寒天ゼリーは何味が好き？
パイナップル
好きなんだわぁ
色々書いてると
思い出すなぁ、以前の事
或る日、９０歳のお爺さんがやってきて
いう事にゃ
あのな、
中嶌が昨日、学校に来てたンや
中嶌というのは
C10棟の管理者で
猫が嫌いで
というか、
猫嫌いの女子社員の気を引く為に
猫を虐め倒した、アホである
当然
、猫嫌いの女子社員は
中嶌を使えるだけ使って
中嶌が転勤させられた後は
中嶌に知らん顔していた
転勤させられたので
それでも毎朝大学にやってきて
猫の飲み水入れをひっくり返し
潰していたり、
たまたま猫が通りがかると
やっぱり虐めていたが
最近は来てなかったような
あのな、
中嶌が昨日、学校に来てたンや
あぁそうですかぁ
と、あっしは軽く流しかけたのだが
お爺さんの言葉は続く
そしたらな
中嶌、女子社員らしい女性と
二人肩を並べて
学校から出て行ったンや
（へぇ、物好きもおるモンやな）
（ていうか、）
（仕事の話かも知れませんゼ）
そしたらな、
その女子社員、
次の日又、学校に来たンや
（それが何か）
その女子社員、
昨日と同じ服着てたンや
（誰が見てたンやろ）
（よう見てるンやね）
中嶌の家に泊まったンやろな
（ふうーん、そうくるのか）
しかし
信じられないのは次の言葉である
な、○○さん（あっしの事）
残念やったな
残念、残念て
なんで中嶌の家に女が泊まったら
あっしが残念なの
あっしにしてみれば
どうも中嶌は独りもんで
ヒマを持て余して
休みの日すら学校に来ては
猫を虐めまくる
そんな中嶌に女が出来たら
女に夢中になって
猫への関心が薄れるだろうから
猫、虐められなくて済むやン
中嶌に女が出来るとは
非常に喜ばしい
で、なんで、あっしが残念なン
そこで気づいた
まぁたサポーターの婆どもか
サポーターのお婆さん達は
もう８０歳が近いのに
いまだに
どこどこのお爺さんから声がかかった
とか
一緒にカラオケに行く約束をした
とか、
他のサポーターに出し抜かれた
だの、
ひどいのは
学生さんさえよければ
わたし結婚してあげても…
本気なんだろか
屋台のおっさんの事も
楽しい人やンなぁ
…楽しいなら自分で相手をすればいいのに
話がこじれたりして面倒くさくなると
〇〇さん（あっし）、相手して
ヤだね
てな具合で、
男の話が非常に好きである
中嶌と大喧嘩していた時期があったあっしを
中嶌に気がある、と、とっていたのか
あぁもうヤだヤだ
こんな婆さんたち
離れて良かったなぁ
最近では何にも言ってこないケド
間違いなく
何か頼みごとをしたいと思ってる様子
ヤだね
自分の時間は自分で使う
にゃんこの事だけ考える
あぁ中嶌の女は
その後一切みる事もなく
中嶌は退職になったのに
いまだに大学に来ては
猫を虐めてるけど
女が出来てもいちいち
連絡してこなくていいからね
このサポーターのお婆さんたち
なんの役にも立たない情報を
すわ一大事、
と大騒ぎするのが好きである
ついていけないわ、ホント
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