華流には 全く縁がないはみぴよ。
BSで録画してあったので、
鑑賞してみました(^-^)
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監督:フォ・ジェンチイ
脚本:ス・ウ、 田代親世
出演者:チェン・ボーリン トン・ヤオ
トニー・ヤン モー・ズーイー
テレサ・チー ジャネル・ツァイ
ストーリー
新作発表直前に突然声が出なくなった新人歌手のメイ(トン・ヤオ)は、誰にも告げずに台北から姿を消す。たどり着いた小さな田舎町で、メイは孤児として育った青年モウ(チェン・ボーリン)と出会い、彼と共に過ごすうちに元気を取り戻していく。一方、モウはメイが台北に残してきた気持ちに気づきながら、彼女への思いを静かに募らせるが……。
〈シネマトゥディより〉
オープニングから
この映画
なにやら雰囲気ある~
ノスタルジックな空気が漂っていて…
何の予備知識も無く
俳優さんも誰ひとりとして、知らないのに
すーーーっと、引き込まれました。
台北の冬は、雨ばかりなの?そうなの?
雨。空。川面。木々の緑色。
雨に濡れたベンチと
赤い傘。
カラフルな風車。
洒落たミュージックPVをじっくり
眺めているような、感覚。
なーんにも知らない分だけ
町の人々が暮らす町並みに興味津々♪
なんでも屋のモウ君が
自転車を走らせて
1人暮らしのおじいさんの家や
食堂のおばちゃんのお店や
毎日1度はコーヒーを飲みに行くカフェへ
日本国内も
まだまだ訪れた事のない町が山ほど
あるけれども
やっぱり異国の町は
目に映るすべてが新鮮に感じて
「町の人達が家族だから」
そんな彼の前に
メイという話せないけど耳は聴こえている
女性が現れる。
鏡に仕事のメモ(覚え書き)のついでに
女性の名前を書いて
ついニヤケてしまうモウが可愛い❤
恋は、こんな“はじまり”が、いいものよね。
メイは、どうやら
想い人が居るらしくて…
メイの回想シーンひとつをとっても
まるで絵画を見ているように
鮮やかな色や
構図の精巧さ
台詞・言葉で表現する必要無く
おのずと
被写体の感情が溢れていて
まるでその日の雨を
降らせているかのように 思わせる
せつない。
やさしい。
韓国映画のような剥き出しの感情表現は
ない。
奇抜なストーリー性も、ない。
あるのは
静かな音楽と菁桐の街並みと
そこに暮らす人々とモウの、ほっこりさせられる人間関係
すべてが、穏やかに、純粋なモウを中心に、流れていくのであった。
天燈、美しい光景でした
ヒロインがチャン・ツィーにしか
見えません(似ているだけですが)
予告編どうぞ~☆
『バンコック・デンジャラス』予告編様よりお借りしました。