コイン好みAtoZ -31ページ目

コイン好みAtoZ

マイナーコイン好きなコレクターです。
いろんなコインを紹介します。
アルファベット順に目指せZまで。

1945年日本の統治が終了後、ソ連進駐地域で1948年に成立。朝鮮戦争後に現在の停戦境界ラインが形作され、分断国家となっています。大戦終戦時に大きな独立勢力が存在しない中、南北に分断して米ソが占領統治した結果別々の体制が形作られ、それぞれが統一実現の立場で代理戦争が引き起こされました。

通貨ウォンは1947年ソ連統治下で導入され、1959年1/100デノミが実施された後コインの発行が始まり流通したようです。通貨価値は経済悪化で落ち続け2009年にも1/100デノミが実施されましたが逆効果となり、信用は更に失墜し、米ドルや人民元等が使われているらしいです。

お国柄で入手が難しく、中国ロシア国境地帯へ訪問した方から譲ってもらった流通コインですが、最近はかなり出回るようになっています。

額面側に☆の付いた外国人用コイン(☆1つと2つ)も存在しますが残念ながら持っていません。

※1チョン アルミニウム貨 1959年

※5チョン アルミニウム貨 1974年                         ※10チョン アルミニウム貨 1959年

※50チョン アルミニウム貨 1979年

 

※1ウォン アルミニウム貨 1987年 人民学習堂(図書館)

 

 

1392年に成立した李氏朝鮮は中国の朝貢国で服従的な地位にありながら独立した状態にありましたが、日清戦争の結果、1897年大韓帝国と国号を変更して中国(清)の服属国から脱却しました。

しかし政治の貧弱さと腐敗の蔓延する中で日本とロシアの勢力争いが起こり、その後日本の保護国化が進んで、日露戦争後の1910年には併合され最後の統一王朝は滅亡しています。

1888年にようやく貨幣制度が整えられ近代貨幣の製造が始まり、その後日本の通貨制度に準じた制度に変更、1905年以降は大阪造幣局製造となった後、併合によりコインの発行は終了しています。

紙幣も中央銀行の役割を日本の民間企業第一銀行が得ていた不思議な状況だったようです。

5両、半円等高額面のコインも欲しいですが、偽物注意でなかなか手が出せません。

※5分銅貨 開国504年(1895) 朝鮮

※2銭5分白銅貨 光武2年(1898) 大韓

他に例のない大量な偽造、公認私鋳、密造輸入品が横行し鐚銭なみに流通、選銭が行われながら基本通貨として機能した不思議な近代硬貨。新通貨交換時も作りの良し悪しでレートが違ったとの事。

※1両銀貨 開国502年(1893) 朝鮮

※半銭青銅貨 光武10年(1906)

※1銭青銅貨 光武10年(1906) 大型

※5銭白銅貨 光武9年(1905)

※10銭銀貨 隆煕4年(1910)

北太平洋、ミクロネシア東部にあるギルバートラインフェニックス諸島等からなるサンゴ礁の島国。島を発見した英国人水夫ギルバートの現地語読みの国名で、1979年イギリスより独立しました。

南隣のエリス諸島は、同じ英領の植民地でしたが、ポリネシア人系が多く住むことからツバルとして分離独立しています。珊瑚礁の島々は標高が低く、地球温暖化で水没の危機がささやかれ、日付変更線の西に位置する世界で最も早く日付の変わる国としても知られます。

キリバスドルはオーストラリアドルと等価で1979年からコインを発行し、紙幣は豪ドルが流通しているようですが、コインが実際どのくらい流通しているのかは不明です。

※1セント青銅貨 1979年

※2セント青銅貨 1979年              ※5セント白銅貨 1979年

※2セント青銅貨 1979年              ※20セント白銅貨 1979年

※50セント白銅貨 1979年

※1ドル白銅貨 1979年

東アフリカ、エチオピア、ソマリアの南に位置し、1963年英領植民地より独立の国。

海岸部を主にアラビア人の進出があり、モンバサ等のインド洋交易拠点を中心にアラブとアフリカ文化の融合したスワヒリ文化が繁栄した地です。、19世紀末のアフリカ分割までは、ポルトガル進出を追い出して進出したオマーン(ザンジバル)の勢力が支配しましたが、後イギリス(帝国東アフリカ会社)が進出し植民地化しています。紅茶、花、コーヒーといった園芸作物の生産が多くアフリカでは比較的安定した国のようです。通貨シリングは、独立後英領東アフリカシリングに代わり導入され一度もデノミする事なく流通しています。デザインは全て大統領肖像と国章の組み合わせで変化がありません。(2018最新版は動物柄のようです)

紋章の盾の中央に斧を持った雄鶏(繁栄の象徴らしい)が特徴的です。

なお、モンバサ銘で帝国東アフリカ会社(IBEA)が19世紀末にルピー単位のコインを発行していますが、後日紹介予定です。

※5セントニッケル黄銅貨1967年 初代ケニヤッタ大統領

※10セントニッケル黄銅貨1968年          ※25セント白銅貨1966年

※50セント白銅貨1980年 2代モイ大統領

※1シリング白銅貨1968年 銘文なし       ※1シリング白銅貨1975年銘文あり

※5シリング白銅貨1985年

 

コンゴ民主共和国(キンシャサ)の南部に一時存在した未承認の独立国。1960年ベルギーから独立直後、銅等の資源に恵まれたカタンガ州がベルギーの支援を得て独立宣言した国でしたが、1963年滅亡しています。

植民地の利権維持と独立指導者達の政治的対立から生まれた内乱は、カタンガ共和国の消滅以降も大国の政治的覇権争いとも関係しながら続き、コンゴの政治的混乱は現在も燻っているようです。

国際的には未承認のままで終わりましたが、通貨フランはコンゴフランと等価で導入され流通し、コインも発行されています。

図柄にカタンガクロスというかつて流通した銅貨幣のデザインとバナナ、車輪銭みたいな陰刻が特徴のアフリカらしいコインです。

※1フラン青銅貨 1961年

※5フラン青銅貨 1961年