書類審査でハネられず面接で通る自己アピールの方法・その1 | 技術力あっても説明アピール下手で9回も転職繰返した50代ハード技術者が、たった1カ月の就活で理想の再就職を果たした方法

技術力あっても説明アピール下手で9回も転職繰返した50代ハード技術者が、たった1カ月の就活で理想の再就職を果たした方法

運悪くバブル崩壊期に転職はじめた為
その後の長い世界不況で
転職先会社が次々経営不振に至り
リストラ転職を9回も繰返した私の
失敗の末に得た成功経験から
リストラ再就職転職に悩む
50代ハード技術者のあなたの
就活の参考にとお伝えするブログです。


前回記事では


1か月の再就職活動で
効率よく再就職するための手順

について話しました。



今回は
その手順を進めるうえで
あなたが気になっている


「どうしたら書類審査ではねられず
面接でもうまく自己アピールできるか?」


についてのお話しです。


今まで同様
注意して読んで参考にしてくだいさいね。




内容は、大きく


・書類の書き方・内容ネタの洗い出し手順

・面接での自己アピール説明方法


の2点にフォーカスして
お話しします。



しかし


1記事で 
この2点を書くと

長くなるので


今回は 最初の 
書類の書き方の手順
について書きます。





◎履歴書・職歴書のネタやテーマの洗い出し方



履歴書や職務経歴書を
書けと言われても


具体的にどう書いてよいのか?



ただ普通に書いて
それで書類審査に通るものなのか?



さらには


自分が何の仕事が得意で何に向いており
どの仕事内容を希望するのか


それを先方(書類審査者)に
アピールして採用への魅力を感じてもらえ
仕事内容決定に結びつくのか?



これらの事が気になりますよね?




そうです!!



これらのハードルを
クリアしなければ

書類審査に通れる書類
にはなりません。



技術者再雇用の場合
ありがたいことに

筆記試験とか技術力試験
のようなものは


通常 まずありません。




しかし、それ故に


雇用する側の心情としては

書類と面接で当人の力量を
90%近く確信できなければ
雇用にまで至らないのです!!




もちろん
それ以前に常識的に


・健康であること
 (できれば健常者がのぞまれる)


・人としての言動・性向に
  異常なところがない事


・一般常識はわきまえており
 人間関係に偏りがない事。



などの面も書類と面接で
見られてますが



これら「常識的なこと」は入り口であって
当然ながらこの点はクリアできてなければ
話になりません。




ここでお話しする内容は


それ以外の 


技術面・経験面・スキル面の
書類に記載するべき


ネタ・テーマ・話題 を

どうやって洗い出して絞り込むか
についてお話しします。




当然ですが


ただ紙に向かって漠然と
思い出せる順に時系列に書き出せば
よいものでもありません。




第一


書けと言われて


即座に次々時系列で
自分の今までの人生や
仕事経験を書き出せますか?



多くの人は


1時間以内に
履歴書・職務経歴書を書け
といわれても
かけないのではないでしょうか?




履歴書にしても


小学校から大学(や専門学校)までの
名称や入学・卒業年(西暦で)を


何も見ないで

スラスラ書ける人はまれだと思います。




今まで10回も20回も

同じ文書内容を書いたことがあるなら
別ですが


多くの人は転職・再就職してても

4回未満が多いことでしょう。


あなたも
たぶん転職再就職は
多くても4回前後だと思います。



私のように9回以上もある例は
技術優秀なハード技術者としては
極めてまれだと思います。




また、当然ながら


転職回数が多いほど

先方企業はあなたの
人間性・技術力の双方を疑ってきます!



人間性・協調性・忍耐力がなく
ワガママだから仕事が長続きしないのでは?



技術力が無いから
職場で仕事をさせてもらえず
退職してるのでは?




