こんにちは。忙しいあなたを健康サポート
いつでも簡単に免疫力をアップする方法をお伝えする濱西です。
今回は、体力や疲労回復に欠かせない睡眠には大きく分けて4つのタイプがあるということについて、お伝えしたいと思います。
日本は世界でも有数の睡眠不足のクニと言われていますが、これだけ24時間きめ細かな仕事をこなす人間は日本人しかいないのではないでしょうか。仕事も育児も介護もいい加減にできない国民性も大きく影響していると思います。
とはいえ、睡眠不足をなんとかしたいと思っている人は本当に沢山いて、悩んでいるけど、仕方ないで済ませている方が多いと思います。
睡眠は1日8時間がベストとか、6時間がちょうどよいとか、まとまって眠ることができないとか、様々あります。
今回は7つの睡眠のタイプを紹介しますので、自分のどのタイプか確認していただければと思います。
また、最後に睡眠の質を科学的に測定する「ウェアラブルデバイス」についても紹介しますので、毎日の睡眠測定にお役立てください。
角谷リョウ著書の睡眠戦略より一部紹介
●ザッカーバーグの「短時間戦略」
ザッカーバーグといえば、フェイスブックの創業者ですが、彼だけでなく、多くの著名人や実業家たちが創業当初に実践していた戦略。
ザッカーバーグはかつて、1日5時間程度しか寝ずに働いていたことで知られていました。
これは目が覚めた瞬間から戦闘モードにはいる、いわゆる超忙しいビジネスマンのとる手法として知られています。
短期集中で目標を設定して達成するために、とことん集中して働く場合に効果を発揮します。
ですが、延々とやってはダメで。期間を必ず設けてください。期間到達後は、この戦略は早々に卒業しましょう。
健康を害するだけでなく、家庭環境や人間関係も攻撃的になり、あまりよろしくありません。
●エリザベス女王の「快眠戦略」
人間関係に悩んでいたり、もっと面白いアイデアを出したい方にお勧めです。これは遅くとも夜11時には必ずベッドに入り、毎日8時間半の睡眠を確保する戦略です。この場合、レム睡眠がばっちりとれているので、幸せホルモンが沢山分泌されて心も穏やか、長期的な視点や斬新なアイデアが得られるようになります。ガツガツした欲はなくなります。
ただし注意点としては、やや危機感が薄くなり平和ボケになりやすいので、詐欺など引っ掛かからないよう注意しましょう。
●大谷翔平の「長眠戦略」
毎晩10時間眠り、しかも昼間も時には自分専用のマットレスを球場に持ち込んでまでたっぷりと昼寝をとる長眠戦略で知られています。
これはもう超一流の戦略で、普通の人がしないトレーニングで脳も身体も極限まで思いっきり追い込むことで、眠っている時間さえもトレーニングの一環としてフル活用し、脳や運動神経、筋肉の急激な成長を促す戦略です。
かの藤井聡太(将棋)もこの戦略です。
●黒柳徹子の「2分割睡眠戦略」
睡眠を2回に分け、深夜に自分だけの時間を作る2分割睡眠戦略です。
とくに、子育て世代で育児をされている方は、子どもを夜寝かしつけて、自分も数時間眠り、目が覚めてから、深夜自分の時間を満喫して、再び眠る戦略です。本業と副業など2つの仕事をこなす必要がある方も向いています。
また、育児や副業をしていなくても、とくかく仕事から帰ってきたら、服も着替えずに、まず1、2時間眠る。
それでいったん目が覚めてからお風呂に入って、ご飯を食べるとか、非常に脳がスッキリした状態を作れます。
ですから、帰ったら必ず●●しなければならないという固定概念はもたなくてよいのです。
その方がストレスから解放されて脳にとってもよいのです。
●クリスティファー・ロナウドの「多分割睡眠戦略」
