こんにちは
助産師はま子です。
久しぶりの母乳育児シリーズです。
初回の母乳育児はこちら。
(興味があったら 8までご覧くださいね!)
◆母乳育児 9 育児と腱鞘炎
産後、慣れない授乳や抱っこなどで
よく親指からの痛みや
手首の痛み等を感じる人がおられます。
私が看護学生の時、
母性実習で慣れない沐浴を
毎日続けていたら、
同じような症状になって
腱鞘炎と診断されました。
辛かったですよ~。
実習の記録を書くにも一苦労しましたから。
だからママさんの辛さを知っています。
腱鞘炎の方は
猫背の人や肩こりの人が多いそうです。
妊娠期、
大きくなったお腹を支えるため
腰はそり、胸の裏側の背中が丸まります。
(骨盤前傾)
出産時、
赤ちゃんが骨盤を通過するとき、
つまり、いきみの時期に
腹圧がかかりやすい姿勢になるため、
骨盤後傾に傾きやすくなります。
フリースタイルでお産された方は
前傾が強いかもしれません。
どちらにせよ、
赤ちゃんが通過したということは
骨盤が緩み切っているので
不安定なことには変わりありません。
産後、授乳期、
授乳姿勢、おむつ交換、抱っこ。
どれをとっても肩を巻き込み
猫背になっていきます。
そして肩も凝る…。
(骨盤後傾)
と、まあ、
一般的にこうなりやすいといいますか、
みんなが腱鞘炎になりやすい因子を
少なからず持っている!
ということになります。
・・・長くなったので続きは次回へ。