王道の「中受勉強 虎の巻」ではないものを中心に、私がお勧めしたいと思った本を紹介していくシリーズ。


第1弾目はこちら。



第2弾は、渋幕の現役高校生(※執筆当時。卒業後、海外大学に進学されている)が書いた、こちらの本。

『JK、インドで常識ぶっ壊される』




内容としては、特にインドに興味があった訳ではない、渋幕女子高生(JK)が、父親の転勤に伴ってインドで生活した体験記。


前半は、JK視点でインドの生活・バイアス(※)での気づきが描かれ、後半は、インドのインターナショナル・スクールのクラブ活動 Rights for Childrenで知ったストリートチルドレンたちとの交流が描かれています。


(※例)

生活=「高校生」である自分が「大人」の使用人にお世話をされる社会的階層への違和感など。

バイアス=「インド人→ターバン姿👳」のイメージは、実は人口1%にも満たないシーク教の宗教上の姿で一般的ではない。ちなみにターバンは、宗教上、髪やヒゲを切れないのでまとめるためにしている。


筆者があとがきで


「高校生のうちに書いておかないと、出会ったことも感じたこともないことになってしまう。 青いなら、 青いままで残しておくというのも、大切であると思った」


と書かれていますが、高校生らしいみずみずしさと、すさまじい描写力が共存した文章で、いい本だと思いました。

そして、それ以上に素晴らしいと思ったのは、出版経緯。

この本は、筆者が「出版甲子園」に応募し、グランプリを受賞したことで出版化されましたが、その真の目的は「インドの子どもたちへの寄付」。


インターナショナル・スクールのクラブ活動 Rights for Childrenで知ったインドの光と影。

コロナ禍で自分は帰国したが、何か自分にできることはないか?という問題意識の中での行動だったらしいです。

(この本の印税の一部は、インドの子ども支援団体に寄付される設計になっている)


さすが、渋幕生!

こういうお子さんが級友にいる中高6年間。すごく刺激と学びが多そうですね!


私は、確か、渋渋の学校説明会での告知で知り、読んだのですが、渋谷教育学園の「自重自考」教育でどういう子が育つのか、具体的なイメージの一助になるかなと思ってのご紹介でしたウインク