浜波のブログ -7ページ目

没頭

触れた唇があまりにも気持ち良すぎて、何度も何度も確かめるように重ねた。




こんなの初めてだ。




わだかまりと、罪悪感が溶けていく。




もうそんなのどうだっていい。




不倫だろうが、他に男がいようが、遊ばれたって構わない。




それくらい、夢中になった。




気持ち良すぎて止まらない。




奴も同じ気持ちなのか、離れては、近づき、その繰り返し。




落ち着いた時、唇がヒリヒリしてる事に気がついた。




「ヒリヒリする。ケダモノやね。食べられるかと思ったよ。」




私は笑いながら言った。




<気持ち良いんやもん。。>




奴は恥ずかしそうに言った。




可愛い。




頬も合わせながら、また唇の距離がづいていく。




重なってそのまま耳に移り、首筋から下へ・・・




さっきまでふさがれていた口から吐息交じりの声が漏れる。




いつの間にか、奴の手は私のふくらみを確かめようと前にきていた。。




こいつ、素早い上に、慣れている。。。。




遊んでるな~とか感心しながら、何気に手をどけようと試みた。




が、気持ち良すぎて力が入らない。




ふくらみにのせられた手は、やがてそれを包みながら少しづつ指に力をこめてきた。




別の刺激を与えられ、奴にしがみつく。もう声は明確なものにかわっていた。




対向車のライトが近づいてきて私たちは我に返った。




思わぬ中断に、何とも気まずい雰囲気




というか、道端ですしね。




バツの悪さから、二人から笑いがこぼれた。




「やらしい!!!」<やらしい!!!>




これまたほぼ同時に声が出た。




火照った体は治まる気配はなく、それは、奴も同じで、帰る気配もなかった。




さらに奴は求めてきて、まるで駄々っ子のようで、可愛くて仕方なかった私は、それに同意した。




とりあえず、車を動かそうと、その場を移動した。




もう、止まらなかった。




どうなってもいいと思った。




多分、深い関係になっても、すぐに切れる。奴もそのつもりのはずだ。




お互い相手がいるわけだし。一回すれば冷めるかもしれないし。




それなら、とりあえず楽しんだ者勝ちだ。




別れたがっている私をいつまでも手放そうとしないもう一人の男への当てつけと、




奴が私をどう抱くのかにも興味があった。とてもいい体をしているしそれも見てみたい。




たぶん泣く事はないだろう。




さらっと終われる。




もう、泣くのはごめんだわ。




たまにはこんな事もあっていいよね。




そして、とある場所に車を止めた。

家の前

とにかくいろんな話をした。


お互いのいろんな事。


どんどん仲良くなっていくのが、心の距離が近づいて行くのがわかった。


うちの前に車を止めた。


もう、帰らなくては。


なんだかすぐに降りれなかった。


降りたくなかったと言った方が正しい。


何がきっかけだっただろうか。


そうだ。奴が私のおでこにキスをしたのだ。


そうそれがきっかけだ。あまりにも嬉しすぎて、でもいけないと思って


私は、今自分が不倫中であることを伝えた。


空気が一変した。


話を聞きながら奴が急に煙草をひっきりなしに吸い始めた。イライラしているのが手にとるようにわかった。


「イライラしてるの?」


<だって面白くないもん。なんか悔しい。>みたいなことを言ったと思う


「もうこれ以上厄介なのは抱えたくないんだ」


こんな事を知られたくはなかったというのと、こうなる事が予想できていたのになんであの時帰らせなかったのだろうかという今更遅い後悔。


そしてこの状況を楽しんでいる自分がいるという罪悪感。


この刺激的な状況に、裏腹な感情をもってしまい、混乱して泣いてしまった私。


どうしたらいいかわからなかった。気持ちの整理をどうつけたらいいのか。


そんな私を奴は抱きしめた。


あったかくて、心地よくて、ほっとした。


嫌いになってくれたら楽だったのに。がっかりして、帰ってくれたら良かったのに。


もうふりほどけないよ。


二人の唇が触れ合うのに時間はかからなかった。











ドライブ

「こんばんは」


<こんばんは>


私はとてもドキドキしていた。


こんな人は初めてだ。


「お土産買ってきたよ」


<ありがと。すごいね。来るなんて。びっくりしたよ。>


・・・・・・


何とも言えない空気が二人を包む


「帰れって?」


・・・・<じゃぁお見送りしようかね。>


二人で歩きだした。


並んで歩くなんて。あっ意外と背低いんだ。172,3てとこかな。


「背ぇ高いね。」


同じ事を思っていたらしい。


<165センチ。そして高いヒールを可愛げもなく履くからね。173くらい?>


「そう。」


もっと高く見えたけどね。多分体のバランスがいいんだね。


車を置いているところに着いた。


わざわざお土産もって来てくれて、このままバイバイはあんまりだよなとか思ってしまい、車の中で話し込んだ。


相当、楽しい。


考え方も似てる。1時間くらい話しただろうか。


二人とも離れ難い雰囲気になり、車を走らせることにした。


海へ行き降りて二人で空を眺めてた。何気に体に触れてくる手に、思わず、<触らんで。危険や。>


と言ってみたり。


でも、慣れたころには私も奴の腕を掴んでた。もちろん、その行為は奴に指摘された。


コートを貸してくれて、サイズが私にピッタリなのが多少気に障ったが、温かかった。


それから車に戻り、目の前を通って行く車種をあてたりしながら、話して、今度は山に車を走らせた。


途中コンビニに寄ったりしてくれて、お見送りだけのつもりだった私は、財布も持たずにいたのでおごってもらい、


あんまり男性におごってもらう事がない私は、それにすら喜び爆発で。。。たかがジュースに(笑)安すぎるぜ、私。


レジでお金を払う奴を別の場所で見ながら、やっぱりかっこいいな。この人。声もいいし。


なんで結婚した後に出会ったんだろう。


どうして結婚してるのさ。独身の時に会いたかったな・・・・・


でも、奴が独身の時なら、もっと可愛い子つれてるんだろうね。私なんか箸にも棒にも引っかからないんだろうな。結婚してて行動がかなり制限されるから、手近な女になるんだろう。だから、私が目に止まったんだね。


そんな事を思っていた。


私は交際経験は人並みにはあるのだが、彼氏以外の男の人と2人きりになる事はまずなく、そしてあまりドライブ

とか外をブラブラする事もあまりしない方なので、奴との時間がとても新鮮だった。


あぁ惚れてしまったな・・私。


そんな事とはつゆ知らず、奴は私を見つけ笑いかけてくる。


<独身だったらよかったのにね。>


思わず言ってしまった。


奴は不倫が私の友人とが初めてなわけではない。


何度か、繰り返しているのである。


病気だ。(笑)慣れてるぜ。


でも、今日なにされても後悔はしないなと思った。


なにもされないだろうけど。(笑)


それくらいとても気を使ってくれたし、やさしかった。


後に騙された!!と思うのは言うまでもないのだが。(笑)


今思えばこの時が一番幸せだったし、楽しかった。