一年の締め括りとなり、何かと気忙しい
12月も早や半ば。
今日までの一週間は、まさに気忙しい中にも
指呼の間である家内の支援を得て、
二つの区切りがつき、大いに安堵した。
一つは先週11日の再診をもって名古屋第二病院
(八事日赤)の診療を終了したこと。
10月末、入院した折の術後の傷痕の腫れ、
痛みは多少あるが、順当に進んでいるとのことで
無理はできぬが、先ずはホッとした。
山茶花に心が和む。
二つ目の区切りは昨日14日に執り行った
墓じまい・改葬を無事終えたこと。
お墓は遠方の菩提寺の墓地にあり、現在住んでいる
名古屋市内より高速を使って一時間余り。
ここ2~3年、持病と老躯の綻び並びに遠方で
承継者がいないなどの理由から
墓じまい・改葬の検討を慎重に進めてきた次第。
「12月14日の当日」
7:30 家を出る
9:00 現在お墓がある所轄の市役所に伺い、
改葬手続きの為の改葬許可申請書を受取る。
10:30 住職による閉眼供養(お魂抜き)執り行う。
11:00 暮石の撤去・ご遺骨の取り出し・更地
11:20 住職との対話(お布施・埋蔵証明依頼など)
11:50 再度、市役所へ
改葬許可申請書を提出し、改葬許可証を
発行して貰う。
13:40 名古屋市内の新たな改葬先寺院に改葬許可証を
提出し、納骨する。
14:00 永代経供養
15:00 帰宅
上記の通り、多忙を極めた一日となったが
手となり脚となり、口となり耳となり、きめ細かくサポート
してくれた、家内の協力のお陰で、
スムーズに事を運ぶことができ、心から感謝した次第。
歳を重ね、今までの暮らし方が変わっても
墓じまいは、ご先祖様の供養を止めてしまうのではなく
今までのお墓での供養から、新たな供養先に
引っ越すこと。
大切なご先祖様を末永く供養できるよう
お墓をきちんと片付け、
あとの供養につなげていくことの、一つの節目を
昨日、つけることが出来たのだと
確信した次第です。
墓じまいの当日は、穏やかで雲一つない快晴、
夕日も輝くばかりに静かに沈んで行った。
昨日の空が一点の曇りもなく、人生の節目を
飾って頂いたと感謝した次第です。
最後までお付き合い賜り
ありがとうございました。<(_ _)>