手術後術後監視室から一般病室移動まで | ハマリョウの膵臓がん初回手術から14年半、共存9年

ハマリョウの膵臓がん初回手術から14年半、共存9年

2009年11月会社の定期検診で膵臓に影、
翌年2月に7時間に及ぶ手術を行い
2年後再発するも奇跡的再手術で
3年間無事に過ごすも、2015年7月に再々発、
11月に3度目の手術を別の病院で決行、
しかし取り切れず、エンドレス抗がん剤。

大変遅くなりましたが、今回手術の状況続報です。


11月2日15時過ぎに麻酔が覚めて、術後管理室(第二ICU)に移った。

この病院では肝胆膵外科の開腹手術を受けた患者は、

2泊この第二ICUで経過を見る。

患者二人に1人の看護師が対応するため、至れり尽くせりである。

第二ICUは、一人部屋と二人部屋があるが、私は一人部屋で

あったのと麻酔が良く効いていたので快適であった。


夕方38.5℃の発熱があったので、解熱剤を処方し37.7℃になった。

11月2日の夜は、床ずれ防止のため2時間ごとに身体の向きを

変えるので起こされたが、それ以外は眠ることが出来た。

ちなみにこのベッドは幅70cmくらいで真ん中がへこんでいて

落ちないようになっていた。当然柵はあるが・・・。


11月3日(文化の日)

痛みは夜までは問題なかった。

午後、ベッドから起き上がり50m程度歩いた。

この調子なら直ぐに退院できるかな、と思ったが、

夜になったら、痛みが出てきてベッドから起き上がることも出来なくなった。

その夜、痛み止めの注射をして貰い、

デッドの上の方を少し上げた状態でうとうとしていた。

ベッドをフラットにすると腹部の痛みが増すため

お腹を少し曲げた状態で寝た。


腸が動き出しガスが滞留したようだ。


癒着が凄いので腸の動きがわるいのだるう。

癒着と手術については、考えることがあるので後日私の意見を書く。


11月4日(水)

起床したら傷が痛く、ベッドから起き上がれない。

今日は一般病室、と言ってもナースステーション横の部屋に移動する。

痛みが凄いので痛み止めの緊急点滴を2本行い、

10時に車いすで一般病棟に移動した。

この日の昼から食事がはじまったが、先生曰く

「腸とか胃に小さな穴が開いていて食べ物が腹腔内に漏れると

大変なので、半分程度にして」 と

そんな訳で半分食べ、様子をみた。


午後痛みも収まってきたので50m程度歩いた。


戻ってベットで横になっていると

女性が「如何ですか?」

看護師さんじゃないし、誰かな?とちょっと考えていると

手術の時お世話になった麻酔科の女医さんでした。

術後は痛みが無く快適だったこと、

翌日の夜急に痛み出して痛み止めをして貰い

現在は、殆ど痛み無く快適である旨を伝えた。

「腸が動き出して痛みが出ることがあります」と受け答えして貰った。


麻酔科の医師が患者に聞くこれは、凄いことだなと感じた

良い医療を心がけているのですね。


夕食は全部食べることが出来た。


そんなこんだで、術後2日目が終わった。


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