毎日書くと決めてから、気が付いたら4か月くらい経っていたようです。
先ほど、ある患者さんが教えてくれました。

調べてみたらブログ書き始めて11年くらい経っているみたいです。
2007年第一回目の記事⇒https://ameblo.jp/hamachouritz/entry-11772783121.html
毎日書くようになってみて、よかったことは…

ある患者さんにお話ししたテーマ、大事なことなので、ほかの患者さんにも共有したい場合でも限られた時間の中でお話しできずに終わることがよくあります。

それをテーマに書き起こすことがほとんどなのですが、そのブログを読んでくださった患者さんが、そのテーマのお話を質問してくれることが増えました。
毎日、書いていてよかったと思える瞬間です。

「ヘルスリテラシー」という言葉があります。

簡単に言うと「健康になるための情報を正しく取捨選択して理解すること」としておきましょうか。

この健康に対する理解力を高めるために、皆さんは様々な情報を取り入れますね。

TV、ネット、雑誌…情報社会ですので、能動的に情報を欲すれば大概のことは、わかった気になります。

この「わかった気」が怖いと私は思います。

情報の出どころは?
その情報発信者の目的は?
その情報が本当に自分に適しているのか?

TV、雑誌などは目新しいことを、手を変え品を変えて面白く紹介することで『視聴率』を目的にしています。はやりすたりも早く、移ろいやすいですね。

ネットなどの情報も無責任で根拠のない匿名の情報や『販売促進』の宣伝が落ちとなるような情報(しかも相当誇張されている)が多いように感じます。

では、この玉石混交の『情報』を正しく捉えることがことが出来ていると自信持って言える方がどれだけいらっしゃるでしょうか。

日々、臨床の現場で患者さんから質問される内容から、そのように感じることが非常に多いのです。

私が発する情報も、誤解がある受け止め方がないように細心の注意を払わなければならないと責任を感じます。

世にあふれる情報に正解はありません。
適していれば正解も、適していなければ不正解が当たり前の世界です。
医学的に科学的根拠があると言われていた常識も、新事実が発見されることで非常識となることも事実としてたくさんあります。
研究対象となっていないだけ、また科学が到達されていない未科学だけど、実際によく効くものもたくさんあります。

どの情報にも正解は隠れているけど、決定的な正解はありません。

これだけは断言できるのですが、食事、運動、睡眠の質を高め、保つことの努力は間違いありません!
この当たり前をTVや雑誌で毎日言っても面白くないですもんね。耳も痛いですしね…

情報に左右される方の特徴は、偏食、過食、栄養不足、運動不足、夜更かし…どれかしら当てはまることから、手っ取り早く何か結果が欲しいと思う人だと思います。

健康に近道や必殺技はありません。

健康における正解とは、自らの人生観に委ねられた判断で責任を取らなければならないという厳しい現実です。

健康の王道、食事・運動・睡眠をただすためには、今からでも遅くはありませんよ!
行動変容を起こし、すぐの結果を求めずに頑張ってくださいね。

毎日書いてみて、様々な気づきをアウトプットすることで自分のためにも良いことだと思っています。
たまにはサボるし、健康と関係ないことも書きますけど、これからもなるべく毎日書いていきます。

何でも継続は力となるようですね!