂のおばちゃんのお店や

毎日1度はコーヒーを飲みに行くカフェへ



日本国内も

まだまだ訪れた事のない町が山ほど

あるけれども


やっぱり異国の町は

目に映るすべてが新鮮に感じてキラキラ



「町の人達が家族だから」


そんな彼の前に

メイという話せないけど耳は聴こえている

女性が現れる。


鏡に仕事のメモ(覚え書き)のついでに

女性の名前を書いて

ついニヤケてしまうモウが可愛い❤


恋は、こんな“はじまり”が、いいものよね。







メイは、どうやら

想い人が居るらしくて…






メイの回想シーンひとつをとっても

まるで絵画を見ているように

鮮やかな色や

構図の精巧さ

台詞・言葉で表現する必要無く



おのずと 

被写体の感情が溢れていて

まるでその日の雨を

降らせているかのように 思わせる









せつない。


やさしい。

韓国映画のような剥き出しの感情表現は

ない。

奇抜なストーリー性も、ない。



あるのは


静かな音楽と菁桐の街並みと


そこに暮らす人々とモウの、ほっこりさせられる人間関係


すべてが、穏やかに、純粋なモウを中心に、流れていくのであった。




天燈、美しい光景でした



ヒロインがチャン・ツィーにしか


見えません(似ているだけですが)








予告編どうぞ~☆


           『バンコック・デンジャラス』予告編様よりお借りしました。