9月13日(日) 雨 ☂☂ 午後から晴れ間
毎年、命日に近い日曜日に、
この高松歴史公園の句碑の前で、
「鶴彬をたたえる集い」が開かれています。
ことしも、30人ほどの人が各地から集い、
戦前に川柳で反戦を訴えた鶴彬を偲びました。
この碑前祭には、いつも、鶴彬の姪、城戸寿子さんが献句の川柳を詠みあげます。
献句は、今年度の第20回『鶴彬』川柳大賞受賞作。
鶴彬大賞 七色の舌で平和を偽装する 樫村日華(茨城県)
優秀賞 九条を骨抜きにする多数決 妻木義山(小松市)
税務署に弱音を吐いて励まされ 清左とみ(金沢市)
最後は、句碑に刻まれている鶴彬の川柳を、高松吟詠会のみなさんが献吟されました。
枯れ芝よ団結をして春を待つ 鶴彬
終了後、隣の会館で、石川テレビドキュメンタリー『川柳人 鶴彬~今に伝わるメッセージ~』
(2015.5.23 石川テレビで放映)が上映され、みんなで鑑賞しました。
鶴彬が、現代の私たちに託したメッセージはなにかを考えさせられるよいドキュメンタリーでした。
手と足をもいだ丸太にしてかへし
胎内の動き知るころ骨がつき
14日は、安保法案が衆院で再可決できる憲法の60日ルールが使えるようになる日。
鶴彬のメッセージに耳を傾けてほしいと切に願いました。
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