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コイン好みAtoZ

マイナーコイン好きなコレクターです。
いろんなコインを紹介します。
アルファベット順に目指せZまで。

 存在感のある大きな王冠を持つコインを集めてみました。

皇帝や国王、大公等の君主国家のコインのデザインとして多く使用されますが、紋章モノグラム、額面等との組み合わせとなる事が大半で、単体でメインとなる事が少ないようです。

写真のコインはそれぞれ王冠、クラウンのインパクトが強く好みです。

あと持っていないコインで思いつくのは英国1/3ギニー金貨位でしょうか?

明細を写真の後に記し、所持品を紹介します。

 

左上から順番に

①スウェーデン 50オーレ銀貨 1956

②ユーゴスラビア 1ディナール アルミ青銅貨 1938 

③オーストラリア 1クラウン銀貨 1937

④ギリシャ 20レプタ白銅貨 1894

⑤イギリス 1クラウン銀貨 1927

⑥ルーマニア 50バニ銀貨 1876

⑦デンマーク 2クローナ アルミ青銅貨 1925

⑧スウェーデン 50オーレ銀貨 1944

⑨フランス 50サンチーム銀貨 1865

⑩ノルウェー 1クローナ白銅貨 1984

⑪ハンガリー 20フィレル 銅貨(再鋳)1922

⑫モナコ 1フラン ニッケル貨 1974

⑬スペイン 25ペセタ白銅貨 1978

⑭ベルギー 20フラン銀貨 1935

 

ウラル語族のフィンランド語ではスオミと呼ばれる北ヨーロッパの国。

中世以来スウェーデンの支配を受けてきましたが、ナポレオン戦争の際ロシアと同君連合の従属国家(フィンランド大公国)となり、1917年のロシア革命時独立を果たしています。

2度のソ連との戦争で領土を減らすものの独立を守り、東西冷戦下から絶妙な中立国となっていましたが、2024年にはNATO加盟に舵を切っています。

通貨マルッカは1860年に1ルーブル=4マルッカ=4仏フランで導入され、コインは1864年から製造され1865年にルーブルから分離され流通しました。

1897年のロシアルーブル切り下げ時にも追随することなく1915年まで金本位のラテン通貨同盟にとどまっていました。独立以降は下降が続き1963年に1/100デノミを実施、2002年5.94573MK=1€でユーロを導入しています。(1948〜1967年で320MK=1米$)

国名表示は独立後も無いコインも多く、あるものはSUOMI表示でしたが、近年スウェーデン語(フィンランド)2か国語表記に変わり分かりやすくなりました。

独立前のコインはロシアそっくりですが、双頭の鷲の中央部分には、フィンランド国章にあるライオンが描かれています。

 ※ロシア領時代のコインを中心に追加しました。

☆大公国時代(ロシア領)

※1ぺニア銅貨 1906年 ニコラス2世

※5ぺニア銅貨 1889年 アレクサンドル3世

※10ぺニア銅貨 1916年 ニコラス2世

※50ぺニア銀貨 1916年S Ag..750 2.55g

※1マルッカ銀貨 1915年S Ag..868 5.1828g

☆独立革命期

※5ぺニア青銅貨 1917年 王冠なし

※25ぺニア銀貨 1917年 王冠なし Ag..750 1.2747g

☆共和国

※5ぺニア銅貨 1943年

※50ぺニア白銅貨 1939年

※1マルッカ白銅貨 1922年 ♥コペンハーゲン製

※1マルッカニッケル張スチール貨 1958年

※10マルッカアルミ青銅貨 1930年S

※200マルッカ銀貨 1958年H Ag.500

☆デノミ後

※10ぺニア白銅貨 1992年 2ヵ国語表示の新タイプ

※50ぺニアアルミ青銅貨 1971年

※1マルッカ銀貨 1967年 Ag.350低品位

※5マルッカアルミ青銅貨 1972年 砕氷船

※10マルッカバイメタル貨 1993年 欧州大雷鳥 ※1ユーロバイメタル貨 2001年 白鳥 好デザイン!

 

アラビア半島東南部、インド洋に面したスルタン国。インド洋の交易拠点として栄え、19世紀初頭には東アフリカ海岸部の多くを支配し、ザンジバルに首都を移す程の海洋帝国を築いていた国です。その後内部分裂や、帆船から蒸気船時代の到来で衰退し、1891年イギリス保護国となっています。1971年独立し国号をオマーンとし、原油の輸出を中心に発展しているようです。

通貨は当初、マリアテレジアテーラー(リアル)インドルピーを基準として流通し、銅貨はバイサが使用されました(当初は2・1/8ルピー=1リアル=136バイサのちに230バイサ)。マスカットドファールの各地方用にバイサ通貨(200バイサ=1リアル)が発行され流通し、その後各通貨の詳細レートは不明ですが1970年リアル(マリアテレジアテーラー)をほぼポンドと等価の価値として導入しています。

当時1ルピー(湾岸)=1s6d相当でしたが、リアルの価値が異常に高く評価したのはマリアテレジアテーラーの流通が影響したためでしょうか?

