恋愛の意味 #5 | 五月雨ゆか

五月雨ゆか

稚拙な文章ですが趣味で小説書いています。内容はすべてフィクションです。



翌日


「なお~!」


楽屋に入るなり美玖に飛びつかれた。


「どうしたん?」


「菜緒は私のこと好き?」


「はいはい、大好きやで」

「エヘヘ」

そういうと美玖は菜緒を引っ張って、自分のとなりの席に連れていった。



しばらくして…


「まもなく収録始めまーす。スタジオ向かってくださ~い」


「はーい」


スタッフさんの号令と共にみんな動き始めた。


「菜緒、連れていって~」


「自分で歩いて」


「え~嫌だ」


「はいはい、手つないであげるから」


そういうと美玖は満開の笑顔になり菜緒の手を握って仲良くスタジオへ向かった。