日本バカ映画の巨匠!河崎実監督の初期8ミリ映画作品に驚愕!! | 恐怖のイラストレーター日記/ハマダミノル

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河崎実監督 1983年製作「エスパレイザー」

 

河崎実監督の1983年製作の8ミリ自主制作映画。

8ミリの粗い粒子も含めてとても面白かった!

 

物語

「宇宙線発生装置の事故により大量に宇宙線を浴びたためにエスパ―以上のエスパ―「エスパレイザー」となった三人の若者、南郷・上郷・三宅。上郷はエアロゾルαという超兵器で人類滅亡を図るが、南郷はエスパレイザースーツの超能力でこれを阻止しようとする。地球滅亡をかけた壮絶な戦いがはじまった!」
(Amazonプライムビデオより引用)

 

お金も機材もない中で身の回りのものを使いこなして作り上げた絵作りがとてもカッコいい。

 

ビルを背景に主人公が仁王立ちするカットを連続で入れるシーンは痺れました。

河崎監督の発明カットですね。

8ミリ映画と言えども全編にわたって気合いが入っています。

 

特撮スタッフに原口智生さんや漫画家の桑田次郎さんの名前が。

手塚眞さんも俳優として出演していたみたいですが、どれなのかよく分かりませんでした(笑)

 

そしてナレーションが石坂浩二さん。

ウルトラQオマージュですね。

なんという贅沢な8ミリ映画なんでしょう。

 

Amazonプライム会員でしたら無料で視聴できますのでぜひご覧ください。

54分という尺の短さも良いです。

 

河崎実監督のnoteに今作の裏話が詳細に綴られていて面白いです。