中学受験さいごの1年間は、金銭感覚がかなりバグりました
↓中受界隈の流行語大賞は、きっと毎年これ。
やっと正常な感覚に戻ってきたと感じる今日このごろ。
正視するのが怖くて避けていましたが、中学受験にかかったお金を振り返りました。
我が家は、メインはサピックス(4年生2月〜6年生1月の3年間)。
個別や家庭教師は頼んでおらず、単発で「早稲アカそっくりテスト5本勝負」「都立対策講座」などを受講。
中学受験費用の大半はサピックス受講料なので、サピックス受講料を中心に振り返ってみます。
サピックス受講料をまとめたこちらの表。
表を見ていただいてわかるように、4,5年生に比べて、6年生からの課金レベルの上がり具合がエグい…。
次に、引き落とし月ベースでも見てみました。
(このグラフは、模試代やノート代なども含まれていますが、誤差レベルのはず)
毎年、3,7,11月に季節講習料の引き落としがあるので、棒グラフが少し高くなるのですが、こうやってみると、6年生9月のSS特訓代+通常受講費の引き落としが、すごかったですね…。
これ以外に、単発講習代やら、問題集過去問、出願料、ホテルや外食代、交通費などが、12-2月にかかり、3年間で中学受験に対して、およそ350万円払った、というのが、我が家の金額でした。
この金額について、特に気になるところも、後悔もありません。
中学受験は、そういうものだと覚悟していたからです。
それよりも、今後の6年間のお金のほうが気になる…(大体の金額感は認識しているけど)。
そう思いながら調べていたら、こんなサイトを見つけました。
令和6年度の学費調査結果が掲載されていて、概要としては、
- 対象校のうち、初年度納付金(総額)の値上げをした学校は56校(30.9%)、値下げをした学校は1校(0.6%)、据え置いた学校は124校(68.5%)であった。
- 初年度納付金(総額)の平均額は1,009,362円で、前年度に比べて20,237円(2.0%)増加した。
- 初年度納付金(総額)の最高額は2,117,800円、最低額は668,000円であった。
だったそうです。
東京都のHPは、興味深いデータが多くて、他にも値上げ率ごとの学校数や、値上げ率が高い学校名、逆に10年以上値上げしていない学校名などが掲載されていました。
やっぱり、学費、値上げ傾向ですね〜。
しばらく続くのかな。
値上がるとツライな…
とはいえ、だいたい初年度納付金は平均100万円くらい(都民だと補助金10万円/年出るので、90万円くらい!?)だと思うので、サピックスメインのかたは、今年は、
「受験年(6年生)よりは楽になるけど、5年生のときよりはかかる」
と心づもりしておけば良いのかもしれません。
中2以降は初期費用がかからないし、高校になると、補助金が増えるので、もっと楽になりそうですね。
ちなみに、具体的な都内の進学先校が決まっているかたは、下記をみると、その学校の学費が具体的にわかります。
こちらのデータでは、寄附学債の有無も書かれていました。
都内の私立校だけですが、181校中、「寄附学債有」の学校は、52.5%。
意外と少ない気がしませんか?
男女別で見ると、男子校のほうが、「寄附学債有」が多いみたいです。
↓こんな感じみたいでした。
余談ですが、女子校と比べて男子校のほうがかなり少ないんだなあ、と、改めて。
いろいろ書きましたが、私立中学に進学されるかたは、多かれ少なかれ、課金は続くと思うので、一緒にがんばりましょう。