1回90分の睡眠を1日5回に分けてとる戦略です。仕事柄決まった時間に眠ることができない、不規則な勤務体系で仕事をしている方に向いています。これは多くの動物がこのような眠り方をしていることから、自然に近い睡眠という考え方もあります。
例えば0歳児の赤ちゃんを育てている両親にとっても最適です。
濱西も育児休業をしていましたのでよくわかります。2時間おきに子供にミルクを作って与えていたことを思い出します。ときどき授乳瓶の蓋がきちんとしまっておらず、ミルクがこぼれ、夜中に奥さんに叱られて大変な思いをしたことを思い出します(笑)
●マドンナの「フレックス睡眠戦略」
これは眠る時間帯を一般論にあてはめない戦略です。ようするに自分の寝たい時間帯に眠るという戦略です。
マドンナは、毎日午前4時に就寝する夜型の生活であることを明かしています。
朝型、夜型といったライフスタイルは自由に変えることができます。
●ラリー・ペイジの「チーム睡眠戦略」
おもに企業創業者が多いですが、チーム睡眠は、組織を率いているリーダが自分一人ではなく、部下の睡眠も改善し、組織全体がパフォーマンスを最大化する戦略です。
よくいう仮眠室がオフィスに設けられたり、お昼寝タイムをきちんと就業規則の中に組み込んでいる企業がそれにあたります。
Google創業者のラリー・ペイジのオフィスはまさにそのような環境に強いこだわりをもっています。
あなたはどの睡眠タイプにあてはまりましたか。
睡眠はまとまって取ろうとする固定概念を脱ぎ捨てて、自分にとってベストな睡眠戦略のヒントになれば幸いです。
●最後に様々な「ウェアラブルデバイス」の紹介とおススメについて。
「ウェアラブルデバイス」というのは、一言でいうと自分の睡眠の質を科学的に測定するというツール(道具)です。
最近ではかなりいろいろな種類がでてきています。こういったツールで自分の眠りの質はどうなのか客観的に測定してみてはいかがでしょうか。
このツールでだいたい100点満点中、60点以上取れれば、ベストです。
毎日の睡眠測定にお役立ていただければと思います。
「ウェアラブルデバイス」の選ぶポイントは
・電池長持ち
・価格もそこまで高くない
・心拍数まで計測していること
・100点満点で睡眠を採点できること
が大原則になってきます。
では、一つずつ紹介していきますね。
まず、こちらはオーラというブランドで、指輪型。邪魔になりませんが、かなり高価格です。
つぎにApple Watch SE。高機能ですが、電池の持ちが悪い。しかも高価格です。
またApple Watchは睡眠を100点満点で採点する機能がなく、それを取り込もうとしたら、Apple以外のメーカから別アプリでインストールする必要があります。
こちらはフェビットというメーカ。信頼性もあり、価格も手ごろ。ただしアプリが1年後から有料になるのが難です。
ファーウェイ。言わずと知れたC国の製品です。安価で信頼性は十分、デザインは好みに分かれます。
C国というだけで、好みに分かれそうですが、ここでは割愛します。
シャオミ 機能性は十分、さらに低価格の時もあります。
こちらもC国なので、好みに分かれます。
そして、ガーミンというメーカ。こちらがいまのところベスト。
高機能かつ電池長持ちで価格も手ごろ。
おススメなのが、ストレス状態をリアルタイムで計測してくれたり、体力の状態を示す「ボディーバッテリー」の表示、睡眠状態を詳しく分析した毎朝の「モーニングレポート」の機能が充実しています。無料のアプリで長期間にわたって記録が確認できるすぐれものと思います。上位機種はトレーニング向けの機能が豊富なので、トレーニングをしている方はそちらが最適です。
今回は7つの睡眠戦略と、客観的に測定する「ウェアラブルデバイス」の紹介でした。
興味のある方はこちらにもっと詳しく説明してありますので、睡眠にお悩みの方は是非参考にされてください。