剣の紋章が特徴でシンプルなデザインですが、1940〜50年代のコインはなかなか見つけられないものです。多角形コインの文字だけのデザインの微妙なバランスと使用感が異国情緒をそそり好みです。

使用感があった方がいいかも?と思いますが、プルーフ貨を入手したので再度紹介し直します。

 

※1/4アンナ銅貨 1315年

バリエーションが多く、英保護領になった直後に大量に作られたようです。マリアテーラー銀貨とは別の使われ方をしたのでしょう。

※2バイサ白銅貨 1365年 

※5バイサ白銅貨 1365年

※20バイサ白銅貨 1365年 プルーフ貨

※50ドファールバイサ白銅貨 1359年 プルーフ貨

※1/2ドファールリアル銀貨 1367年プルーフ貨 .500 14.03g プルーフ発行数400枚

※5バイサ白銅貨 1381年

※1/2サイディ リアル銀貨 1380 .500 14.03g

※1サイディ リアル銀貨 1378 28.07g 品位は.833と.500がありますが判別不明です。

※10バイサ青銅貨 1395年FAO

※25バイサ白銅貨 1395年             ※100バイサ白銅貨 1390年

※1/4リアル アルミ青銅貨 1400年

北欧スカンジナビア半島の西岸を占める王国。

14世紀に王家が途絶えて以降デンマークが支配する国となりますが、ナポレオン戦争後にはスウェーデンとの同君連合の下となり、1905年デンマーク王家より国王を迎え独立しています。

通貨は1875年にスカンジナビア通貨同盟に加わりクローネが統一通貨として流通、1914年解消して現在に至ります。共通規格で造られていた通常銀貨も1919年を最後に製造されず、スウェーデンが低品位ながら最後まで銀貨を継続したのとは対照的です。

独立するまで、同君連合が故に隣の国王の肖像を描いたコインを持つ不思議さもあり、国名を間違えて売られているいる場合が見られます。

北欧3ヶ国では銀貨の発行数が少なく、状態の良いものは少ないようです。

 ※クローネ導入前のコイン追加、一部入れ替えました。

※1/2スキリング銅貨 1839年

※12スキリング銀貨 1848年 Ag.875 2.89g 40オーレ相当

※1オーレ青銅貨 1966年 オラフ5世モノグラム リスがかわいいコイン

※2オーレ青銅貨 1876年 オスカル2世モノグラム

※5オーレ鉄貨 1919年 ホーコン7世モノグラム 戦争期卑金属コイン

※10オーレ銀貨 1899年

※25オーレ銀貨 1918年

※50オーレ銀貨 1887年 オスカル2世 ノルウェーとスウェーデンの王 兄弟諸国の幸福

※50オーレ白銅貨 1922年

同年号、同デザインで穴無タイプもあり不思議です。銀貨と見分け易くするため?後で開けた?

※1クローナ銀貨 1915年 ホーコン7世

※2クローナ銀貨 1917年 6都市の紋章入

※2クローナ銀貨 1906年 独立記念 大紋章

※2クローナ銀貨 1907年 独立記念 小紋章 他に木の下に銃があるタイプがあり希少   

 ※2クローナ銀貨 1914年 憲法100年

※5クローナ白銅貨 1986年 造幣局300年記念 巨大ミントマーク

 

中国東北部、清朝滅亡後、各地方で軍閥等が勢力を争い混乱する中、この地域に進出を強めていた日本が1931年満州事変を機に関東軍が占領し、旧清朝の最後の皇帝溥儀を立てて建国した国。

評価は分かれますが軍部の暴走による傀儡政権との見解が妥当で、自国保護と経済拡大優先の為に欧米各国がアジア、アフリカを植民地化したのと同じ手法を取っている事は否めません。

但し枢軸国他多くの国の承認もあり、実質上日本(軍)によりコントロールされてはいましたが、主権を持つ独立国家として機能はしていたようです。

清朝時代は民族発祥の地として、奉天(現瀋陽)を副都とした東三省を一括統治していた地域で、漢民族の進出を制限していまししたが、ロシアの南下政策後に解禁され、開発が活発化され人口も増大しています。

通貨のは、中国銀元と同じ銀本位制でスタート後、1935年に管理通貨制度に変更となり、日本円と等価のレートで流通しました。

日本本国同様に戦争末期の金属不足が深刻で、マグネサイト(菱苦土鉱=炭酸マグネシウム)を使った陶貨が製造され、発行使用されています。(硬化剤や耐火材等に使われる鉱物ですが、産地は中国、北朝鮮が主要産地。鉄分を含むと褐色〉

 最近入手できたので追加掲載する5分硬貨康徳12年で2023年版日本貨幣カタログには価格表示のない特年扱いです。(以降の最新版は持っていないので今はどうか?不明です)

numistaでは康徳11年より安価なので、日本の陶貨のようにおそらく戦後の混乱期に未発行の保管されていた物が大量に出回っているのだと思われます。メルカリ等にも結構出ているので贋作ならお笑いですが、催事で小銭で入手できました。

※5厘青銅貨 康徳3年(1936)

※1分青銅貨 大同3年(1934)

※5分白銅貨 康徳元年(1934)

※1角白銅貨 康徳5年(1938)

※1角白銅貨 康徳7年(1940)

※1分アルミニウム貨 康徳7年(1940)

※5分アルミニウム貨 康徳7年(1940)

※1角アルミニウム貨 康徳8年(1941)

※1分アルミニウム貨 康徳11年(1944) 満洲帝国銘

※1分マグネサイト貨 康徳12年(1945)

※ 5分マグネサイト貨 康徳12年(1945)