昨夜は立ち木を突いて帰宅後も、木刀や棒を振って肩周りのコリをほぐしていました(ちょっと仕事ストレス溜まり気味かも・・・)。そんな中で思ったのは、やはり棒の袈裟打ちを鋭くするのは引き手だということ。

袈裟打ちにも、棒を曲線軌道で振り叩くように打つものと、直線的に突き出すものがあります。
(→「打つと突く 二つの袈裟打ち 」)

前者で引き手が棒のスピードを高めるのは当然として、昨日は後者でも引き手が棒の突き出しのキレを生むことが分かってきました。以前は両手で突き出すようなフォームでしたが、これだとスムーズにできても“押し突き”的になってしまい、なかなかキレが出なかったんです。

引き手を効かすことで、棒を鋭く反転させて反対側の先端を前方に投げ出す。
“突く”袈裟打ちでもこうした引き手の使い方が正解のような気がします。