腐った純情 | Still Love You Guys

Still Love You Guys

Bless BTS and Jimin

 
 
サムネ用です。過去にシュガひょんはピアニストの役を演じてほしいという記事を書きましたが、現実になりました!
 
完全に出遅れてしまっていますが、いろいろ思うことがあったので取り上げたい話題があります。
HYBEの事業説明会にて、BTSのWeb小説を公開する企画が発表されたものの、そのイメージとして使用された小説の文章のBL色があまりにも濃過ぎてArmyが抗議し、不買運動まで起きてしまった件。
どこからツッコめばいいのやら状態ですが、まずはArmyが抗議するに至った理由を考えてみます。
まあ何といっても、
BTSメンバーの気持ちを考えろ!
この一言に尽きますよね。
今回一部公開された文章にはナムさんとグクが恋に落ちるような表現があったようです。
実際のナムグクは、グクがナムさんに絶対的な尊敬と信頼を寄せているところが尊いわけです。
小説よりも実際の関係性の方がよっぽど素晴らしいのに、明らかに腐女子に媚びた安いBLに利用されてしまうのは残念としか言いようがありません。
BL好きのファンが独自にBTSメンバーをカップリングした小説を創作するのは自由だし、それを第三者や当事者に対して無闇に押し付けたりしない限り、残念だとは思いません。
ところが、公式がそれをすると話は違ってきます。会社が先導する二次創作は自由なファンメイド作品と違って公になりますし、責任が生まれます。
メンバーの人格や関係性を無視するという点で賛否あるかもしれませんが、二次創作が公式に制作されること自体は別にいいとしましょう。個人的にはそんなことに力入れてなくていいと思いますが、作りたければ勝手にしてくれって感じです。
同じ二次創作でも花様年華は基本的に受け入れられてましたよね。私はちゃんと読んでませんけども笑
しかし今回に関しては、おそらく本人たちが望んでもいないメンバー同士のBL要素含む二次創作に会社都合で協力しなければならない(もうさせられている?)というところにArmyが不満を感じていると思います。
協力するといってもおそらくは小説用の写真撮影をするくらいだと思いますが、たとえBL臭のすごい画を強要されるわけでなくても、BTS自身が小説の監修をするわけでなくても、望んでもいない仕事に時間と体力を割かれるくらいなら家でゆっくり休んでほしいと思います。
花様年華ストーリーは当時まだ駆け出し中だったBTSが他のグループとの差別化を図るために必要だったと納得できますし、アルバムのコンセプトにも沿っていたので世界観に入り込むことができました。もちろん無駄にBL要素を押し出してもいませんでしたので、全然違うものですよね。
 
BTSがどう思うかは置いといて、ファンが喜ぶことなら仕事としてこなさなければならないのはある程度仕方ない気はします。
しかし、公式BLなんてものに関してはファンですら求めているか疑問です。
だって、普通にBLが苦手なArmyだっているわけですよね。
ただでさえ腐女子Armyとの間ではわかり合えない価値観があり、ヲタ活の上でちょっとしたトラブルになり得るというのに、公式が元凶を買って出るとは驚きです。
BL妄想したい勢はその層だけの界隈で楽しめば良くて、BLを求めていない層を巻き込まないように配慮してあげるのが良しという認識だと私は思っていました。
そしてBL苦手な層だけではなく、ディープな腐女子にとっても公式BLなんて別にありがたくないんじゃないかと思います。
私はBL二次創作に詳しいわけではありませんが、自分の好きなように妄想したり、数ある二次創作の中から自分好みの作品を探すのが腐女子活動の醍醐味なのでは?
公式が腐女子全員の要望に応えるのはどうせ不可能ですし、Armyが喜ぶと思って企画しているなら正気を疑います。
HYBE側はいちおう今回公開したもの(恋するナムグク)はただの例に過ぎないみたいなことを釈明しているようですが、例に使うには際どすぎてますます正気を疑うレベルです。
誰も求めてないことに尽力するのではなく、音楽活動と物販でもっとArmyの満足度を高められるよう力を入れてほしいものです。
 
