インドシナ半島の内陸国。1949年に仏印より王国として独立しましたが、内部対立とベトナム戦争へ巻き込まれで内戦となり、1975年王制廃止し人民民主共和国となっています。タイ系民族のラーオ族が主な住民ですが、タイ北部に多くのラーオ族が住む他、中国南部からの一帯は様々な少数民族が暮らす地域で、様々な国家が興亡した地域です。
。通貨キップ(キープ)は1952年仏印ピアストル等価(10仏フラン相当)で導入され、最初のコインを発行しています。その後2回のデノミ実施後1980年にもコインを発行しましたが、インフレ加速の為現在はタイバーツや米ドルも多く使われるとの事です。
タイ文字と似たラーオ文字とフランス語の2ヵ国語表示されています。
全部穴あきなのは、同価値(サイズ)のベトナム、カンボジアコインとの差別化の為でしょう。
※10セント アルミニウム貨 1952年 伝統的髪型の女性像
※20セント アルミニウム貨 1952年 白象の紋章
※50セント アルミニウム貨 1952年