などの安易な悪い方向へ
転職が多い背景を
勘ぐられるのです。




なので


履歴書・職歴書を書くには
こういった悪い意味の勘繰りを
排除できる書き方するために



準備段階の
下書き用メモが
必要となります。


以下 下書き準備の手順を書きます。






◎下書き準備の手順



以下 箇条書きで手順を書いてみます。



<履歴書・職務経歴書の下書き準備手順>



1:小学校から大学(専門学校)までの
  正式名称・入学卒業年を元号と西暦で
  リストアップする。
  (卒業証書や学校の卒業アルバム・電話連絡簿
   などを参照して調べる)


2:生まれてから今までに経験した記憶にある
  「特異な経験」「異色な経験」「感動的なこと」
   「忘れられない事」「アルバイトの経験」
  「健康面のこと」「人間関係での悩み」
  「成人後の就業仕事経験の詳細」
  「仕事で扱った技術分野・経験・人間関係

   会社名部署名・出願特許・研究発表・
   作成した報告書・留学体験・扱ったことのある
   計測機器や製造機器・設計ツールやCAD」
  「ワープロ能力・ワード・エクセル能力」
  「技術実用資格」「趣味の資格」「語学能力」
   などを
半日~1日かけて集中して一気に洗い出す事。


3:自分が生まれてから今までの時系列の世間的トピックを
  西暦ベース(元号も入れて)で略年表を作る。
  (何年に何があったか などはネットで色々調べて
   自分の記憶と合致する特色あるイベントを各年表に
   記載) 


4:「3」の年表をキイワード的に使って
   その脇に「2」を参考に
   自分の人生トピックスを併記してゆき
   年表化する。


5:「4」を参考にして 本格的な自分史年表を
   生まれた年から小学校~大学(専門学校)
   その後の会社人生・社会人人生で
   公私ともども趣味・興味関心・資格・賞罰
   会社入社退社・所属部署名・人員構成
   取り組んだ仕事内容・ツール装置などを
   順次書き込み仕上げる。


6:「5」をベースに履歴書を作成する。


   履歴書記載事項
   ・氏名・年齢・住所・(本籍)・写真・連絡先
   ・小学校から大学までの学歴

   ・就業した会社の社名・入社・退社年月・所属部署名
   ・趣味特技・技術資格・賞罰
   ・家族構成
   ・就活の応募の背景理由・就業したい仕事内容など


7:「5」をベースに職務経歴書(職歴書)を作成する。


   概略次の3通りの書き方が基本フォーム。

   ・職歴書フォーム1:時系列フォーム(古い順or新しい順)

   ・職歴書フォーム2:仕事種別ごとフォーム
    (数種の仕事経歴ある場合 仕事内容別に編成する方法)

   ・職歴書フォーム3:自分が情熱もつ仕事順に書くフォーム

   職歴書の書き方は他にもいろいろな編成・構成の
   方法と趣旨があるので より詳細な内容は
   後日また別途記事にする予定です。
   

8:「6・7」の段階で合わせて

   自分ができる仕事・やればできそうな仕事
   ぜひやりたい仕事・興味があってあってみたい仕事
   をランク分け分類整理し 背景・理由・動機・希望と
   人生目標(仕事面での)を洗い出し整理する。


9:「6・7・8」を元に
   応募したい仕事・企業向けに「ラブレター」を
   書いてみる。
 


   なぜ自分がその仕事に応募するのか
   何が魅力に感じているのか、自分には何ができるか
   だから雇用してほしい・・という趣旨の手紙を
   A4用紙5枚程度以内(理想は1枚)で書いてみる。


10:「9」の時点で自分の分析と自分を上から見た
   俯瞰図イメージができるので
   これをベースに 履歴書・職歴書・面接応答案
   などが作成できるはず。


11:仕上がった 履歴書・職歴書・面接応答案 を
   1日置いてながめて再編集再構成し仕上げる。
   その後更にまた1日置いて再考し


   OKであれば最終版とし

   それを用いて就活に専念。
   



こういった手順で

頭の中のモヤモヤしている
ものを全部絞り出し



自分と対面して
自分を見つめなおすと




自分の本質・出来ること・やりたい事
やってみたい事・やればできる事
といった能力の分別、向き不向きが
あぶりだされます。



そして


そのうえで履歴書・職歴書を書き

仕事に応募します。



応募して書類選考通過できたら


次の面接時には
これらの自分自身の内容整理がしてあれば

どのような面接質疑にも応答できる
準備ができるわけです。




より具体的な履歴書や職歴書の
文章フォーム・書き方 については

また後日 別の記事で取り上げることにします。




以上が


書類を書く上ですべき手順・下準備の全容です。





続きは次回 


面接での自己アピールのお話し で。




それではまた。