15世紀以降ポルトガルの支配を受けてきましたが、植民地政策を変えない本国との独立戦争に勝利し、1973年独立した国です。
沖合のカーボベルデとは1879年まで同一植民地で、独立戦争も共同で戦い統一国家を目指しましたが、ムラート多数のカーボベルデに対し、アフリカ系住民が多数を占めるギニアビサウ側の反発で実現しませんでした。
通貨は植民地時代本国通貨に沿いエスクードが使われ、独立時ペソに変更されコインを発行していましたが、1997年CFAフランが導入されて独自硬貨はなくなってしまいました。
ポルトガル領のコインはどこもほぼ同じデザインで、表面小紋章の右側が各植民地で異なります。
ポルトガル領ギニアのデザインは、人の頭の付いた杭のような図柄ですが意味は分かりません。
☆ポルトガル領ギニア
※50センタボ青銅貨 1946年 発見500年記念
※2・1/2エスクード白銅貨 1952年
※20エスクード銀貨 1952年
独立後 ☆ギニアビサウ共和国
※5ペソ白銅貨 1977年 植物は落花生