南米アルゼンチンとブラジルに挟まれ、国名は独立前ラプラタ川の支流ウルグアイ川の東岸地域で東方州と呼ばれていた事に因みます。
スペイン→アルゼンチン、ポルトガル→ブラジルの係争地で独立の動きの中、緩衝国として1828年の独立後もしばらく不安定な政情が続きましたが、欧州移民による農業の発展で豊かで民主化の進んだ国となりました。
僅かに住んでいた原住民は独立時に殲滅させられ、移民だけによる国が形作られています。
通貨ペソは8レアル銀貨をもとに導入され、1896年に外国金貨に基づく金本位制を導入しますが
本位金貨の自国製造はなく、独立直後を除き銀貨他の硬貨製造も外国に委託しています。
1930年代以降の金本位離脱以降は次第に価値は下落し、1975年、1993年の2回1/1000のデノミを実施しています。
肖像に使われるアルティガスは独立当時の混乱期における国民的英雄。
インカ帝国由来の太陽神インティは独立革命に因み”五月の太陽”と呼ばれるウルグアイ、アルゼンチン共通の国章です。
※1センティモ青銅貨1869年A(パリ)
※2センティモ白銅貨1936年A
※5センティモ白銅貨1936年A
※10センティモアルミ青銅貨1930年 憲法100周年 puma
※20センティモ銀貨1942年So
※25センティモ白銅貨1960年
※50センティモ銀貨1943年So
※1ぺソ アルミ青銅貨1965年So
※5ぺソ アルミ青銅貨1969So
※10ペソ ニッケル黄銅貨1968年So
※20ペソ白銅貨1970年So
※5ㇴエボペソ白銅貨1980年So