腐女子は目立たないように息を潜めてろと言いたいわけではなく、苦手な人にも配慮してあげてほしいということなんですが、実はBL人気というのはかなり強く、BLを好む女子の数は半端ないです。
もはや腐女子は立派に経済に貢献していると言えます。だからこそ、公式が促進しようなんて考えてしまうのだと思います。
そもそも、なぜ多くの女子がBLに魅せられてしまうのでしょうか?
男性の方が性に対して貪欲なイメージがあり、ア◯ルト◯デオや風◯など、性欲を満たすためのビジネスが成り立っているくらいです。
しかし、女子だってえちえちなものにドキドキして満たされたい願望が多かれ少なかれあります。
だからといってなぜBLに堕ちるのかという話なんですけども、個人的にこちらの記事がけっこう腑に落ちたのでリンクを貼らせていただきます。
 
 
簡単に言えば、男同士の絡みであれば自分とは切り離して考えられるので、手放しで性的なコンテンツを楽しめるということですね。
この記事は二次元のBLを中心としたお話ですが、三次元を対象にBL妄想する腐女子の心理とはいかがなものなのか、ここからは私が考察してみたいと思います。
 
推しに対して可愛いとか育てたいみたいな感情を抱くことも多いですが、結局のところヲタクは推しに性的な魅力を感じるのが一般的です。
セクシーなコンセプトや推しの露出に興奮する人が多いのはその証拠。
推しの溢れ出る性的魅力を、脳内で第三者と絡ませることによって堪能したいという気持ちになる人はけっこういると思います。
しかし推しはアイドルですから、自分以外の女子との絡みなんて妄想して楽しいはずがありません。また、推しは自分と妄想するのには遠すぎます。
そこで一番近い存在であるメンバーとのカップリングをお好みで作り上げれば、えちえちな推しを思う存分楽しめるというわけです。
メンバーは文字通り常に一緒にいますし、仲が良いことがほとんどなので燃料が尽きません。
さらに韓国のアイドルはメンバー同士のスキンシップにあまり恥じらいがないので、妄想の余地がないほどのイチャつきぶりを見せつけてきたりします。
仲が良いのに嘘はないんだろうけど、アイドル自身も多少はカップリング人気を意識して積極的にメンバーたちとスキンシップ取ったり、メンバーへの愛情を口に出すところはあるかもしれませんね。
 
好きなカップルがいるからといって、必ずしも肉体関係を思い描いてhshsするのが好きとは限りません。
そう、まさに私のことです。
私はグクミンとクオズが好きですが、基本的に目に見える仲睦まじさに限りなく萌えるだけです。ありもしない絡みに想いを馳せるのはむしろ苦手です。
私の場合、「好きなカップル=えちえち気分に浸るのに最適な2人」ではなく、「好きなカップル=仲良しで居てほしい2人」なのです。
綺麗事を抜かして腐女子にマウントを取りたい気持ちは毛頭ありませんよ笑
真面目に語りますと、推しが愛されていると嬉しいし、身近な人たちに気に掛けられていてほしいと思うのは当然のことですよね。
アイドルの場合、その気持ちを一番満たしてくれるのがメンバーなのです。
日頃から仲睦まじい姿を見せつけれくれるのはもちろん、推しが沈んでいる時には側で支えてくれる存在です。
そして同じグループに推しが複数居る場合、「大好きなこの2人が仲良しだったらどんなに素敵だろう」と思いますよね。
 
何を隠そう、私がグクミンを推し始めたきっかけはそれでした。当時はグクとジミンちゃんが2人とも甲乙つけがたいくらい好きだったので、自然とグクミンモーメントに注目し萌えるようになりました。
最初はグクへの溺愛具合がえげつないジミンちゃんを見るのが楽しかったのですが、今はなんだかんだジミンちゃんに構ってほしいグクの方にむしろ萌えるかもしれません。
お互いが基本的に遠慮のかけらもなく絡むので、可愛くて面白い最強カップルです。

