2月の吟行 in ソウル | あくまでも私的な韓国

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2008年、韓国生活とブログが、ほぼ同時にスタートしました。2021年の肺癌手術を経て、終活を念頭に置きつつ、日々を生きたいと思っております。

昨日の土曜日

 

ソウル俳句クラブの2月吟行が

 

ソウル工芸博物館で行われました。



約一カ月前に下見をした時にも

 

写真をアップしましたが

 

今回は常設展に加えて

 

ファッションの特別展が開催されてました。



曇りでしたが

 

日中の気温が7℃まで上がり

 

春の訪れを感じさせる吟行になりました。

 

12時半に集合し

 

館内をゆっくりと観覧したあと



3時の集合時間まで

 

館内のカフェで

 

ゆっくり俳句を推敲しました。




今月は幹事になっているので

 

忙しいかもしれないと

 

予め俳句を作っておきました。

 

昨日点をいただいたのは

 

「嫁入りに螺鈿の箪笥春の暁」



副主宰から特選をいただいたのが

 

「春愁や匠の刻んだ蝶番」



で嬉しかったです。

 

自分では一番気に入ってた

 

「春ポジャギ鬢の油に進む針」



には点が入らず

 

皆さんとの感性の違いを感じました。

 

でも、私の場合

 

俳句作りは自己満足の世界なので

 

昨日の吟行も十分に楽しめました。

 

句会が行われたのは

 

スンドゥブチゲの美味しい店でしたが



お肉のメニューもあったので

 

サムギョプサルとモクサルも食べました。



昨日は焼き係をしていたので

 

料理の拡大写真はありませんが

 

とても美味しくて大満足でした。

 

懇親会には10人参加しましたが

 

ビールは10本以上

 

マッコリも10本以上空いたと思います。

 

この店のご主人と

 

ソウル俳句会会員の河童さんが

 

お知り合いということで

 

いろいろと融通を効かせていただきました。

 

レストランに向かう途中で

 

河童さんが詐欺にあった話を

 

興味深く聞かせてもらいました。

 

河童さんは欧米のセレブにも

 

食事を提供したことのあるシェフですが

 

少し前にシンガポールの不動産に投資し

 

家一軒分のお金を騙し取られたそうです。

 

同じ被害にあった人々が30人いたそうですが

 

お金が戻ってくる見込みはなく

 

詐欺師は刑務所に入れられて

 

ほとぼりが冷めたころ

 

出てくるだろうとのことでした。

 

新たなレストラン出店に関する

 

詐欺まがいの行為にも巻き込まれ

 

1年待たされた挙句

 

同じ人物から

 

別の新たなレストラン経営の話を

 

持ちかけられて断ったそうです。

 

そんな河童さんの顔を立てる意味もあり

 

10人でお会計が33万ウォンになりましたが

 

チップを3万ウォン加えました。



このあと

 

パートナー幹事の宙さんと

 

副主宰の3人で

 

ビールを飲みに行きました。




宙さんが副主宰に

 

聞きたいことがあったようで

 

熱心に尋ねていましたが

 

ソウル俳句クラブ内の人事のことで

 

私には全く関心のない話題だったので

 

「ありもしないことを

 

なんで心配するんですか?」

 

と口を挟んでしまいました。

 

韓国人の宙さんが言うには

 

俳句クラブは主宰によって変わる

 

とのことで

 

大いに関心があるようでした。