アフリカ大陸の東、マダガスカル島沖インド洋に浮かぶフランス海外県。
王国時代にはブルボン島と呼ばれ、数種類のコインも造られました。その後のフランス革命時、『会議』を意味するレユニオン島に改名しています。
大航海時代以降、無人島であったこの島をフランスが領有しサトウキビ等の生産地として開発、インドやアフリカ人を中心にした就労者が流入して発展してきました。
通貨は第二次大戦後、フランスフラン下落の影響を回避して作られたCFAフラン(レユニオンフラン)が流通し、1948年から独自のコインが発行。1975年仏フラン=2CFAフランで本国通貨に変更され、現在はユーロが流通する地域となっています。
CFAフランシリーズは、額面別には完集しています。
※1フランアルミニウム貨1948年 裏面のデザインはサトウキビ
※2フランアルミニウム貨1948年 ※5フランアルミニウム貨1970年
※20フランアルミ青銅貨1962年 章
紋章は、首都サンドニのもので、レユニオン島の紋章にあるブルボン朝のユリがありません。
※10フランアルミニッケル青銅貨1970年 ※50フランニッケル1964年
※100フランニッケル1969年