「先生、膝を曲げると痛いんです…」

唐突ですが、患者さんの訴えは痛み、不調ですね。
来院される患者さんに応えることが我々のおしごと。
僕が患者さんを診るときに大切だと考えていることは…

①痛みの原因を診たてる。

これが当たり前のようで平然と当り前ではなくなっている気がします。
痛みが出ている箇所をもみほぐしたりビリビリと電気治療をしたり…
確かにその場では症状を緩和することがあったとしても、患者さんが望んでいることは
症状緩和だけでしょうか?
蚊に刺された時に爪でバッテンにギュ~ッとすると痒みは緩和されますね。
痒み以上に強い刺激を脳に送ることで症状を置き換えているだけで解決していません。
またすぐに痒くなりますよね?
一時的なマッサージは同じです。

患者さんは痛みの原因と改善策を知ることで安心すると思うのです。
施術する者は患者さんの訴えから何が不安か、何を欲しているのか…
と、潜在的な目的を提案して解決してあげる。
それが結果として痛み不調がなくなることで安心につながると思うのです。

僕は痛い場所をもみほぐしたりしません。
その時々に痛みが出ているところを追いかけたりもしません。
電気治療を種類多く使用したりもしません。
痛みの原因を整え治療した結果に変化が出てきているかのみ診ます。

膝関節の曲げると痛い…たいがい骨盤、股関節の問題がなので
当院では関連部位から整えて、膝関節の生理的な運動を取り戻すことを治療と心掛けています。

これはたとえにある膝だけにかかわらず全てに言えることです。
検査→処置→再検査→経過観察…繰り返し。これが基本ですね。

…ということで当院ではシップはったりマッサージしたりビリビリしたりしないので
悪しからずご了承くださいね


②足し算だけではない。

患者さんは治すために頑張って通院します。
これも当然ですね。
多くの方は通院するごとにみるみる良くなると思われています。
もちろん、結果としてそのような方もいらっしゃいます。
しかし、傷めた原因もないのに痛くなった場合は日常生活の中で自覚しない
傷める原因、習慣が潜んでいることがほとんどです。
その癖(マイナス素因)を改善せずに治療(プラス要素)だけをしていても
良い結果につながらない方がほとんどです。
たとえばバケツに水を溜めたいと目的をもって水を注いでもバケツに穴があいていたら
いつまで経ってもバケツに水は溜まりませんよね。

治療を継続する目的は治すためでもありますが傷めないための目的でもあるのです。
バケツの穴をふさぎながら水を注ぎいれていく…
3歩進んで2歩下がっても1歩前に進めるくらいが身体にも無理なく
良い状態がなじんでくるのだと思います。

足し算、引き算のお話ですが、患者さんの症状によっては複雑な計算式が必要な方も
いらっしゃると思います。
患者さんが良くなるために僕はしつこいくらいにその原因を説明します。
ホントしつこいです…

急いでも焦らず、急がば回れ…と頑張って治していきましょう♪
暑い中、ご来院される皆さんには暑苦しいかもしれませんがご勘弁くださいね(^_^;)