
台湾には、清代の嘉慶年間(1796~1820年)武夷の茶苗が到来しました。
67種あったといわれる茶の苗は瑞芳地区をはじめ淡水河支流域に試植されました。
なかでも青心烏龍という品種の適応がよく、台北一帯に根付いていきました。
そこで福建南部の安渓から製茶の名人を招き、半発酵茶の製茶技法が
伝授・継承されていったのです。
その後1873年に主力輸出品である烏龍茶の出荷が停滞し、
その解決策として包種茶作りが採用されるようになりました。
在庫品の烏龍茶を苦肉の策として、ジャスミン茶や桂花(木犀)などの
香花で燻し、着香後に花を取り除いてできる花茶に作りかえたのです。
中国人の嗜好に合うように考案された包種茶は、南洋に暮らす華僑にも
東北人にも歓迎されました。
さらに1881年、包種茶の本格的な製茶美術は呉福老氏により台湾に紹介され、
以来包種茶の需要は急速に増加しました。
このように初めのころの包種茶は花茶の一種でしたが、
1910年代南港の王氏・魏氏により不薫花包種茶が改良・考案され、
徐々に改良式包種茶が主流になりました。
改良式包種茶とは、花を用いず高い芳香を醸し出すために、
茶園の管理に始まり茶摘みの時季や時間帯が選ばれ、
茶葉の発酵を促すための工程に細心の注意が払われます。
台湾の包種茶なら台湾の定番の台湾茶専門店