【鉄道模型】満鉄パシナ979 特急あじあ号【MICROACE】 | 日々轍ヲ邁ム哉〜鉄道とか色々な事

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日々轍ヲ邁ム哉(にちにちわだちをすすむなり)…毎日鉄道の事ばかり考えている私が、思い立った時に書き記すブログです。関西の鉄道ネタが多め。
毎日21時以降更新ですが、基本三日坊主な人間なので、更新が止まったらお察しくださいw

満洲と云えば、南満洲鉄道が真っ先に思い浮かぶのは、やはり鉄道の事しか頭に無い私だからなのかもしれません…
私の幼少期、親以上の世代の人たちが満洲の生まれとか、戦前に満洲に渡って終戦間際に日本に戻られたと云う実体験を持つ方の話をメディアを通じて、または直接聞いたりと云う事がよくありました。
そんな当時の満洲国では、国電52系が登場する前、運行を開始したのが特急「あじあ号」で、最高時速130kmという当時特急「燕」が時速95kmだったことを鑑みると、かなり高速な列車であった事が想像出来ます。
車輌長も25mあり、現在の新幹線の原型と云われる理由がよくわかりますね。
 

■MICROACE A-8401 満鉄パシナ979・あじあ号 7両セット


20m級の旧型国電と並べてみたのですが、やはり長い!


ちょっと撮影が微妙ですが、展望台も格好いいですね。
マイテ49などの旧型客車の展望台もそうですが、擬洋風のデザインが当時を偲ばせる雰囲気があり、私的には非常に落ち着く空間です。
落ち着いた濃緑というのも良いですね。当時の濃緑な車輌と云えば、阪和電気鉄道や戦後の国鉄52系高速試験車等々、速い列車というイメージがありますね。
あとパシナ型機関車が鮮やかな水色と云うのが正直驚きです。濃緑など濃い目の色は創造が出来るのですが、昭和の初めに水色の蒸気機関車が存在したという事に意表を衝かれました。
しかしながら、濃緑という暗めの色の客車と、それを牽引する鮮やかな水色という明るめの色の蒸気機関車と云うのが面白さを増しています。
蒸気は黒という(たまに濃緑)と云う固定概念がありましたので、コレは本当に驚きました…
今の時代でしたら、若桜鉄道の「ピンクのC12」があるので判るのですが…w
でも、水色のパシナ型機関車を見た後だと、ピンクのC12の理解度が増すのは気のせいかな?w
 
少々話題がずれてしまいましたが、今回はこの辺で。