アマチュア無線 ハムフェア | はじめてのアマチュア無線

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アマチュア無線を始めたばかりの方、あるいはン十年ぶりに再開局された方、アマチュア無線のイロハを解説するブログです。

以前にアマチュア無線の免許を持っていたけど、今はやっていない。
今からでもまたできるの?という方向けの読み物です。

 

ハムフェア2025

ハムフェアは1975年の第一回から数えて今回が47回目となります。

当時は「アマチュア無線フェスティバル」と呼んでいて、ハムフェアという愛称は後からできました。

 

過去には、晴海の国際展示場でやっていた時期もあり、晴海の展示場が閉鎖された後は東京ビッグサイトで行われています。そして、昨年からはビッグサイトの系列である「有明GYM-EX」という場所で行われています。

 

かつて、クラブブースが300近くあった時期もありますが、ここ数年は200前後で落ち着いています。

ハムフェアといえば、クラブブースのジャンク市、いやいや、メーカーの最新機種の展示や発表、と楽しみ方は色々ですが、やはり会場の大きな面積を占めるクラブブースは見ごたえがあります。

 

以前は、真空管やCQ誌のバックナンバーを売っているブース、中古機を大量に並べているブースが大半を占め、ゴミを売っていると揶揄されたブースもありましたが、近年はだいぶ姿を変えてきています。

自作のキットやアンテナを頒布するクラブ、相変わらず人気のある電鍵を頒布するブース、コンピュータプログラムを駆使した制作品を並べているブースなど、色とりどりのブースがあります。

 

ステージでは、長らく続いている自作品コンテストの表彰や、各種の講演なども行われており、「この人の話が聞きたかった」といって来られる方も多くいらっしゃいます。

 

そのほか、JARLの入会、継続会費の支払い、アワードやDXの相談、技術相談などもあります。

 

と書くと、「あまり変わっていないじゃん」という声も聞かれますが、いろいろと変化があります。

今年から、ブースの配置がカテゴリごとになりました。コンテストとか、移動運用とかアンテナといったように同一のテーマを掲げた出展者が近くに集められています。今年から採用された方式ですので、ふたを開けないとわかりませんが、あちこち探し回らなければならない来場者にとっては、ある程度カテゴライズされたブース配置は良いのではないでしょうか。

といっても、私の出すHAM-NETはオリジナル雑貨や個人製作品の販売が中心なのですが、「モールス・電鍵」にカテゴライズされています。確かにオリジナル電鍵は売っていますが、それ以外にもオリジナル商品があるので、果たしてこれでよかったのかなとは思います。

さて、ハムフェアの入場ですが、今年は一般2,000円、JARL会員1,000円、22歳未満は無料となっています。何年か続けてありました「女性割引」はなくなっていますので、ご注意ください。
また、入場券の購入は、事前購入をお勧めします。
詳細は下記を見ていただきたいのですが、今年からQRコードによる入場ができるようになりました。
昨年まで、暑い中を1時間も1時間半も並んでチケットを購入しなければならなかったのですが、これで入場がずいぶん楽になります。なるべく、事前にチケットを購入されてくることをお勧めします。

 



カムバックハムの方向けですので、ご案内しておきますと、「昔免許を持っていたんだけど」というご相談は、ハムフェアではJARLのブースで行っています。どこでもいいので、声をかければ、適切に案内してくれると思います。
免許証がどこにあるかわからないという相談から始まり、(おそらく)親切に案内してくれることと思います。