雨の日はジョンとマッコリ in 山本(サンボン) | あくまでも私的な韓国

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2008年、韓国生活とブログが、ほぼ同時にスタートしました。2021年の肺癌手術を経て、終活を念頭に置きつつ、日々を生きたいと思っております。

土曜日のランチタイムは


坪村(ピョンチョン)にいましたが


午後7時半過ぎには


勤め先の語学院にいました。


院長のミンジョン先生と


飲み会をすることになっていたからです。


日本語学院では


6月にEJU(日本留学試験)


7月にJLPT(日本語能力試験)


それに外国語高校の定期試験対策が加わって


大忙し。


ミンジョン先生は日曜日も補講で


休みがありません。


ストレスが半端無いので


飲みに行きましょうということで


雨も降っていたこともあり


商店街にあるマッコリ専門店に。


ここは25種類にマッコリが売りで


私達はとりあえず


オミジャマッコリをオーダー




激混みだったので


料理は30分かかると言われたのですが


マッコリを飲みながら


気長に待ちました。


ヘムル(海産物)パジョンだったのですが


見た目はいまいちだったものの


味は今まで食べた中で


ベスト3に入るくらいの美味しさでした。



最近美味しい料理にヒットする確率が


上がってる気がします。



ミンジョン先生は相変わらず苦労が絶えず


最近同居のご両親の体調が優れず


食欲が無いとのことで


激務の合間に


食事の準備をしたり


ご両親の口に合う料理の配達を手配したり。


飲み会の前にも


コムタンをテイクアウトしていました。



更に新たな試練が発生しました。


学歴詐称疑惑のあったC先生を訴えた


主婦学生の証人として


裁判所に呼び出されたのです。


学歴詐称と言っても


主婦学生が日本の専門学校を


大卒と認めないというだけのことで


韓国人であれば


大卒でなくても


講師をするのは違法ではないので


法律上問題は無いのですが


いろいろな場所で


悪名高いクレーマーとのことで


そんな主婦学生に気に入られた


C先生の運が悪かったのと


C先生のプライドも高いことから


お互い譲らず長引いてるようです。


しかも、訴えた主婦学生は


うちの語学院の生徒ではなく


C先生の個人授業の生徒で


C先生が学院で講師をしていたので


「何故こんな講師を雇ってるんだ」


と学院にまで


何度もしつこく電話をかけてきたのです。


ミンジョン先生にとっては


とばっちり以外の何物でもなく


呼び出した裁判所の担当者からも


知らぬ存ぜぬで通して下さい


でも呼び出しに応じないと不利になります。


と言われてるそうです。


全く理不尽な話で


運が悪いとしか言いようがありません。


慰めの言葉もありませんでしたが


ミンジョン先生と親しくなったきっかけになった


私が子どもを亡くした経験から


世の中が見えてきたことを再び話すと


「私の試練なんて大したことないですよね」


と一人納得していました。


私のは30年近く前のことですし


ミンジョン先生の場合


現在まで試練の連続なので


比べようもないと思うのですが。



お酒を飲んだり旅行に行ったり


それくらいしかできませんが


なるべく一緒に時間を過ごすつもりです。