 

 

ジミンちゃんは女子力が高すぎるし、グクは佇まいが男らしすぎるw

 
グクミンと同じくらい好きなクオズはなんといっても同い年の2人なので、グループの中で唯一チングと呼べる存在です。心の距離が近いからか、物理的な距離感もバグってますよね。
最初はひたすらわちゃわちゃしているニコイチな2人という感じでしたが、今はお互いに慈しむような感情を向けている感じがします。
韓国の文化で同い年というのはかけがえのない存在なので、その2人がお互いを大事に思っている姿は尊すぎて涙ちょちょぎれます。
 

 

ここ大好きです!当たり前のようにハイタッチする2人…これは振付に組み込まれてるのか、クオズが独自にやってるのかどっちなんでしょう?

 
思えばBTSを好きになる前から同じ思考で、BTSの前に推していたのは東方神起とEXOだったのですが、その時に好きだったカップルは今思えば「仲良しであってほしい2人」だったんだろうなと思えます。
まあ、東方神起に関しては2人しかいないんですけども笑
まずは辛すぎる分裂騒動の後に2人で再び立ち上がり、重圧の中で東方神起の名を背負う2人に心を打たれました。
ユノさんはリーダー気質で頼もしい、でもちょっとガサツで抜けている。対してチャンミンは基本的に控えめだけど細やかでしっかりしている。まさに夫婦のようなキャラと関係性で、そこが魅力的でしたね。
何より、2人しかいないので仲良く支え合ってほしいという願いが強かったかもしれません。
 
EXOにハマっていた時期はシウミンとルハンのカップル、シウルーが好きでした。
ルハンは中国出身で、EXOからはとっくに脱退しちゃっております笑
EXOはSMさんの奇妙な戦略(通常運転)により韓国活動組と中国活動組に分けられていて、シウミンは韓国人でありながら中国活動組に入っていました。最初はそれぞれの国で分かれて活動していたこの2組ですが、完全体でカムバックしたことでEXOは大ブレイクを果たしました。それにより韓国での活動が増え、中華メンバーが負担を感じたことが脱退した理由の一つしれません。
異国の地に仕事の拠点を置くことが辛くて去ってしまうんじゃないかという不安は、私も他のファンも常にあったんじゃないかと思います。外国人メンバーが実際に脱退してしまう前例もあったので余計にです。
しかしシウルーはシウミンが中国にいるときも、ルハンが韓国にいるときも安定のラブラブさを見せつけてくれるので、そんな心配を和らげてくれました。
特にルハンの甘え上手っぷりが恐ろしく、ちょっとジミンちゃんと同じ匂いを感じます。
このままずっと2人一緒に仲良く活動してくれたらいいな…と思っていた幻想は見事に打ち砕かれたわけなんですけども笑
それでも、国境を越えた友情を見せてくれた2人には良い夢を見させていただきました。
 
ヨジャアイドルも同じく「この2人仲良くて可愛いなぁ😍」と思うことはあります。
しかしナムジャグループほど熱心にヨジャグループを推したことがないというのもありますが、やはり本能的に?男の子同士のイチャイチャの方が萌えてしまうのかなぁという気はします。
仲良くしてほしいという純粋な気持ちをアピールしておきながら、結局は腐ってるのかもしれません。R18レベルのBLが苦手なことは事実なんですけどね…
 
腐女子は世間一般的に純粋さとは程遠いイメージがありますが、BLを好む理由はえちえちなシチュエーションを思い描くにあたり、自分と重ねて嫌な思いをしたくないといういじらしさがありますよね。
それに、必ずしも濃ゆい絡みを求めている腐女子だけではありません。
もちろん皆が皆同じ理由でBLを好きになるわけではないと思いますし、やたら自己主張が強くて周りを困らせるような腐女子がいるのも事実ですけど、BLと腐女子に偏見を持ってる方にはこのことを広く知ってほしいと思いました。終わり。
 
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