『走ったから元気になった』 | enjoy Clover

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三つ葉を伝える路上詩人じゅんぺいのブログです。
日常の喜びを中心に日々の出来事を書いていきます。

あなたの今日がちょっと楽しくなりますように『走ったから元気になった』
2015年03月04日 07時00分 発行
じゅんぺいです。

今日をもうちょっと楽しく生きること、本当はそんなに難しいことじゃないはず。

僕が知ってることはほんの少しだけだけど、あなたの今日がほんのちょっとでも楽しくなるように、受け取ったものを伝えていきます。

でも本当は、たくさん迷う自分自身への道しるべ。
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おはようございます♪

今日のメルマガでは、前回のメルマガでも登場したタカさんこと杉浦貴之さんと、しもやんこと下川浩二さんの対談CDを聴いていてピンときた言葉をご紹介します。

「走れるほど元気になったのではなく、走ったから元気になった」

これはタカさんがガンで余命宣告を受けた後に、ホノルルマラソンを走ったらいつの間にかガンが消えていたというお話ですが、その後にしもやんはこんな言葉を返しました。

「楽しいから笑うんじゃなくて、笑うから楽しいってことやね。何かやったら現象が後からついてくる」

実はこれ、心理学の分野でもちゃんとした説のある理論なんです。

生理学的変化が感情に影響を与えている、つまり「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ」というのがジェームス=ランゲ説。

よく似たもので、感情と対応した顔の表情を変化させることで脳に影響を与え情動を自覚する、つまり「無理矢理にでも笑うと楽しくなる」というのが顔面フィードバック説。

でも、実はこれだけじゃいろんな反論ができてしまうんです。

「同じ泣くでも悲しい時もあれば嬉しい時もあるじゃないか」みたいな。

なにげに大学で心理学を専攻していた僕ですので、今日はそのもう一歩先の、とりあえず今の段階では感情の理論として一番落ち着いている理論をご紹介します。

感情はどこからくるのか、今のところそれを説明する理論として主流になっているのが、シャクターの情動二要因説です。

これは文字通り、情動つまり感情(細かく見ると別のものですが)が決まるのは2つの要因であるという理論です。

一つは、さっきもあった「泣く」や「笑う」などの生理的な変化。

そしてもう一つが、認知。

つまり「その反応のことをどんな風に思い込むか」みたいなものです。

しかもその思い込みは、それまでの経験よりもむしろ、事後の環境や状況などの情報に大きく影響されることが分かっています。

ということは、とりあえずポジティブな動きをして、何か起こったら「ラッキー」だとか「ハッピー」だとか「チャンス」なんて思い込んでれば、いくらでも感情をポジティブにコントロールできるということです♪

しかも感情は身体にも大きな影響を与えるから、タカさんのようにガンがなくなったり病気が治ったりも結構簡単にしてしまうんです。

これは、世界ナンバーワンコーチのアンソニーロビンズさんも大事にしていること。

『走ったから元気になった』

それは決して不思議なことではなく、人間の仕組みとしてごく自然なことなのです。

ツイてるじゅんぺい8