少し間が空いてしまいましたが、

大人期の続きです。

(娘・夫の話に入ります)



結婚が視野に入ってくる年頃になると、相手に対して、惚れたハレただけではなく、いろいろ考えてしまうのが、正直なところではないでしょうか。


私が結婚相手に気にしていたのは…将来的に子どもを持つことも希望していたので、子どもへの「学力・学歴・職業」の縛りがないことでした。


どういうことか?


例えば、相手一族が、ほぼ東大や慶應出身であるとか、医者家系、継がなきゃいけない何かがあるとか。


そうすると、子どもへの期待の縛りができちゃいますよね。

その期待に応えられる子どもだったらよいのですが、違ったら。

しかも、なんとなく「あーあ、かめちゃん似なのね…」みたいな空気になったら。

親子でいたたまれないなと、勝手に妄想して震えていました。


まあ、そういう家系の人は私を選ばないだろうとわかっていつつも、絶対避けよう、と心に決めていたのです。


これは、「天才兄の妹」という期待に応えられなかった自分の子ども期の居心地の悪さが影響していると思います。


夫は、神童ではなかったらしい(どちらかというと、年子のお兄ちゃんのほうが神童扱いだった)し、私より出身大学のレベルは高いけど、超難関大卒ではない。

変なプレッシャーを感じずにすみそう、というのは、ぶっちゃけ結婚への後押しになりました。


余談ですが、夫も、小中高までは、「優秀なお兄ちゃんを見習いなさい」的な圧があったらしいのですが、徹底的に反抗してぶった斬ってきたらしいです。

なるほどー、そういう戦い方もあったのかーびっくり目鱗でした。


あと、子どもについて、密かに思っていたことを告白します。


「…私の中に潜んでいるかもしれない、神童学力遺伝子が、ひょっこり子どもに表出する可能性もあるんじゃないか?」


残念ながら、私には発出しませんでしたが、兄と同じ親から生まれている訳だし…隔世遺伝とか?ないかな?と思っていました。


まあ、先に結論を書いてしまうと、娘は神童ではなかったし、夫も、思ってたより子どもに対して期待値を高く持つタイプで、メンドくさかったんですけどね…。


詳しくは追ってまた…。