さき「すみっこぐらしのしろくま」
ひろじ「ええと」
さき「寒さに弱いから、ふるえてるの」
ひろじ「しろくまは寒さに強いんじゃないの?」
さき「だからすみっこにいるんだよ、たぶん。ぎじんかしたの、さむそうな感じ、出てる?」
ひろじ「なんか、凍死寸前って感じだけど・・・耳がしろくまっぽいね。もとの絵はしろくまっていうより、クマムシっていう感じだねえ」
さき「クマムシって、なに?」
ひろじ「顔がぬいぐるみのクマにそっくりな虫で、足は6本くらいあったかなあ。SF作家の光瀬龍が研究していた虫だよ。あの人は、たしかもとは生物教師だったはずだ」(*)
さき「その人、知らないな」
ひろじ「もうちょっと大きくなったら、大人向きの小説も読めるようになるから、ちょっと待ってて。さて、ジッポは第19回かな」
さき「わあ、いろいろいるねえ。セイウチに、水牛に・・・あ、ウマもいる。ワニも!」
ひろじ「ひととおり擬人化してみたの。最後のコマのおじいさんは、コウモリなんだけど、わかるかなあ・・・」
さき「ぽいね」
(*)クマムシの足の数は、めだつ6本の後ろの方にあと2本あり、8本のようです。緩歩動物(かんぽどうぶつ)という種類になります。体調は0.1mm〜1mm。クマムシを愛した光瀬龍のエッセイによると、お墓の花生けの水などによくいるということです。
<ジッポの道>
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