中学受験で、学校を選ぶ観点は、
いろいろありますが、
「学友」のことも考えますよね。
私が考えていた、学友に求める要素は、
以下の2つでした。
1.子どもに合う学友はいそうか?
具体的には、
子どもと似た子がいそうか、
学祭などで、
子どもがいる姿を想像できるか、など。
2.よい刺激になる学友はいそうか?
具体的には、
勉学や活動に前向きな子がいそうか、
子どもの「当たり前」を
引き上げてくれそうか、など。
(園時代の給食で「家では食べられない食べ物が、園では食べられる」ことがありましたが、それも友だちが醸し出す場の空気感で、「当たり前」が引き上げられていたと思うんです。それと似た期待感かも)
が、先日、夫と話していて、
新たな観点が増えました。
発端は、先日、夫とみた、
慶應義塾の中学受験動画。
※そのときのブログ
別日に、夫婦でその話題になり、
私は
「慶應入るなら大学からが
一番コスパがいいんじゃないか説」
を、唱えました。
が、夫は全く違う説を言ったんです。
「確かに、
慶應に幼稚舎や中等部から入る目的が、
『慶應義塾大学への進学』なら、
コスパが悪い。
ただ、幼稚舎から入る子たちは、
「普通に過ごしていると出会えない層」の
お子さんが多いでしょ。
そういうお子さんと、
小学校・中学校時代から、
『友人として人脈ができる』のが、
価値なんじゃない?」
人脈〜?!
中学で人脈作り?!
そんな発想、私にはなかったので、
本当に本当にびっくりしたのですが、
そういう考え方もあるのか〜![]()
もし、志望校について、
「住む世界が違う子が多そうだから、
うちの子、大丈夫かな…」
「周りの子のレベルが高すぎて、
うちの子がついていけるか心配…」
と心配されている方がいたとしたら。
それこそ、中学受験の醍醐味!
普通に過ごしていると、
なかなか出会えない学友と
出会える環境に投資するのである!
と、思ってチャレンジしても
よいのはないかと、思いました![]()
(子どもは、案外環境に適応する生き物ですしね!)
