大変遅くなりましたが、今回手術の状況続報です。
11月2日15時過ぎに麻酔が覚めて、術後管理室(第二ICU)に移った。
この病院では肝胆膵外科の開腹手術を受けた患者は、
2泊この第二ICUで経過を見る。
患者二人に1人の看護師が対応するため、至れり尽くせりである。
第二ICUは、一人部屋と二人部屋があるが、私は一人部屋で
あったのと麻酔が良く効いていたので快適であった。
夕方38.5℃の発熱があったので、解熱剤を処方し37.7℃になった。
11月2日の夜は、床ずれ防止のため2時間ごとに身体の向きを
変えるので起こされたが、それ以外は眠ることが出来た。
ちなみにこのベッドは幅70cmくらいで真ん中がへこんでいて
落ちないようになっていた。当然柵はあるが・・・。
11月3日(文化の日)
痛みは夜までは問題なかった。
午後、ベッドから起き上がり50m程度歩いた。
この調子なら直ぐに退院できるかな、と思ったが、
夜になったら、痛みが出てきてベッドから起き上がることも出来なくなった。
その夜、痛み止めの注射をして貰い、
デッドの上の方を少し上げた状態でうとうとしていた。
ベッドをフラットにすると腹部の痛みが増すため
お腹を少し曲げた状態で寝た。
腸が動き出しガスが滞留したようだ。
癒着が凄いので腸の動きがわるいのだるう。
癒着と手術については、考えることがあるので後日私の意見を書く。
11月4日(水)
起床したら傷が痛く、ベッドから起き上がれない。
今日は一般病室、と言ってもナースステーション横の部屋に移動する。
痛みが凄いので痛み止めの緊急点滴を2本行い、
10時に車いすで一般病棟に移動した。
この日の昼から食事がはじまったが、先生曰く
「腸とか胃に小さな穴が開いていて食べ物が腹腔内に漏れると
大変なので、半分程度にして」 と
そんな訳で半分食べ、様子をみた。
午後痛みも収まってきたので50m程度歩いた。
戻ってベットで横になっていると
女性が「如何ですか?」
看護師さんじゃないし、誰かな?とちょっと考えていると
手術の時お世話になった麻酔科の女医さんでした。
術後は痛みが無く快適だったこと、
翌日の夜急に痛み出して痛み止めをして貰い
現在は、殆ど痛み無く快適である旨を伝えた。
「腸が動き出して痛みが出ることがあります」と受け答えして貰った。
麻酔科の医師が患者に聞くこれは、凄いことだなと感じた。
良い医療を心がけているのですね。
夕食は全部食べることが出来た。
そんなこんだで、術後2日目が終わった。
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