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コイン好みAtoZ

マイナーコイン好きなコレクターです。
いろんなコインを紹介します。
アルファベット順に目指せZまで。

南大西洋上の広い地域に散らばる主に3つの島からなる英国領地。北からアセンション島、セントヘレナ島、トリスタンダクーニャ島と孤立した島々で、無人の島々も含まれた地域です。それぞれが1000㎞以上離れており、2009年に対等な形での名前に変更しています。(それまで正式にははセントヘレナ及び属領)

1821年に東インド会社によりコイン(トークン)が発行された以外はイギリスや南アフリカ£が使用されましたが、1984年にセントヘレナ・アセンション銘で専用コインが発行されるようになりました。

尚3つの島とゴフ島は、それぞれ収集家向けコインも製作しています。

☆セントヘレナ

※25新ペンス白銅貨 1973年 セントヘレナ300周年

1673年はオランダ東インド会社に一時占領され、その後回復し入植を開始した年。

このコインが発行された頃以降、たくさんの植民地の島々等が白銅クラウンを乱発したため、人気も興味も薄れてしまいました。

☆セントヘレナ・アセンション

※1ペニー青銅貨 1984年

※50ペンス白銅貨 1984年

フランス国境沿いの現ドイツザール州にあたる地で、2回の世界大戦後の処置でドイツ本国から隔離されフランスの保護領とされた地域(1920~1935年は名目上国連管理地)。石炭の生産地で製鉄業で栄え、フランスの権利確保の思惑で分離独立させようと画策したものの、住民投票の結果を経て1957年に西ドイツへ復帰しています。通貨はフランス通貨が流通し、1954年には独自通貨の発行を開始しています。

フランスのコインと同規格のパリミントの4種類のみで併用されましたが、1959年にはドイツマルクに交換され廃止されました。単位はフランですがドイツ語表記です。

※10フランアルミ青銅貨 1954年

※20フランアルミ青銅貨 1954年

※100フラン白銅貨 1955年

1962年ベルギーから王制を廃止し共和国として独立した東アフリカ大地溝帯に面する内陸国。

ドイツ領東アフリカ→ベルギー委任統治領ルアンダ・ウルンジの一部として統治された国で、植民地時代は旧来からあった2つのツチ系王国を間接統治で治めたようです。

元々同じ言語と文化を持つ農耕民フツ遊牧民で支配階級ツチの民族的対立は、植民地政府が支配するために人為的に作られた差別から生まれたもので、独立後の内戦や大虐殺の起因を作ってしまいました。ルワンダは現在は政治的にも安定し情報通信産業に力を入れた先進的な国作りが行われており、世界的にも注目されている国です。

通貨フランは、ベルギー領コンゴフランから分かれた1960~1964年のルワンダ・ブルンジフランを挟み、1964年から独自通貨を発行しています。

ルワンダ・ブルンジフランのコインはコンゴの独立分離のため発行された1種類のみで、両国共通の通貨として流通しました。なお1952年~1960年の白領コンゴはベルギー領コンゴ・ルアンダ・ウルンジの名前でコインが作られており、何故かクラウスカタログでは番号が別国扱いとなっています。

白領コンゴで紹介していないのでここに載せます。

☆016ベルギー領コンゴ(ベルギー領コンゴ・ルアンダ・ウルンジ銘)

※50サンチーム アルミニウム貨 1954年

  

※1フランアルミニウム貨 1960年

☆176ルワンダ・ブルンジ

※1フラン黄銅貨 1961年

☆175ルワンダ共和国

※1フラン白銅貨 1965年

※2フランアルミニウム貨 1970年 FAO

シベリアは、ロシアのウラル山脈以東の地で、毛皮交易で東進したロシア人が1598年シビル・ハン国(テュルク系民族)を滅ぼし植民地化したのを手始めに太平洋岸まで進出した地域です。先住人口は希薄で抵抗勢力も少なく、次第にロシアと同化されて行きます。

シベリア用貨幣は、交通が不便な遠方の通貨不足を補う目的で当地域のスズン造幣局で作られ流通しました。重い銅貨6種類のみで、銀貨は作られませんでした。

スズンはシベリア鉄道開通後に作られたシベリア最大都市ノボシビルスクの南約150㎞にある町で、アルタイ地方で採掘された銅を精錬し、貨幣にするためにキャサリン2世の命で作られた造幣局で、1766年~1847年まで銅貨の製造をしていました。最初はシベリア用に製造されていましたが、1781年以降にロシア全土向け用の銅貨の製造を開始し、シベリアのコインは製造されなくなったようです。

以前の記事にも載せていますが撮り直して再掲します。

※1ポルシュカ銅貨 1777年KM

※1コペイカ銅貨 1776年KM

※2コペイカ銅貨 1778年KM

※5コペイカ銅貨 1775年KM

※10コペイカ銅貨 1775年KM 45mm 65.5g   

最後に比較の為に英車輪銭2ペンスと並べてみました。でかいです!

ヨーロッパからアジアに広がる大国ロシアです。銅貨、銀貨、金貨はもとより唯一の通常プラチナ貨まで種類も豊富で、集めきれない国です。所持品も限られますが集めたものを載せたいと思います。以前の記事もあるので貼り付けます。

 

☆ロシア帝国

※ポルシュカ(1/4コペイカ)銅貨 1853年EM

※1/2コペイカ銅貨 1912年

※1コペイカ青銅貨 1903年

※2コペイカ銅貨 1800年EM

※5コペイカ銅貨 1832年EM

※10コペイカ銀貨 1916年BC

※15コペイカ銀貨 1916年 マーク無(大阪ミント)

※1ルーブル銀貨 1898年★★ブリュッセルミント

※3ルーブルプラチナ貨 1834年

巡りあわせで、このコインの持ち主になっています。少しエッジの当りが気になります。

※5ルーブル金貨 1898年

☆ソビエト連邦

※20コペイカ銀貨 1923年

※50コペイカ銀貨 1924年

※1ルーブル銀貨 1921年

☆ソ連政府(中央)銀行

※5ルーブル白銅貨 1991年          ※10ルーブルバイメタル(白銅/アルミ青銅)貨 1991年

☆ロシア連邦共和国

※1コペイカ 白銅張スチール貨 1997年M セントジョージが復活

※100ルーブルバイメタル(白銅/アルミ青銅)貨 1992年レニングラードミント 王冠無しの双頭の鷲