Chie-riちゃんは、先日、ソロライブを行った。
たくさんの人に囲まれて、優しくて温かい良いステージだったと他の生徒さん達から聞いた。
おめでとう!Chie-riちゃん。
ようやく、ここまでこれたね。
きっとChie-riちゃんの人生には、いつも歌が側にあったに違いない。
大変なことも苦しいこともたくさんあったけど、いつもかたわらに歌があったんだ。
そうだ。
歌だけでなく、絵を描くことも側にあったよね。
絵と歌と小脇に抱えて、これからも楽しく、悠々と歩いて行って良いのだと思う。
ずっと、ずっとね。
神さまは、どんな小さな声で歌っていても、きっとChie-riちゃんの歌を、愛しそうに聴いているのだと思う。
そんな気がする。
それが出来る人なのだし、たぶん、そうすることが、一番Chie-riちゃんらしいのだろうし。
来年は、どんどん世界が拡がって行くだろう。
歌いながら。
絵を描きながら。
そして、たくさんの人を、楽しませてあげて。
もう、生徒さんとしての発表会出演は卒業かもしれないね。
プロの歌い手として、光を浴びながら、周囲を照らしながら歩いて行ってね。
~~~~☆
もとしたいづみさんは、格好良い。
たくさんの絵本を出版している売れっ子の作家さんなのに、カブリモノをして自分の作品を朗読したり、演じたりする。
観る人は、あまりの楽しさに爆笑する。
引き込まれる。
魅了される。
そんないづみさんは、今回、震災後に書かれたある人のブログの記事を朗読した。
そして、作家さんなのに、歌った。
上手い。
とても味がある、いづみさんならではの歌が会場を包んだ。
私もコーラスのお手伝いをした。
一緒に歌えたのが、とても嬉しかった。
客席からは、すすり泣きの声があちこちで上がった。
爆笑もさせて、泣かせることも出来るなんて。
本当は私、ちょっと悔しがるところなのだろうけれど、いづみさんのザラっとした肌触りの言葉と、想定外の方向から見ている視線と感覚が、癖になるくらいに大好きなので、お客様の反応がものずごく嬉しかった。
でしょ!良いでしょ!
と共感を分かち合うみたいな気持ちになれた。
いづみさんは、本物の表現者なのだと思う。
文章はもちろんプロだけど、朗読も歌も、表現に本物の力がある。
アーティストは、こうでなくちゃと思う。
以前いづみさんから、「真実さんも、なかなかワルよのお」と言われ、ゾクゾクするほど嬉しかった。
私たちは、変態か。
でもきっと、表現者同志のかなりねじれた感受性が共感し合えるのだとしたら、こんなに幸せなことはない。
発表会の最後に、新刊のご紹介のために水を向けてあげたのに、「え~っとなんだっけ、あれ違う、あれ?え~と、あと、なんたらかんたら」と物凄い紹介をした。
だから、思いきり紹介する。
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