粒子線治療が受けられる病院(施設) | ハマリョウの膵臓がん初回手術から14年、共存8年半

ハマリョウの膵臓がん初回手術から14年、共存8年半

2009年11月会社の定期検診で膵臓に影、
翌年2月に7時間に及ぶ手術を行い
2年後再発するも奇跡的再手術で
3年間無事に過ごすも、2015年7月に再々発、
11月に3度目の手術を別の病院で決行、
しかし取り切れず、QOLを保ち次のステップです。

粒子線治療には、重粒子線陽子線があります。

装置や稼動施設にかかる費用が、重粒子線で約120億円、

陽子線が約80億円かかり、

また巨大な敷地に大がかりな装置を必要とするため、

日本では、重粒子線が4箇所、

陽子線が10箇所のみ開所しています。
 (兵庫県は1つの施設に2つ設置)。


これに今年度神奈川県立がんセンターが加わり、



神奈川県立がんセンター i-ROCKアップ


また、2017年度には大坂の大阪府立成人病センター

隣接地に整備されるそうです。


京都府には開所は未定ですが陽子線の施設が

京都府立医科大学附属病院」が出来るようです。


これら施設は、

「公益財団法人 医療原子力技術研究振興財団」が

統括しています。

   財団ののHPへ  

   HP上部の「切らずに治す粒子線治療」をクリックすると

   重粒子線治療とは何か? からはじまって治療の情報まで

   良く分かります。


病院リストは以下の通りです。


重粒子線

 群馬県 群馬大学医学部附属病院 重粒子線医学センター

 千葉県 放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター

 兵庫県 兵庫県立粒子線医療センター

 佐賀県 九州国際重粒子線がん治療センター

 神奈川県 神奈川県立がんセンター(2015年度開所予定)

 大阪府 大阪府立成人病センターの隣接地

       (2017年度開所予定)


陽子線

 北海道 北海道大学病院陽子線治療センター

 福島県 南東北がん陽子線治療センター

 茨城県 筑波大学附属病院陽子線医学利用研究センター

 千葉県 国立がん研究センター東病院

 長野県 相澤病院 陽子線治療センター(Ai-PROTON)

 静岡県 静岡県立静岡がんセンター

 愛知県 名古屋陽子線治療センター

 福井県 福井県立病院陽子線がん治療センター

 兵庫県 兵庫県立粒子線医療センター

 鹿児島県 メディポリスがん粒子線治療研究センター 

 京都府 永守記念最先端がん治療研究センター

     (京都府立医科大学附属病院)(開所:未定)

      日本電産株式会社会長兼社長

        永守重信(ながもりしげのぶ)氏 からの寄付


これら施設での治療が適用になれば、

国の先端医療として認められているため、
混合診療が認められます。

膵臓がんにも適用されるようですが、
基本的に転移が無く、腫瘍最大径が10cm以下のM0症例、
以前に放射線治療を行っていない等の条件があり、
そして基本的に抗がん剤とも併用になるようです。

膵臓がんについては、

重粒子線の臨床試験中の対象部位になっています。
と言うことは、臨床試験の対象になれば300万円~500万円
と言われる費用は掛からないと言うことですね。

膵臓がんでは、適用になるのは少ないと思いますが、

私は、1人の方が重粒子線を受けたれたことを知っています。



追加事項
 日本では、膵がんに放射線治療は余り適用されませんが、
アメリカでは術前も適用されるようです。

放射線を実施した後、

現在では手術を行うことは普通に行われています。


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